第241話 地震を感じる

能登半島で大きな地震。

小さい地震がたくさんあって、そこまで大きなものは起きないだろうと予想されていたような。


ちょうど夕飯の下ごしらえ中で立って作業していたからか、全く揺れを感じなかった。

震度1ではそんなものだろう。

横になっていた子どもはわかったらしい。


椅子に座っていたり、横になっていたら震度1でもわかる。

車を運転して変だなあと思ったら震度3だったということもある。


人はどんな姿勢でどんな行動でより揺れを感じるのだろう。


外でお風呂に入っていて揺れたらどうしよう。

さっさと出て服を着て、室内から逃げるべきなのか。


家なら、倒れてくるもののないスペースへ逃れて、しばらく様子をみればいいのだろう。


そんなことを大きな地震がある度に考えてみるが、本当に自分が経験する時に役に立ってくれることを祈る。


東北の地震では、津波が来る前に高台に逃げることが大事だとわかり、車で家族をピックアップしていく経路や最終目的地まで考えた。

授業中だったらどうする?とか、出先に居たらどうする?とか、いろいろなケースで考えて、バラバラだった場合はどこに集合するかも決めた記憶がある。


今はここで地震があったら、夫婦で逃げなくちゃ。

夫が仕事中だったら迎えに行ったらいいんだろうか。

バイクに乗って出勤していったのなら、バイクで逃げてくれるはずだから、雨で車で送った場合に限っては、私が迎えに行かなくては。

そんなことを考える。


能登の地震も早く収束しますように。

それと被害がこれ以上出ませんように。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る