0x04
――それはUnicodeでファイルヘッダが終わり、本文が送出されようとする時だ。
ということでここからが本文なわけだが、ここから少々日常が続く。
嫌な人は(きちんと前を見て)、全速力で飛ばしてほしい。
ちょっと切ない、でもちょっと楽しい。
そんな感じに仕上げたつもりだ。
それでは、以下から読み進めてもらう。
date:2015/8/12 9:20頃
title:とある地区のとある場所にて
私は家を飛び出して、少し遠い家へと向かった。
扉を開け、純を呼ぶ。
(※こんな田舎では扉や窓に鍵をかけないのが常識。)
ぼく 「じゅん、今いる?(...ハァハァ...)」
じゅん「いるよ。そこ座りな。」
ぼく 「うん。」
靴を脱ぎ、入ってそばのテーブルの前に座る。
ぼく 「今日はお母さんとかはいないよね。」
じゅん「まぁね。今日なんかもう仕事行ってるさ。」
ぼく 「じゃぁ今日も何かして遊べる?」
じゅん「ま、こんな変な人とでもいいならいいよ。そんな息切らしてさぁ、なんか襲われたの?」
ぼく 「いや、久しぶりに家の外に出るからなんかうれしくって...つい走ってきちゃった。」
じゅん「結構距離あるのに、自転車とか使わないで来たの?水を用意するから飲んで。」
水を受け取り、飲んだ後。
ぼく 「じゃ、そこの公園に行くとするか。」
窓から見える公園を指さして言った。
じゅん「ちょっと待って。こんな格好で外出てバレたらいけないからちょっと着替えてくる。」
ぼく 「うん。ここで待ってるから。」
じゅん「それじゃぁ。」
(※純君の家は近所の人にも見られるようなところでは必ず女の服を着るというルールがあるからここで着替えが挟まる。自分にとってはいつものこと。)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます