第Ⅰ章A raging storm, an unstoppable heavenly wind
1870年(明治3年)7月7日
伊勢国・宇治山田
エンペラーが伊勢に向かい、宇治山田駅に降りると応神がスロープで待っていた。
宇治山田駅は西口と東口しかない。スロープは西口ロータリーだ。
応神が頭を下げた。
「エンペラーさん、電話すいません!!!」
「そりゃぁ、えぇんやで、えぇんやけど、うん・・・応神?葉加瀬ハヤトがいる?間違いはないのか?ここは天照大神が鎮座して、っつーか、あの神様神宮で何してんだ?俺たちが出会ったのは友禅が神宮に連れて行ったガキの頃だろ」
「そうだったんですね。覚えてるよ、天照大神に会ったのは俺が12歳でエンペラーさんが6歳ぐらいでしたっけ」
「あぁ、そうだなぁ、あってるわ」
伊勢の地に吹き荒れる嵐に止まぬ天の雨。天照大神と葉加瀬ハヤトが神宮の最奥の天照大神が鎮座してる場で会談だ。
エンペラーは応神に案内されて伊勢神宮に向かう。
変わらぬ神宮の境内に桟橋・・・宇治橋だ。
「天照大神の警護に
「そうか、けど気は油断できない。ハヤトは俺と同じそれ言うてる意味わかるか?応神」
「はっ、はぁ・・はい・・・
「エンペラーさんと同じって世界に居たんですか」
「天照に何かあってみろ、責任は重大だぞ」
伊勢神宮前まで辿り着いた。吹き荒れる嵐で視界が視えない。宇治橋には横たわる神主が葉加瀬ハヤトが通った跡だ。血跡がぽたポタポタと滴り落ちる。
「最悪な事態に備えておけ、応神!!!!!」
「そのつもりさ、相手は3人だ。」
「糸を引いてるのが明らかに
「おうやい、見えた!鳥居だ!鳥居潜って、中は鏡面世界だ。応神は外で待機。俺が行く。俺が戻らないと判断して切り捨てろ、代わりに友禅に連絡頼む。」
「御意」
エンペラーと応神は鳥居を潜り、そこは高天原だ。高天原の花が咲き乱れる。河岸の向こう側には応神の母であり、応神天皇の子孫でもある雪花家の
「あら?ご客人かしら?ここは高天原の中央区。生者と死者の境界線。川の向こう側はあの世に至る道、天照大神に御用?」
「御母上、天照殿が危ないでござる!!!!!葉加瀬ハヤトとその家衆が天照殿の首を討ち願候!!!!」
「チッ、余計なことを廻して食えるじゃねぇかよ!?ウ”メ”ハ”ラ”ガ”ァ”ッ”!?画面外で空中コンボからの蹴り!壁ジャンからの波動拳!!!!あっ、クソ野郎か。応神?エンペラーさん?通ってくれ。ハヤトしか見えてねぇけど、アンずりゅな」
「御母上、通らせていただきます」
伊勢神宮の境界の鏡面は高天原が拡がっている。天照大神にとっての世界だ。
奥で音が聞こえた!
「
「
天照の戦いの舞踊5つの型を講じる二天一流の剣術舞踊。地の型だ。
葉加瀬ハヤトの焔を纏う連続拳闘RASHUに守りを固める天照は舌打ちして、大太刀と小太刀の鞘を抜き葉加瀬ハヤトを態勢を崩して階段に待機していた
「
鋭い一閃が焔を斬り、星川サラの長女にして荀彧の姉である
「国に仇為す害か?天照さまはお下がりを。不敬罪だぞ、名を名乗れ!」
「葉加瀬ハヤト、この地上に君臨する救世主だ。人類はこの日で罰を受ける」
「おい、おい、おい、
「条件?俺は生憎影でね。思念体ってやつさ。本人はシルクロードを渡っている。忠告だ受け取れ『神の意志に従い大いなる聖戦が極東にて始まる。我は神の復讐汝は神の仔となり我が世界は地上は神の国とする』だそうだ。今の人類が終了の知らせだ」
「抜かせ、抜かせ、笑止だぞ!」
階段を駆け上がるエンペラーに、この国最高位の支配者にして国神、太陽の神天照大神が葉加瀬ハヤトは思念体で消えた。
「おい、葉加瀬ハヤトを意地で止める。アイツはマジでこの国最高難易度に警戒と守備をかためよ。エンペラー?」
それは天照の大号令だ。天照が一人の維新志士を呼んだ。戊辰の役終結後に、明治政府の陸軍警備隊を務めていたがこの高天原で修行をしていた。KGU本編後では土方綾将の曽祖父である。
「御用でしょうか?天照殿」
「うん、お前を伊勢国菰野市の市長に任ずる。もう人を斬る時代は終わった。だが、
「はっ、エンペラー殿、御戻りになられるのでしたらこちらへ」
明治3年7月この時点では異変はなかった。異変があるのはこの3か月後。天照大神に書状が届いた。
≪Dear Amaterasu Shrine.I am Hayato Hakase.I'm going to get Japan.The release of supernatural beings, the exorcism of all sins on earth, and the existence of supernatural beings in this human world until today.I will open up a new world to you.Seven great people with extraordinary abilities will appear in the world.destroy Japan.Amaterasu-den, this was decided by our Heavenly Father.God's answer.I am a god, and Hayato Hakase is a god.era of supernatural beings≫
明治3年10月天照にこの書状が届き、天照は激怒した。
「葉加瀬ハヤト!?本気でこの日本を責めるなら容赦しねぞ!」
「向こうから宣誓です、か」
紅茶を飲む清掃院ラミィは雪花家の家紋は応神天皇が戦場で旗を掲げた鴉印に椿の花模様の家紋が雪花家の家紋。ラミィ自身動き出す機を逃さなかった。
「ラミィ?これは宣戦布告だ。葉加瀬ハヤトをこの手で討つのはエンペラーだが?私も戦場に出る。お前もそろそろだろ」
「ハハッ、仰る通りですな。私は1日3度ですか!?まぁ冗談はほどほどに。1日に3度、ドデスカ!?天照さま、応神の血たる、私はこの日をお待ちしておりました」
「この国を血で染めるなら染めてみろ、私が来た!エンペラーに会いに行くぞ」
天照の血の灯火が震えあがる。ラミィは帯刀を実に260年振りとなる帯刀許可だ。
「私がこの地に来て260年余り。今こそ、日本のため。我が応神の為に命を賭けましょう。参りましょう、天照さま」
「おう、葉加瀬ハヤトがこの私の首を討ち取れるとでも思うなよ。私の首は高いぞ。ラミィ?北阪家にも伝令だ。」
「御意、北阪殿も実に500年振りでしょう。天照さま、此度の戦はこの伊勢が舞台。神宮を守護するのも必要かと」
「それは二の次だ。今はKGU創設が先だ。北阪家・姫咲家にも此度の戦はこの日本を護る戦いじゃ。」
ラミィが薄子力也の名刀を帯刀したのと伊勢国改め三重県松阪市後にKGU本編後松ヶ崎の北阪家現当主北阪莉亜の娘の母親がこの血の時代に参戦していた。その娘がカオル≠カヲルである。
北阪家当主北阪莉亜・姫咲家筆頭姫咲はな・土方家土方将州斎・菊澤家菊澤英安の4人が明治間もない頃の三重県の守護を治めていた。
「しかし、神との戦争か。まぁ、この日本の為に命を賭けるいつぞやか?」
「幕末で終わり、そうですか、とそうじゃなかった。これははじまり。スタートラインに立った。エンペラー殿も高野山に一時戻られたんだっけや」
「我ら4人一同も顔を合わすのは実に久しいのう。大坂夏の陣以来か」
「あった、あった、あったぞぉ、豊臣方ではな、徳川殿について最後の血の戦じゃ。あの大砲でのシャバイ動き、シャバかった」
明治3年宇治山田市・まんぷく食堂
4人が食事の暖を囲んでからあげ丼を食べてる最中だ。
右に土方将州斎その隣に菊澤英安左に姫咲はな中央が北阪莉亜殿だ。
「ここのからあげ丼はいつ食べても旨いな。人生最期にこのからあげ丼喰ってあの世で死んで逝きたいなとつくづく思うぜよ」
「我らは死ぬわけにはいかない。エンペラー殿がKGUを創る。葉加瀬ハヤトを斃せるのは
「そうだよなぁ、まんぷくの主人?この旨い飯をKGUにも提供してくれ。明治15年4月29日に竣工式だ。倉田山に現在建築中だ」
腰を据えるのは姫咲はな殿だ。1185年に壇ノ浦の合戦にて平家は滅亡といっても生き残った平家もいる。菊澤家は代々平家の血を継いでいる。北阪家・土方家は清和源氏を祖としている為に源氏の血を継いでる。4人が食堂で食事をしながら、その同刻倉田山にてエンペラーと伴冷泉がKGU設立予定地の倉田山を見聞していた。1278000000坪の広大なこの敷地に建設の立て札とエンペラーはこの山を視て、伴冷泉も故郷の伊勢宇治山田の初代伴五十嗣朗は戦国の世から続いている。
「KGUがこの山を囲んで城郭の要を持つ。エンペラー?葉加瀬ハヤトは待ってくれないぞ。やりたいことやったもん勝ちだ。的を得ている」
「そりゃぁ、わかってるさ」
「俺は北阪家にも用立てがある。天寿院の夫だ。八咫烏の最高幹部の天寿院筆頭に北阪家・姫咲家は神武天皇を導いた一族俺はそう思って動いてる」
「なるほどな、狂気100%程度に張り切りすぎるな。」
KGU予定地に伴冷泉名を改め伴五十嗣朗はタバコを咥えながら倉田山近くの倭姫神社の境内にて屋敷を構えてそこで
「今日は忙しい間処、呼んで済まない。正直、最近は大変だ」
「そりゃぁ、そうでしょ?
「して?私たちを東京に呼んだ理由は?」
「葉加瀬ハヤトを斃せる人間ってお前らか?ならば、私の娘に稽古をつけてやってくれ。我ながら残念ですぎない。妹はホスト童貞喰いの伊吹山に帰ってきてからVtuberだってさ?30超えた娘がVtuber?嘘だろ、弱者男性から巻き上げた金で毎晩ホスト三昧や童貞を食う、おい、お前らを東京に呼び止めたのは娘のことだ。」
「俺達に?大役過ぎるぞ。名前は?」
「星川まつりだ。呆れることはギガブレイクで精神も変えないと娘はグランドクルスからのブラッディクロスそんな娘だが、澪殿?譲殿?
「嘘だろ?俺が人に教えるって?幕末の江戸、兵学もまぁ、アンタの娘にィ教えてやろうじゃねぇか。」
KGU学長室に呼ばれた四条小路澪と磯城譲は東京有須田講堂の郊外にて屋敷を与えられてそこで星川まつりと初対面した。
「見た感じのイメージ通りってやつだ。ギャルだ」
このギャルで長い金髪にメイクも濃くはだけた感じの爆乳の30歳になる妹星川まつりこそ後に三重の母として三重の街並みやKGUの整備を行う。その生涯築城や多くの街並みの再復興に勤めて葉加瀬ハヤトとの戦場で戦死を遂げる。まだその時ではない姿で謁見した譲はタバコを吸いながら自身の力を説明した。
「死俺の能力は死まぁ見当使わないとな。俺は生者を死なせる。命あっての世界、俺は触れるモノを枯らす。」
「・・・・・・・マジっすか学園それってあなたの感想ですよね?
「これで東京での任は受けることにこれで、私は幕末の頃に斬らずに済む」
澪は四条小路家は天寿院家の宗家である鷹宮家が始まり。鷹宮藤原阿波守健命嗣朗衛門が名刀莉々丸を携えて東京に新たな屋敷を与えられて四条小路家はKGUが創設される明治15年の1月までは東京での仕事を任せられていた。
「御母上?お忙しい中、俺を呼んだ理由は?」
「純ちゃんか。純、越前と越後の動きは?徳川解体後は不安定な場を任せて申し訳ない。明治政府に言う事は口開き無用!天地無用!のてんちむの間柄だ。純一、純ちゃんが働いてくれたおかげで越前と越後は護られた」
「TwichでPEXするか、SEXするか、俺は正直幕府の残尿を手伝っただけさ。助かりはしねぇよ。坂本先生から学んだそれは心に留まってるだけさ。俺はまなじ、近江屋に行こうとは思ったが近江屋に行く2日前に身体を壊して藩邸でTwichで配信してよぉ、まぁなんや?俺、体壊したんよぉ」
星川サラの次男にして星川荀彧の弟星川純一。インターネット配信者の父親。頭がデカく頬骨が張って首を痛めて38歳。星川サラの次男で越後の藩邸にTwichで配信を通してインターネットで活動する配信者の父となった人物。明治の世に、呼び出され澪と謁見した。
「四条小路家は何とかなく知ってるよ、俺は動く気ねぇよ」
「そう言うと思ってたわ」
PEX・SEXしか考えていない純一はすでに大久保内務卿には議会制度並びに維新の内閣総理大臣案を提出していた。
「今の国は大臣がいる。先に提出しといた」
「判断が早いな、純一殿」
「おっさんやおばさんにゃ言われたくもないし、指示されたくはねぇよ。俺は好きなことやる。命尽きるまで。文句言うならくったばすぞ、俺は出身は下総館山だ。」
「内務卿とはオンラインで連絡は取っている。母上は病に伏せている。俺は明治のこの新時代に戦争は御免だ。どうしても葉加瀬ハヤトとの対決なら俺がいる越後のネットワークを貸す。」
「話が早くて助かる」
「朔魔越後守ラヴィ義仲治信公がお前らにはどうかな?俺はショージキ、兄貴や姉貴が手を貸すなら俺はインターネッツで食っていく」
星川純一明治3年頃はインターネッツでの怠惰や自信のない生活を送っていたがKGU《皇學館大学》創設明治15年を機に伊勢に改易となって2050年(令和32年)宇治山田合戦にて戦死するまで朔魔家・蓮実家・宇佐美家・戸谷家を従えて葉加瀬ハヤトを斃すのにこの日本でインターネット配信の父として歴史に名を刻む。
澪と譲は屋敷に戻って連絡を送る。
星川サラの病状は芳しからず、友禅が漢方を送り、少しづつ薬で病状が改善見なれるがそう長くはもたない。
倶利伽羅峠には朔魔越後守ラヴィ義仲治信公が不動明王観音菩薩に祈りを、鶴銀の甲冑に身を包み大太刀に長槍を携えて旭将軍越後を代々守り、治めてきた長身の男性は鏡を見た。
「ふぅ・・・この国を今一度血の海に染めると申すのか?ダイナマイトを身に着けて会場に凸して全員血の海にか?莫迦らしい考えだ。笑止、我が一閃は悪鬼殲滅」
時は明治3年10月。朔魔越後守の宗家はSMILEUP天寿院家が預かっている。義仲は白銀の甲冑に大太刀を腰に差して黒いコートを着て越後を発つ。
「御母上?」
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
咳が止まずに星川サラは学長室のソファーに腰を下ろして、KGUの命運としては葉加瀬ハヤトがこの国に侵略することを警戒して子供たちである星川荀彧や
荀彧文若。激動の幕末を生き抜き、蝦夷地までも戦った勇将にして猛将。荀彧は明治15年4月に伊勢に国替え。伊勢の五十鈴川にて邸宅を構える。
星川サラが机から聖剣の鞘を取り出して、シャークに託す。
「もう老い先短い。シャークは聖剣の担い手として私の遺志を継げ!」
「荀彧は?頼れる兄だ。純の事後押ししてやってくれ。まつりのことはシャークに任せる。ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホッゴホッイグイグイグイグイグッ」
完全に寿命の刻限が迫ってきた。友禅の薬を飲みながら、落ち着いてはレジディア西新宿に病に伏せることになった。
エンペラーと伴五十嗣朗は倉田山を見聞していた。
「客人か?北阪殿!!!」
倉田山の見聞に来たのは三重の賢人こと北阪家現当主の北阪莉亜殿である。
「エンペラー?天寿院に帰ってきてないって本当か?八咫烏の一員である、私にもしわ寄せがくる。」
北阪莉亜は煙管を咥えて、
「おい、ここで?門を建てよ。KGUには7つの門がこの道を通る者はKGUの4大秘匿の術でも残しておけ。初代の総長が誰が勤める?誰だ?」
「北阪殿、KGU初代は久邇宮朝倉内親王殿下だ。俺たちはあくまでも学び舎を作るだけだ。それだけだ」
「黒門・赤門・黄門・青門・碧門・白門・紫門とKGUには7つの門を建てよ。殿下には私が伝えておく。」
倉田山を中心に7つの門と7つの堀がまず一足先に建設となった。北阪莉亜は京にいる久邇宮朝倉内親王に伝達しに行った。
「4大秘匿術式か」
「どうした?五十嗣朗さんよ」
「伴冷泉でイイ、その方が呼びやすいだろ?」
「んぁ、あぁ」
「KGU《國學院大學》設立した星川サラが生み出した究極の術式だ。太陽の末裔にして太陽は陽を照らす。天照の能力を最大限度高める国防術式に等しい」
伴冷泉は切り出した岩場に腰を下ろして、エンペラーは広大すぎる倉田山を見下ろしていた。宇治山田市に標高870mの広い山を12年目指して学校を作るというのだ。
「太陽の
エンペラーもこの吹き荒れる嵐に伴冷泉の説明に4大秘匿国防魔術KGU設立時に初代の星川サラ・久邇宮朝倉内親王が葉加瀬ハヤトを斃せる
京にいる久邇宮朝倉内親王がついに動き出す。
御簾の向こう側から積み上げられた本が崩れ、シックな黒コートを着て、長い髪を結いアイコスを手にイヤフォンで面を出す。
「北阪か?来ると思っていたがもうそんな時期か?」
「えぇ、KGU初代総長の星川サラが逝去するのは明治23年(1890年)今から20年後に彼女はこの世を去ります。陛下?お時間がございませんぬ」
「そう、急かすな。急かすな。セカチューかい?君って。ハッハハハハハハハハハハハハハハまぁ笑ってられるほどの場はないがな。伊勢に赴き場イインだろ?」
「えぇ、KGUの綸旨さえ発表すれば手筈は済んでいます。ですが、太陽の国防術式は殿下も継承かと?」
「イヤチガッ、俺はこの御簾の向こう側しか今まではこの御所での引き篭もりだ。俺でもKGUの一役買って、クゥー」
「殿下?友禅がお伺いに来ます。私はこれにて失礼。」
「おい、待てよ!莉愛殿?俺の眼が正しければ、お前の娘がこの地上の災厄を降臨する唯一神だ?それには異論は?まぁ、そうなるとは限らないがよぉ、万一だ。俺はこの国を守護する役目、使命もある。」
明治4年~明治8年の約4年間某所にて建造して魂の監獄久邇宮朝倉内親王が在位期間中に監獄を造り上げた。某所の海域に存在する世界で最も脱獄不可能の収監されれば死という監獄。久邇宮朝倉内親王には千里眼が扱えた。
海域に蜃気楼の如く浮上する世界最強最大の監獄はパンゲア大陸の規模を誇る広大さとギミックが待ち受ける。
Lv制度を本監獄は採用してSSS級~C級ライセンスのタグが付けられる監獄。
久邇宮朝倉内親王が本格的に動き出し、歴史の表舞台に立つ。麒麟児が如く。
「俺はよぉ、自由だ!KGUの為にでも動くぜ。♪ペパーミント♪をよく聴いてる。俺はNGなしの俺はジャーナリズムの魂がと燃えるぜ」
「殿下、友禅が来るまではお待ちください。私個人の意見です。私が産んだ子が世界に災厄を齎すならエンペラー殿が紡いでくれるでしょうな」
「はい、はい、俺はこの600000年間待ちに待ったぜ。俺の祖を知ってるか?俺の血は代々阿波忌部氏の家系だ。故に日本人の起源にして頂点という血筋だな。」
京の御所から表に立つ、久邇宮朝倉内親王が指示する。
―――――明治10年――――――
7年の月日が経ってだ。倉田山周辺がこの7年でKGUの骨組みと周辺の城郭の堅牢な砦が完成に近づいてきた。築城の監修は久邇宮朝倉内親王が担当した。
「俺の異能って言うのか?
「そんなことはございません、殿下は卓越したお方だ。」
「明治15年に完成は近い。よく職人を束ねこんでくれました。感謝します!」
「職人に
「はっ、お守りいたします。この命に代えてでも。」
エンペラーは完成のKGUを視て、天寿院の宗家に戻っていった。
あと5年の4月29日にてKGU《皇學館大学》が完成である。
――――――第2次キャスト――――――
久邇宮朝倉内親王
男性:178㎝68kg
明治天皇の甥にしてKGU《皇學館大学》初代総長。長髪を結い、黒コートにサンダル姿で煙管を咥えている。
迫りくる葉加瀬ハヤトとの対決を前に、エンペラーたちと明治の世を死守するのに尽力を尽くす。
天照大神
女性:178㎝60kgB110H100W50
NGなしの日本最高主神にして、太陽神。国防の危機管理からリスクマネジメントをその腕はクライアントは現地上世界の9割を担っている。表向きの場を隠居して、伊勢神宮の内宮にて隠居生活はインターネットの配信やネット番組を視て、サブスクしながらこの世を広い視野を持って異能も不明だが、巫女姿の女性。
KGUⅡ代目の総長として、葉加瀬ハヤトたち迫りくる外敵と戦う、「血の時代」天照は指揮を執りながらも応戦する。
雪花ラミィ/清掃院ラミィ
女性:167㎝53kgB102H90W50
魔柄応神の実母。長い白髪に寒色系の羽織を着て、翡翠の袴を着て江戸では有名な軍学者にして儒学者または兵学者であった人物。江戸を追放後、伊勢に改易。清国に渡ってのヨーロッパを歩き日本と世界の差を知り、伊勢で身を付した後に天照の護衛を務めていた。
覚醒後は🤡オーイシの魂を凍結してある瓶を飲み、バーサーク状態で二天一流の大太刀と小太刀で戦う。
応神曰く、〈
北阪莉亜
女性:170㎝57kgB100H100W55
三重の賢人であって伊吹の龍神の子。天叢雲剣を帯刀している首には勾玉と十字架をぶら下げ、数珠を腕に巻いている。蜻蛉切を携えて、天叢雲剣と蜻蛉切で戦う賢人。
KGU創設後から令和82年(2100)最後の決戦を視ることなく討ち死にする。北阪家の跡を継いだのがカオル≠カヲルである。葉加瀬ハヤト亡き後、北阪莉亜の体に
姫咲はな
女性:168㎝50kgB100H100H50
姫咲家現当主にして天寿院家の菩提寺を任せられてる八咫烏の一員。望月家の天寿院チャイカ(旧姓:望月チャイカ九朗衛呂門)の姉にあたる人物が姫咲家である。平安時代の頃から宮中とは関わりがあって当時の陰陽博士安倍従五位下和泉守晴明とは親交があって陰陽道を会得。
三重を束ねる賢人の一人で、加賀美れなとの戦いにて戦死。遺体は高野山に埋葬された。
朔魔越後守ラヴィ義仲治信
男性:180㎝68kg
旭将軍として全身白銀の甲冑に身を包み大太刀と長槍で戦う最後の源氏の将軍。
星川純一の家臣にして越後を治めてきたが、純一が国替えで伊勢に転封となった後に同伴して伊勢を主戦として葉加瀬ハヤト・夜見冬雪・加賀美れなと応戦する。神宮合戦では猛将の勢いで戦うが最期は葉加瀬ハヤトに敗れる。
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