利き腕を骨折して、オ○ニーがしづらかった頃の話

@akirasan17

ロクでもねぇタイトルだな

 みなさん、初めましてこんにちは…。ってこの挨拶、絶対やらなきゃいけないの?面倒くせぇ。


 長谷川理玖13歳、中学一年生。今は3月の冬休みなので、もうすぐ二年生になります。高崎生まれの高崎育ち、生粋の群馬県民です。幼少から体格と野球の才能に恵まれ、中学入学後も野球部として将来を有望視されていました。

 そしてつい先日、その期待が見事に打ち砕かれました。先輩の投げた硬球が直撃し、腕の骨ごと粉砕されたからですね。ぜってぇ、アレはわざとだったろ…。まぁ、この話はおいおいとしましょう。

 タイトルにもある通り、利き腕を骨折してしまった訳ですね。野球選手としては、致命的。おかげで、オ○ニーがやりにくくて仕方ない…。ってか今更だけど、ロクでもねぇタイトルだな。

 過激表現ありになっている事からも気づかれたと思いますが、全編下ネタですよ。そう言うのが嫌いな人は(そもそもこの作品を閲覧してないと思うけど)、すぐさま回れ右する事をおすすめします。その前に、スターだけは残しといてくれると嬉しいな。

 さて、オレは今どこで話をしているか?正解は、地元・高崎市にある岡坂接骨院からでした。院長はそろそろ90歳と言う棺桶に片足突っ込んでるジジイだが、その腕前は折り紙付きだ。おかげで、何かと怪我が多いオレも子供の頃から何度お世話になった事か。

 その爺さんの腕を持ってしても、骨折がある程度固まるのは4〜6週間。完全に癒合するのは早くて2、3ヶ月以降だとよ。何かもう、どうでも良くなってきた。上手く行けば、勉強無しで適当な高校にスポーツ推薦で入学してもらえそうだったのになぁ。この腕では、完治後もしばらく活躍は出来そうもない。大嫌いな勉強も、せざるを得ないか。

 「ほいさっと。安静に、しておくんじゃよ…。ってか髪の毛、思い切ったのぅ。昔のツッパリに、そう言うのがおったわい」

 どうでも良くなったついでに、髪の毛を真っ金色に染めてやったんだよな。表紙の絵は詐欺とかじゃなくて、地毛だよ。オレ、地毛で茶髪なんだ。だから、いけ好かない監督から何度となく(黒髪に)「染めろ」って言われて…。ヤケクソで、金髪にしてやった。ざまぁ見ろ。命令には、従ってやったぞ。

 表紙絵は金髪にする前のオレか、もしくはイメージ画像って事でヨロシク。話の展開で、地毛の茶髪に戻すかも知れないしね。

 さて、いつまでここにいても仕方ない。特にヤる事もないけど、家に帰るかぁ…。と思っていると、接骨院の奥の自宅部分?から声がした。男の声だけど、声変わりして間もないって感じだ。オレと、そう年は変わらない奴なのかな。


 「それじゃぁ、ソウスケさん…。母さんの作った煮付け、ここに置いておきますから。入れ物は、またいつでも返して下さいね」

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