第11話目を覚ましたら!!

姫川は目を覚ましたら横で白神が眠っていた。

姫川は赤くなていて体を起こした。

白神は目を覚まして「おはよう」と言った。

姫川は動揺しながら「おはよう御座います!!・・あのうここはどこなんでしょうか?」と聞いた。

白神は「ああ!ここは私の部屋だよ」と笑顔で言った。

姫川は白神の白い髪を見て光に当たってキラキラ光って「綺麗」と呟いた。

白神は笑いながら「姫川さんの部屋より僕の部屋の方が近かったからこっちに運んで寝かせて部屋を出ようとしたけど君が服を離してくれなくって・・・」

姫川は「すみません!」と焦った。

白神は「良いよ!良いよ!」と言っていつも通り出て行った。

姫川は式神に服を着替えてさせてもらい髪を整えてもらった。


姫川は食堂に向かい白神と向かい合って席に座った。

姫川は食事を食べていると白神は「今日は力のコントロールの練習をしてみないかい?」と言った。

姫川は「良いですよ」と言った。

白神は「まずは力の気配を知ることから始めようか!」

姫川は「分かりました。」

白神は「次は歌に乗せて力を使ってみようか」

姫川は「何故歌にですか?」と聞いた。

白神は「君の歌には力を感じるんだ!上手くいけばコントロールが上手くいくかも知れない」

姫川は「分かりました。お願いします。」

白神は「後・・お願いがあるんだだけどいいかい?

姫川は「何ですか?」と聞いた。

白神は「鈴と呼んでいいかい?後それと一緒に眠って欲しい!鈴と寝るとよく寝れるんだ!お願いできないかい?」と言った。

姫川は「名前と一緒に寝るの良いですよ」と赤くなりながら違う方向を見た。

白神は「ありがとう僕の名前も皐月と呼んでくれて構わないから」と抱き抱えながら言った。

姫川はクスクスと笑う

そして夏が来てからあれ以来姫川は白神と一緒に寝ることが当たり前になった。


そして季節はずれの留学生が転校してきた。

その留学生は夢に出てくる少年と似ていた。

髪は銀髪で瞳は赤く(同じだ)と姫川は思った

ふと姫川は「違和感」と叫んだらみんな姫川に振り向いてみんなしてクスクスと笑われて先生に怒られた。

先生は「姫川さん!!この時期に転校生が来るのは違和感があるかも知れませんが素直に言うのはどうかと思いいますがそれよりも黒崎くん自己紹介をどうぞ」

「黒崎 龍一と言います。よろしくお願いします。」

姫川はバツが悪そうにしながら黒崎を目で追った。


姫川は食堂に向かう途中で鈴川が話しをかけて来た。

鈴川は「黒崎君を見つめちゃてどうしたの?」

姫川は「いつも見る夢の中の少年に黒崎君にすごく似ていて!でも何か違うような気がして・・」

鈴川は「分かった!私が調べるよ」

姫川は笑いながら「悪いから良いよ」と断った。


放課後

珍しく何も用事がない姫川は鈴川に「一緒に帰ろう」と鈴川に声をかけた。

鈴川は「ごめん用事が出来たから一緒に帰れない」と言いて黒崎を追いかけた。

そして姫川は1人で家に帰る事にした。

姫川は駅について白神が来て「今からある場所に付き合ってくれないかい?」と手を握って話しかけてきた。

姫川は「どちらにですか?」と聞いた。

白神は「今から家に来て力の訓練を僕としないかなぁと思っているけど良いかい?」

姫川は「はい構いませんよ」と浮かない顔で言った。

白神は「浮かない顔でどうした?」

姫川は「私は皐月さんの役に立てることができるのか悩んでます」

白神は「鈴心配ないよ」

姫川は「はい」と言いて微笑んだ。


公園について黒いモヤが紫に変わり公園を包んだ。

公園にいた子ども達がみんな倒れていくと姫川は動揺していた。

白神は「今の鈴なら大丈夫だよ」と勇気づけた。


姫川は歌った。


明日えと行く 僕らの道は 果てし無いけど 道なりに 今 小さな 花が 咲いた       

険し過ぎて どこえ でも 行けなくって いまだ 僕は ここから 立ち上がれない   

ままでいた 今こそ 立ち上がる時 今から 行くよ 空えと 伸びて 行く 苗のように いつしか 飛べるよ あの空の向こうがわえと 行ける あの場所に 手を伸ばせ 愛はとどくから


紫の霧が晴れて周りに金色の蝶々が飛んでいた。

黒いモヤを蝶々が消していくと消えた。

姫川の腕輪の石が壊れた。

そして姫川は眠気がきて倒れた。

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