安心したのも束の間
aisan
第1話
年末年始と
駆け抜けるように過ぎ
やっと
ひと段落ついたのが
昨日でした。
用事を
しようと思えば
沸いて
出てきます。
しかし
私は
昨年誓いました。
2023年は
楽を選択する!!
ということで
1月3日は
「なんにしない」
ということを
しようと決意。
朝から
テレビを観ながら
愛鳥と
戯れていました。
夕方
相変わらず
のんびりを
堪能していた
私の元へ
家族が駆け寄り
一言。
「入ってる!!」
ん?
意味が分かりません。
家族は
興奮して
続けます。
「小さくて
目が
可愛い!!」
あぁ。
分かりました。
天井裏の
住人です。
昨年から
平和な
対策を
試みていましたが
いっこうに
効果が
見られなかったので
カゴの罠も
設置していたのです。
さて
捕まえたものの
どうしよう?
家の前の
公園に
離すのが
手っ取り早いですが
天井裏の住人は
帰巣本能が
あるらしいので
戻ってくる
可能性大です。
しかも
もし
我が家に
戻ってこなくても
他所の家に
行ってしまっては
迷惑です。
結局
少し
手間にはなりましたが
ちょっと
離れた場所に
森林があるので
そこへ
連れて行きました。
はぁ。
やっと
これで
平穏な暮らしが
出来る。
数ヶ月
掛かりましたが
終結出来て
何よりです。
1日が過ぎ
今日の午後。
一通り
用事を済ませた後
愛鳥と戯れ
一息ついていました。
私の手の上で
パクパク
餌を食べている
愛鳥が
急に
固まりました。
どうした!?
心配で
様子を
見ていると
ガタッ。
トコトコトコ。
私の頭上で
聞き慣れた
音が。
!?
1匹じゃ
なかったの!?
・・・。
攻防が
続きます。
安心したのも束の間 aisan @aisan8787
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