第193話 嫌な人とは付き合わない
なかなかきっぱり断ち切れないとは思うけれど、気持ちよく毎日を過ごすにはこれだなと思っている。
血の繋がりのある人間でも決定的に合わないこともあるのに、ただ同年代の子どもがいるだけで仲良くなれるなんてことはない。
子どもを連れて公園に遊びに行く「公園デビュー」なんて言葉があったが、別に誰もいない公園で親子で体を使って遊べばそれだけでいいと思う。
どうせ保育園や幼稚園に入ってしまえば団体行動はそこで経験するのだから、親子だけの濃密な時間を長く持つのは悪いことではない。
田舎だったら、普通に公園に行って誰かと会うなんてことはないのだから。
ある程度知り合いになってから、自分の家族の愚痴を言いまくる人数名がいたが、聞いているだけで気分が悪くなるので、少しずつ会ったり話したりする機会を減らしていった。
面白おかしいエピソードで愚痴るのは問題にしないが、「殺してやりたい」とか「死んでくれ」みたいなことを言い出す人はどうも合わない。
案の定、その人は孤立していって、離婚して地域からいなくなったが。
私は実の母とは仲は良くないから、気持ちはある程度は分かるが、そこまでのことを他人に言うのは品がないというか、好きになれない。
そういうことを言ってしまう人は、自分のことも気に入らなくなったら「死んでくれ」と思うんだろうなとすぐ予想できてしまって、対象が自分でなくても気持ち悪くなるのだ。
口が悪いことをカッコイイことだと思っているのかもしれないが、逆。
品がないうえにバカだなと思われるだけ。
言えば言うほど自分を落としていくし、どんどんみんなに引かれていってしまう。
嫌な人が自分に与える影響を考えたら、関わらないのが一番。
関わらないといけない場合でも、最低限で済むようにする。
挨拶だけ。
それ以上の会話をしたら、相手に情報を与えてしまい、話が膨らんで相手の攻撃手段を増やす可能性が高まってしまう。
嫌われている人ほど情報に飢えていて、少ない情報で攻撃をしかけてくるから、余計に嫌われていくんだよね。
そういうスパイラル。
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