第439話 今回の件で思ったこと

老後も田舎で暮らすのはアリかもと思っていたが、完全にナシ。


同時に感染症に罹った場合、どちらかに車を運転できる体力などが残っていればいいが、高齢になっている上に病気で判断力が落ちているかもしれない状態で運転するのはよろしくない。


無事に病院に辿り着いて診察を受けても、処方箋を外の薬局へ持って行って、薬を受け取るのも一仕事だ。

今回のような感染症だと、病院にも薬局にも足を踏み入れることは許されない。


病院と薬局の両方の駐車場が空いているかといえば、そうでもない。


今回、薬局はあいていなかったから、かなり離れた場所へ駐車して、炎天下の中薬局へ向かい、薬局の前で待たされたので熱中症寸前だったのも事実。

逆に大雪でも大変だったろう。


一族郎党みんな集まって住んでいて、我が子に「病院へ連れて行って」と気軽に頼める人しか老後は田舎に住めないと感じた。


子どもが小さい頃にも思ったが、処方箋を持って病院外の薬局へ行かされる制度、全然患者さんの為にならないよね。

手間が増えるだけ。

行きやすい所で受け取れる、混雑が避けられるから便利じゃん!という人もいるが、自宅近くに処方箋薬局がないから、結局病院近くで激混みの薬局で待つしかない。


体調が悪くて病院にやってきて、薬を手にして帰るまでの時間もかなりかかるし、あちこち歩き回るので病院に行く前より体調が悪化しがち。


なんの得になるのやら。

(知ってるけど、患者さんの当日の手間も考えなかったのかしら。)

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