第432話 やはりそうなる

夫を病院へ連れて行った翌日の晩から私も高熱が出ている。

間違いなく新型コロナに感染しているのだろうが、もう救急の窓口以外の病院は開いていないので、市販のロキソニンを飲んで寝る。


熱が高くなり始めると悪寒が。

下がってくると暑さを感じる。


熱の上がり下がりが大きくて、ぐったり。


下がっている間にご飯を食べたりして、弱らないように気をつける。


シャワーを浴びたら、寒くて震えが出て、その上、体を洗うブラシを使ったら痛いこと!

手でざっと全身を洗い、歯をガチガチさせながら出た。


これは月曜になったら病院へ行った方がいいのだろうか?

出してもらう薬も劇的には効かないようだし、パルスオキシメーターを貸してくれるわけではないから、今の状態とほぼ変わらない気がする。


ついでに車をこの状態で運転するのは危険だ。


食べる物や飲み物を私が確保したからいいが、いきなり夫婦で同時に罹ったら危なかったわ。

あと、私が高熱を出してもある程度は動ける体力持ちだということもプラスだ。


パルスオキシメーターも貸してもらえないし、療養中の食べ物も手配してもらえない。

第5類になったから仕方ないが、どっちも有料でいいから手配してくれたらなあと思った。

一応、夫の感染がわかって帰宅して、市のHPを調べたが、そういう援助はないようだ。

そりゃ、この田舎に親類縁者いなかったら移住したくならないわ。

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