第468話 最新刊

図書館に寄った時に万城目氏の最新刊を借りてきた。

元気いっぱいの時なら、一日ですっと読み終わる本の厚さなのだが、体調が戻っていない今は、一話ずつゆっくりじっくりになって、念のために貸出期間の延長の手続きをしようかと図書館のHPからログインしてみたら、延長不可になっていた。


貸出予約が入っているのかな?


これは大変と、転がりながら読んだ。

ネタバレになるから内容には触れないが、よかった。


田舎の図書館はあまりたくさんの本を買えないので、なかなかこういう「最新刊」というものが借りられない。

街の図書館だと話題作なんかは複数冊購入して貸し出すが、田舎であると一冊こっきりなので、どうしても読みたかったら予約をしてひたすら待つのだ。

2週間ギリギリでそういう本は返却されることが多いから、こちらは何を予約したのかを忘れかけた頃にようやく連絡が来る。


今回はたまたま予約がかかっていなくて、棚に並んでいた時に手に取れた。

1週間もせずに返却したから、次の人もきっと楽しく読めるだろう。




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