第37話 コストコツーリングの2

かえるですぞ。

というわけで、3台、3人でコストコに買い物へ。いや、ツーリング。

ちょっと抜け道通って、ファミマを左に曲がってまっすぐ道なり。

今ならまだましだけど、昼すぎたりするとえらい渋滞になる。

(補足:できた当時はコストコから1号線(京阪国道)まで渋滞が続く、コストコ渋滞が発生してることもありました。今はどうだろ?)

上り道が続くけど、おいらにとってたいしたことないぜ。

フレッシュグリーンの岸本仕様のおいらにとっちゃ朝飯前ってことさ。

そんなにスピードも出せなくってみんな安全運転。

けい。って子もちゃんと乗れてるな。うんうん。

ってことでコストコ到着。15~20分ぐらいかな?

で、ご主人様たちはコストコ突撃。

ホットドック食って来いよ~。あ、ピザもいいかのね。いってらー。

で、おいらたちはお留守番。と。

するとビーノが、

「かおちゃんのお父さん、知ってるの?スヌーピー?」

スヌーピーが、

「あの人はわたしの命の恩人なの。」

続けて、いきさつを話してくれた。

「私は捨てられるところだったのよ。屋根のあるところにはいたけど、まえのご主人様は、私をほったらかし。そこらへん錆びてエンジンもかからなくなって。。。で、

あの店に引き取ってもらったの。そしたらあの人が私を修理してくれた。そして昔より軽い感じに。もうすごいよ。あの人。魔法使いね。で、てっきり私を連れて行ってくれるって思ってたら、店頭に並んだ。少し寂しかったけど、これも運命かな?って。そしたら今のご主人様がお店に。そして私を買ってくれた。すごい私を気に入ってくれたから。ふっきれたの。今は幸せ。今のご主人様はすごい大事にしてくれるもん。」

ビーノが、

「よかったね。スヌーピー。しかも自分を直してくれた人が、ご主人様の友達のお父さん。また会えたしね。」

よかったのか?本当に?なんか・・・筋書みえるわ・・・。

「かえる。いいとこに買われたね。」

スヌーピーがいった。

かえるが、

「まあ、おいらはヤフオクで買われて、そして親父さんに直してもらったからな。」

ビーノが、

「ふーん。私も故障したら、お父さん修理してくれるかな?」

かえるが、

「多分。してくれると思うぜ。修理ってか、改造になるけどな。」

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