ゆめ

出雲澪 Rei Izumo

ゆめ

人は眠る時、夢を見ることがある。

そんな夢の内容を少しだけお話ししましょう。


不思議と心が温かくなって、懐かしい感じがする夢だ。


ある場所に僕は立っている。

いや立ち尽くしているというのが正しいだろう。

周りには緑が生い茂っていて、

そして、目の前には大きな別荘のようなものが建っている。

中の様子は全く持って見る事ができないため、どうなっているかは分からない。

扉を開けて入ろうとすると、その建物に拒否されるかのように

弾かれる感覚がした。

ふと手元を見ると、扉を掴んでいるはずが僕の手が透けていた。

疑問に思って、もう一度同じように扉を開けようとしても

何故だか、入ることができないのだ。

手が届きそうで届かない、そんな感じだ。


続きはまた話そう。僕が僕であるうちに

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