螺旋階段の日記もどき

螺旋階段X-4号

人間の偉大さは恐怖に耐える誇り高き姿にあるそうなので小説の恐怖に耐えます

第1話 投稿直後にミスに気付く恐怖

 静まり返った教室で、僕の脳内に怒号が響く。

「あああああッ! あああああああああッ!! テメェーーーッ!! 『何』してんだァーーーーッ!!」

 CVはホモビに出ていないAV男優。

 いやまあ、何をしたかっていうと何もしなかったのがミスな訳だけれども。

 今の僕の心境を表すなら「虚無」だろうか。

 今日(書き終わっている頃にはこの日は昨日になってるかもしれないけど)は「羊頭狗肉の志」第1話を投稿したのだけれど、最後の描写を変更し忘れたまま投稿してしまった。

 具体的には「龍がこちらを見据えている」描写だったのを「村が燃えている」描写に変更し忘れていたのだ。

 だいぶ大雑把にしかプロットを練っていないのが駄目だった。

 いや、そもそも投稿する前に推敲していればこんな悲劇は起こらなかった。

 何なら「シロツメクサ」の時点でちゃんと作り込んでおけばリメイクする羽目にもならなかった。

 というか例え駄作でもあのまま突っ切ればよかったのでは?

 畜生、やっちまったものは仕方がない。

 僕は10分も時間を戻すような特殊能力を持ち合わせていない。6秒でも十分に強力だし。

 ……リアルのヒューマンがスーパーパワーで悩んでも仕方がない。大人しく修正して書き進めなければ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る