第2話 生まれた後
「オギャーオギャーオギャーーー」
「生まれたぞーーーーー」
「ええそうねえー」
「わーこの子が私の弟なのー?」
「そうだよ」
「僕達にも見せて」
「私にもー」
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「可愛いねー」
「そうだねー」
「私にも見せてー」
「僕にも僕にもー」
「一緒に見よー」
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「大丈夫か?アリア」
「ええ大丈夫よアーサー」
「たくー 5人目を産んだばかりなのに元気すぎるだろー」
「「「「「「「「「「旦那様、おめでとうございます」」」」」」」」」」
「ああ ありがとうみんな」
「いえ 旦那様の幸せが 私たちの幸せですから」
「ありがとうね」
「いえいえ」
「セバスチャン 何か飲み物を」
「はっ 了解いたしました」
5秒後
「お持ちしました旦那様」
「相変わらず仕事が早いな」
「いえいえそれほどでもございません」
「セバスチャン以外はこの部屋から出てくれ」
「セバスチャン 今日生まれた子は、5歳になってからステータスを測る」
「了解いたしました」
「アーサーなぜそうしたの?」
「生まれてすぐに測るのは可哀想だからな」
「そうね ごめんなさい」
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「オギャーーーオギャーーーー」
「ワッ泣いちゃったよー」
「私、お母さんを呼んでくるっ」
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「よしよし」
「すーーすーー」
「寝たわね」
「疲れていたのかな?」
「そんなことより 次からこの子と私がいないところで遊ぶの禁止」
「「「「「そんなーーー」」」」」
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「アーサー 名前はどうする?」
「決められないんだ」
「今日はもう遅い時間だから、明日決めましょう」
「そうだな、そうしよう」
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