Sarabande

今日は昨日より冷え込んでいるのだろうか。

窓から見える空は、なんと美しいことだろう。

しかし、これはいけない。

また寒くて布団から出られないなんてことになっては

1日が無駄になってしまう。


いつものように暖炉に火をつけて、

家族友人たちとともに温まろう。

ご飯やおやつをともにして、

一緒に語り合おう。


この寒さは、いつだって歓迎はできない。

体は思うように動かないし、

かといって動かないとなんだか存在意義がわからなくなる日だってあるものだ。


ねぇ、ホルベアさん。

ホルベアさんの時代も、きっとそんなことをみんなが思っていただろうか。


さぁ余計なことを考えている暇はない。

みんなの心があったまるために、やることはたくさんある。

温かいココアを暖炉を囲んでいれば、体もじきにあたたまり、

心は溶けるように軽やかになるだろう。

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