おもい

書きかけたメッセージ

もう一度だけ読み返す


自分の心綴れずに

吐息で文字をかき消した


少し はにかむ口元に

心と時を奪われた


最後に飲んだコーヒーが

苦く感じた昼下がり


愛の喜び知りたくて

乙女のベール 脱ぎ捨てる


私の中の花びらが

静かに開くその時に

優しく触れてくれますか?


つぼみのままで枯れるなら

もう会わない方がいい

思い出 抱いて生きていく


いかないで

花びら全て落ちるまで



鏡を見ては問いかける

瞳の奥の占い師


手を伸ばしてもつかめない

真実さえも霧のよう


恋には甘さ多すぎて

愛には苦さ足りなくて


絡めた指が離せない

鳥のさえずり時告げる


体の中を駆け抜けた

肌に余韻が残る朝


言葉に出せぬもどかしさ

届く気がして目をそらす

夜風が髪をかきあげる


これが最後と言わないで

夢の続きを求めてる

想いで霞む花吹雪


そばにいて

月が戻るの怖いから



私の中の花びらが

静かに開くその時に

優しく触れてくれますか?


つぼみのままで枯れるなら

もう会わない方がいい

思い出 抱いて生きていく


いかないで

花びら全て落ちるまで

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