第426話 重い午後
午前中にAmazonで注文したものを受け取ったので、その後の訪問者はないものとして、とあるドラマを見始めた。
THE DAYS
福島第一原子力発電所事故を扱ったドラマである。
子ども時代にチェルノブイリ原発事故で衝撃を受けて、その事故を扱ったドラマなんかもいくつか見た。
そんな私なので、これは見ないといけないと。
あの日、PCで仕事をしていて、強い揺れに驚いた。
愛知県出身の私は、まず東海大地震かと思った。
子どもは学校に、夫は職場に。
私はテレビやネットで情報を収集。
大地震。津波。
これは日本で今起こっていることなの?
関西での震災の時も同じことを思ったが、津波の映像は衝撃的過ぎた。
原発も被災した。抑え込めない。
テレビでは煽るような報道が多かった。
今、どうなっていて、どうなるのか。
どんな犠牲が払われているのか、想像はできるが本当のところはわからなかった。
そこがもう少し見られそうなので、今見ている。
専門家・技術者。政治家・事務官。
立場、知識。覚悟。
ああ、これはもう無事で帰れないんだと悟った上の言動なんだなと思うと涙が出た。
あの時、守ってくれたのはこの人たちなんだなと感謝の気持ちと。
これは、もっとたくさんの人が見た方がいいと思った。
そして、もっと現場の理系の技術者の声を聞いてほしいなとも思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます