それは異説なんですよ

(2023年6月11日 第22回「設楽原の戦い」視聴後)


 えー、岡田信長が

「武田の背後に回って奇襲を掛けるなんて危ない仕事、部下にはさせられない」

 とか言っていますけど、史実ではちゃんと、金森長近(信長の側近)&二千の兵&鉄砲五百丁を、酒井忠次に任せています。

 ご安心を。


 あと、信長が武田を退けた後の「次の敵」を徳川に定めていますが、これは後世に作られた説です。

 家康が正妻と長男を死に追いやった責任を、神格化された家康ではなく、信長に転嫁して作られた説です。

 大河ドラマでは、しつこく「信長の差し金説」を映像化し続けていますが、いい加減にしろ。

 当時の信長は、家康を嫡男・信忠の後見人に指名しています。

 自分が引退した後の、ネクスト織田政権のナンバー2に指名した訳です。

 徳川を潰す気だったら、瀬名と信康だけで済まさないですよ。

 真っ先に、家康を葬っていますよ。

 いつまで異説を、映像化し続けるのか?

 飽きたよ、いい加減に。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード





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