私の彼氏が、部屋に取り憑く幽霊と仲が良すぎて困っている件
国語力 レー点
第1話 浮気?
私の名前は、【
私は、この春から晴れて大学生となる。
そして
今から向かうのは、私の彼氏の【
彼は、大学生になり。1人暮らしを始めた!
彼との出会いは、小学校に入る前の幼い頃……
彼の家とは、近所で幼馴染だった。
私は、幼い頃に彼にプロポーズをされた。
そして、返事は「はい! お願いします」と
答えた。
私は、とても嬉しかった。
それは、彼が……
幼い頃から、めちゃくちゃイケメンだったからだ!!!
賢て、運動神経も良く!
しかも、イケメン!
私は、幼ながらにも……
私は、彼と絶対! 結婚すると決めた!
しかし、神様とは何と残酷なのでしょう……
私は、父親の仕事の都合で引っ越す事となっり……
小学校が始まる前に、引っ越すとは
親も中々、考えたものだ!
私は、彼と離れたくないと親に伝えたが……
その思いは、届かなかった。
友達なら引越し先でも見つかるわ。
などと言われ!
両親は、私の気持ちなど少しも分かってくれない…………
そして、私と彼は離れ離れになってしまった。
月日が流れて……
私は、高校生になり。
誰もが認める美少女となった!
そして……
彼も、きっとカッコよく! もっと、もっとイケメンになって女の子にモテモテになっているに違いないと思っていた矢先……
偶然! 高校で彼との再会!!!
私は、めちゃくちゃ喜んだ!!!
しかし、彼は少し
よそよそしく……暗い感じを漂わせていた。
メガネをかけて、髪も伸びて。
久しぶりに会った彼の印象は……
陰キャラそのもの。
何でも……
目が良すぎる為に、視力を普通に戻す為のメガネをかけさせられた事により。
運動が、出来ないと思われたらしい。
そして、捻挫で体育を数回休むと何故か彼は体が弱く
運動を控えている。 と言う噂がたち……
それからは、体育は全て見学する事になり
陰キャラ街道まっしぐらとなった。
しかし、本質は何も変わっていない!!!
顔立ち! 伸びた髪の先に見える瞳は、とても綺麗で……
超絶美形!!!
私は、そんな彼を見て……
正直、安心した。
誰も彼のカッコ良さに気づいてすら居ない!
そして、私は高校3年間! 彼に
もうアプローチをかけ続けた……
結果!!!
卒業式に、告白をして来てくれた!
よしッ!!!
私は、心の中でガッツポーズ!!!
私が……「はい。」 と返事をして
祝して、私達は付き合う事となった!
そして……
大学近くの大きくて綺麗なアパートに着いた!
大学生の1人暮らしには大き過ぎる!
しかも、家賃は激安!!!
彼は、何も言ってこないが
完全に、事故物件だと思った……
私はオバケとか幽霊が大の苦手だ!!!
この世にお化けが好きな人など、居ないと思うが…………
しかし、大好きな彼に会う為。
それすら! 我慢する……
我慢できる!!!
彼に会えなかった9年間を思えば、屁でもない!!!
そして、私はインターホンを押し!
ピンポーン!!!
「はーい! あっ……小春……鍵あるてるから入って来て良いよ…………」
蒼の声…………
私は、高鳴る気持ちを抑えながら平常心で
初めて、彼の家へと入って行く……
ああ、彼の匂い……クンクンッ!!!
彼の姿を確認!!!
「早かったね! 迎えに行こうと思っていたんだよ」
「いいよ、別に……」
「疲れてない? 何か飲む?」
「本当に、気にしないで!
それより! 少し家を見ていい……?」
「別に、良いけど……少し休んだら?」
「うん、確認したい事があるから……その後で…………」
「分かった」
そう言うと……
私は、部屋の隅々まで調べた!!!
お風呂場! トイレ! クローゼット!
しかし、
しかし、なら何故!?
こんなに大きくて綺麗な家が、激安なのか……?
理由が、分からない…………
まぁ、無いものは無い!
なら、一様! 彼の浮気チェクもしておこう!
付き合って、まだ1ヶ月もたってない! 私とも何も無いのだ。
彼に限って他の女に、行く事など
あるはずが無い!!!
しかし、彼の本当の顔を知れば話は違う!
女性の方から言いよるに、違いない!!!
まあ、今の彼ならバレないはず!
そう思いながら、彼の待つリビングに戻ると……
あれッ!?
私は、一本の長い女性の髪を拾う……
アパートって、住む前にハウスクリーニングするよね。
きっと、母親の髪の毛……
いやッ! 蒼のお母さんは、ショートカット……
なら、お姉さん……居ない…………1人っ子だったはず……
じゃー! この髪は、誰の髪の毛……?
私は、妄想する……
彼の素顔を見た女性が、我慢出来ず!
彼の家に、押し掛ける。
そして、彼を押し倒して…………
私は、我慢が出来ず!!!
「蒼!!! この髪の毛は、誰の!!!」
すると! 彼は、普通に答える。
「あっ! それ!? それは、多分……
ユウさんのだと思うよ」
YOU……youじゃなくて…………ユウさん?
「誰それ? お姉さん居たっけ?」
「居ないよ」
「なら、親戚のお姉さんとか?」
「違うよ……」
「じゃー! ユウさんとは、だれじゃい!!!」
速攻で、女である事を認めやがって!
何を考えてやがる!!!
絶対! 突き止めてやるからな!!!
私は、凄んで彼をつめる!!!
「……えぇ…………と、家政婦さんみたいな人……」
「なんじゃい! その曖昧な答えは!!!
正直に言わんかい!!!」
「大丈夫?」
「???」
「本当に、全部話しても……大丈夫?」
「・・・」
私は、彼のその一言に……
黙ってしまった。
だって、本当の事を知ってしまったら……
私は、どうすれば! いいのか…………!?
彼の事は、ずっと好きだった!
今も大好き!!!
しかし、浮気をされた事を聞いて!!!
私は、彼を許せるのだろうか……
聞かなきゃ納得できない!!!
しかし、聞きたくない!!!
まだ! 彼と一緒に居たい!!!
出来れば! 結婚したい!!!
しかし、そんな私の気持ちを彼は裏切った!
これを許したら……
今後……彼は、私と言う彼女が居ながら!
女を取っ替え引っ替えする様なクズ男になってしまう。
しかし、別れたくは無い。
私が、悩んでいると……
彼が……
「でも、いずれは話さなきゃいけない事だし……」
やめてー!!! 私は、あなたを許してしまうかも知れない!!!
それでは、あなたをクズ男にしてしまう……
「ユウさん! 出て来て!!!」
「・・・」
「本当に、いいの……?」
女性の綺麗な声が聞こえて来て!
「お"ぃ! コラ! 何女連れ込んでんじゃい!!!」
かなり太い声を出してしまった。
「・・・」
そして、現れた女性を見て言葉を失った。
私より! 綺麗……
私もモテるし! 自分で、自分が可愛いと自負しているけど……
彼女は、別格!!!
綺麗で、スタイルも抜群!!!
何より色気が凄い!!! しかも……
全然! イヤらしく無く……
守ってあげたくなる様な可憐で儚い。
何とも言えぬ、魅力。
私が、男なら必ず惚れる!
そう思った瞬間……私の負けが確定した。
「クソーーーー!!!」
私は、地面に突っ伏した……
「・・・どうしたの? 小春……」
止めろ! 蒼! こんな惨めな私を追い詰めるな!!!
泣いてしまう! 泣いてしまうぞ!!!
「ごめんなさい……大丈夫ですか……?」
私は、泣きながら答える。
「大丈夫じゃねーよ!!! 私の心は、ボロボロだよ!!!」
「嫌いとは、お聞きしてましたので……
出来るだけ……見つからない様にとは、思っていたのですが……
申し訳ございません……」
何言ってんだ! この女は、白々しい!!!
人の男、取りやがったクセに……
すると、蒼が……
「そうなんだよね。小春が、嫌いなの知っているから隠そうとは、思ったんだけど……」
イヤ……! 浮気相手を好きな人は、この世に居ないから……
「でも、なんか大丈夫そうだね!」
浮かれて話す、蒼……
何が!? 大丈夫なんですか?
全然! 大丈夫では、ありませんから〜……
残念!!!
「えっ! そうなんですか? なら、良かったです〜」
何? この女!!!
なんか……この2人! 変…………。
この日本で、一夫多妻制を目指しているの?
……頭おかしくなりそう!!!
私は、この2人のノリには
ついて行けないので、とりあえず……落ち着く事にした。
「・・・でッ!? 蒼! この人は、何?
ちゃんと、説明して!!!」
「あ、うん。この人はね……
人と言うか! 幽霊! 幽霊の幽さん」
「へぇ〜……【幽霊 幽さん】変わった名字ね……」
「名字じゃないよ……」
「・・・もう、訳のわからない事をいわないで! それで、なくても困惑しているのに……
ふざけているなら帰るわよ!」
「……別に、ふざけている訳では……
無いんだけど…………」
「なら、私から説明しますね」
「分かったわ。あなたの話を聞きましょう!」
私は、大人になり!
この! クソッビッチ女から話を聞く事にした。
そして、クソビッチ女は……
「私は、幽霊です!」
「はい。さっき、聞きました!
【幽霊 幽】さんですよね……」
「では、無くて……
とりあえず! これを見てください!!!」
そして、クソビッチ女はドアに近づくと
通り抜けていった……
「・・・なんですか? それ!?
手品ですか? つまらないです……」
「小春! 違うよ!」
「何が?」
「小春さん……私、幽霊! お化けなんです!!!」
「・・・はぁ? ・・・何言ってんの?
なら、証拠見せてよ!!!」
・・・いやッ! まて! 証拠……? 今、
見た気がする…………
「…………ちょっと! ……ちょっと! 待って………………!!!」
私は、考える…………
少しの間、沈黙は続く……と思いきゃ!
何故だか? 蒼とユウさんは楽しそうにヒソヒソ話をしている……
「……ちょっと! 気が散るから静かにして!!!」
「はい!」
「ごめんなさい……」
私は、考える……
なんか、この2人仲良すぎない……!?
……そんな事は、今は考えるな!!!
今の状況を整理しろ!!!
蒼は、ユウさんの事がバレても焦っていない……
ユウさんは、謝ってはいるが……
何か別の事を謝っている様に見える……
そして、ユウさんは手品を見せてくれた?
手品? マジック……? 手品じゃない?
なら……何故? ドアをする抜けられる……
ユウさん……!!! 幽霊 幽さん……
幽霊の幽さん……お化けの……幽さん?
「幽霊……?」
「あっ! そう、そう!!!」
「そうです!!!」
「・・・」
やっぱり! 私は、ユウさんをもう一度見て確認すると……
気を失った。
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