第4話
君と歩いた夜の街
うるさくて、でも静かで
景色なんてどうでもよくて
ただ君が好きで
ただ君の隣で肩を並べて
ただ君の熱を感じながら歩きたかった
でもそんなのは所詮妄想
ぜんぶぜんぶわたしの妄想だった
だってそうでしょう?
わたしの知らない人のとなり
歩いて肩抱き合って
唇寄せているんだもの
わたしの好きだった君は
わたしを愛してくれた君は
もうただの肉塊にしてしまったけど
ただ信じたかった
あなたを
そう
まだ君といたかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます