雑記1 魔術設定
ホーボー・ホーボーの世界の魔術について説明します。
ホーボー・ホーボーの舞台であるアルタイル大陸では
『リゾーム』という物質を魔力に変換して魔術を行使します。
リゾームは 加速リゾーム、 減速リゾーム、 軽リゾーム、 重リゾーム
の四種類に分類することが出来できます。
(軽リゾームをマナ、重リゾームを瘴気とも呼ぶ)
使用するリゾームを元に魔術は四系統に分類されます。
加速術式(火術)、減速術式(氷術)、マナ術式(光術)、瘴気術式(淵術)
(作中でガラテアが使っている神聖魔法は教会式光術)
加速術式の使い手は魔力による肉体強化が得意。
減速術式の使い手は相手の強化を打ち消したり弱体化させるのが得意。
軽リゾームは空気中に拡散しやすく、重リゾームは軽リゾームに比べ拡散しにくい(空気中に拡散しないわけではない)
重リゾーム(瘴気)はエネルギー量が多い一方、毒性も強く
耐性や資質のない者が触れると精神や肉体に異常をもたらします。
瘴気の満ちた環境に適応進化した生物群(或いは後天的に瘴気によって変異した野生動物)のことを魔獣とよびます。
リゾーム感応値はリゾームや魔術による影響の受けやすさはあらわしたものです。
リゾーム感応値が高いほど、魔術の資質、魔術の威力、魔力の回復、魔術による肉体強化の効果が上昇する。ただし魔術によって受けるダメージも増える。
リゾーム感応値が高いほど鍛錬によって魔力や魔術師としての力量が上昇しやすい
魔術師としての力量があがると、魔術への抵抗も高くなる為、デメリットは鍛錬によって相殺される。
「魔力」と「魔術師としての力量」のニュアンスの違いについて
イメージとしては「筋力」と「心技体を総合した武術家としての力量」みたいなものです。(第一話で登場した盗賊のカシラはアムブロシアの魔女の魔導具によって強大な魔力を手に入れましたが、魔術師としては素人なので魔術への抵抗が低く、肉体強化術式も使えなかった、さらに、肉体が女性化していたためリゾーム感応値が上昇して相手の術式が効きやすくなっていた)
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