第242話 日常に戻る

GWも最終日。

うちの子たちも学校へ通うために、それぞれの場所へ戻っていく。


たくさんお米を炊いて、いつもより豪華な食事を作るのは楽しかった。

何が食べたい、これが美味しい。そういう声を聞けるのは嬉しい。

学校の話も聞けて良かった。


私は在宅で普段通り仕事を受けて、納品もして。

家事も夫婦二人よりは負担はあるが、彼らが高校時代の時よりは手がかからず、家族水入らずで楽しいGWだったと思う。

これ、出かけると大変なんだけれどね。


単純に家族だけだと、ご飯を作るタイミングも量も私が家族に気楽にきけて、「ちょっと薄味で作ったから、気になるようだったら塩かけて!」と言えるし。

みんなゆっくり起きてきて、一日部屋着で過ごしてもよくて。


旅行に出かけるのも楽しそうだけれど、家でだらだらとリラックスして過ごすのもいい。

子どもの頃は、ニュースで海外旅行に出かける家族のインタビューなんかを見て、羨ましいなあと思ったものだが、別に家に居ても楽しいよねえと思うようになった。

まあ、混んでるしね、この時期は国内も。


こちらに実家があって帰省してくる家族もたくさんあるが、結構な割合でこの時期は「田植え」が絡んでいるから、純粋に楽しくて帰ってきている人も多くはないと思う。

迎える長男夫婦の話を聞いても、「手がかかって大変な上に、お土産を持たせて帰すのが負担よ」ということらしいから、働き手確保で帰ってくる方も帰ってこられる方も気が重くて、楽しいのはおじいさんおばあさんだけみたい。孫世代も遊んでいるだけだから楽しいか。


月曜からは通常運転。

私は後ろ髪ひかれるくらいGWが楽しかったが、ホッとしている人も多いのだろうね。

特に女性は、ね。

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