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――それはUnicodeでファイルヘッダが終わり、本文が送出されようとする時だ。

ということでここからが本文なわけだが、ここから少々日常が続く。

嫌な人は(きちんと前を見て)、全速力で飛ばしてほしい。

ちょっと切ない、でもちょっと楽しい。

そんな感じに仕上げたつもりだ。

それでは、以下から読み進めてもらう。




date:2015/8/12 9:20頃

title:とある地区のとある場所にて


私は家を飛び出して、少し遠い家へと向かった。

扉を開け、純を呼ぶ。

(※こんな田舎では扉や窓に鍵をかけないのが常識。)


ぼく 「じゅん、今いる?(...ハァハァ...)」

じゅん「いるよ。そこ座りな。」

ぼく 「うん。」


靴を脱ぎ、入ってそばのテーブルの前に座る。


ぼく 「今日はお母さんとかはいないよね。」

じゅん「まぁね。今日なんかもう仕事行ってるさ。」

ぼく 「じゃぁ今日も何かして遊べる?」

じゅん「ま、こんな変な人とでもいいならいいよ。そんな息切らしてさぁ、なんか襲われたの?」

ぼく 「いや、久しぶりに家の外に出るからなんかうれしくって...つい走ってきちゃった。」

じゅん「結構距離あるのに、自転車とか使わないで来たの?水を用意するから飲んで。」


水を受け取り、飲んだ後。


ぼく 「じゃ、そこの公園に行くとするか。」


窓から見える公園を指さして言った。


じゅん「ちょっと待って。こんな格好で外出てバレたらいけないからちょっと着替えてくる。」

ぼく 「うん。ここで待ってるから。」

じゅん「それじゃぁ。」


(※純君の家は近所の人にも見られるようなところでは必ず女の服を着るというルールがあるからここで着替えが挟まる。自分にとってはいつものこと。)

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