第243話 断捨離しますか
断捨離という言葉も、アメリカでお片付けで活躍している女性も、なんか息苦しくなるから見ないふりしてココまできたのに、どうしても荷物の整理というか始末をしていかなくてはならない状況になってきたので、これからぼちぼち頑張っていこうと思う。
と、嫌々ながら宣言しておく。
もう着ない洋服やカバンはかなり去年捨てた。
ほとんどが子どものもの。
本当に必要な物は各自持ち出しているだろうし、置いておいて欲しいものは言われているのでそれは残してある。
部屋数が少ないから、一つずつ頑張って片づけて、不必要なものをこつこつと毎週のゴミ収集日に出していって、こざっぱりしていかなくては。
ここに引っ越してきた時は3トントラックに荷物を積んできたけれど、出ていく時はそれ以下になっていないとおかしい。(と夫は言う)
4人で引っ越してきて、夫婦2人になったのだから、荷物は減って当然という話だが、正確にいうなら子どもの荷物も少しは残っているから、単純に2人分の荷物ではない。
2人分に限りなく近づけろということらしい。
田舎の大きな家に住んでいる人にはわからない話だと思うが、もしもこの先、自分たちに孫ができたとしても、子どもの赤ん坊の頃に使ったものなんかは全て処分してあるから、古いものをあげるなんてことはない。
私の中学の同窓会で、中学時代のカバンとか教科書とかを実家で保存していたものを思い出の一部として展示していたそうだが、実家も狭い私は慄いた。
自分の教科書も実家にはないし、自分の子どもの教科書も既に処分し終わっている。
子どもの教科書なんか、進級したら必要じゃないものは全て処分しないとスペースがなかったから。
そんな感じなのに、なんだかんだで荷物はあるから、明日以降は少しずつ分別して、不要物を処分していこう。
一気にやるとやる気が0になりがちだから、ゆっくりゆっくり。
あまりたくさんゴミ袋を出すと、ご近所に「引っ越すの?」とか勘繰られるのも面倒だからね。
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