115 乱暴な訪問者 (1)

 白の季節の終わりを告げる収穫祭。

 領民と違い、貴族の収穫祭は親族や親しい者を招いて食事会を開き、その年の実りに感謝しながら親睦を深めるというもの。

 白の領地ブランカでその最初を開くのはクラカライン家である。


 現当主セイジェル・クラカラインが先代当主であるユリウス・クラカラインから跡を継いで以来、その席に呼ばれるのはアスウェル卿一家とラクロワ卿一家のみ。

 今年も、中央宮を離れることの出来ないラクロワ卿家の第一公子エセルスは欠席したものの、いつもの顔ぶれが食卓に揃った。

 いや、新たにノエルが加わったのだが、セイジェルがその正体を明かしたのは食後の歓談の場である。


「日々のかてを恵みたまう光と風に感謝を……」


 主催者ホストであるセイジェルの言葉に皆が祈りを捧げて始まった食事が無事に終わると、談話室に場を移してノエルの正体が明かされた。

 20年以上も会うことも許されなかった弟クラウスの消息を知ることになった二人の姉エルデリアとマリエラは、セイジェルとセルジュから知らされた弟の死に落胆したが、思わぬ形で会うことになった弟の遺児ノエルにひどく驚きながらも喜んだ。

 そのノエルはセイジェルの許可を得て中座。

 帰宅する客人たちの見送りにも立たなかったが誰もノエルを咎めることはなかった。


 そうして誰にも邪魔されることなく安眠していたノエルだったが、やはり初めての人と会うことに緊張したのか。

 それとも床で冷えてしまったのか。

 あるいはその両方が原因なのか、食事会のあと熱を出して数日を寝込んでしまう。

 翌朝になってマディンからその報告を受けたセイジェルは特に気にもしない。

 予定どおりルクスもラクロワ卿夫妻と一緒に帰ってしまったためノエルがいないとセイジェルは一人で食事をすることになるが、淋しいなんて感覚ははじめからないのかもしれない。


 一年で最も忙しい収穫期が終わったとはいえ領主セイジェルには通常の執務はある。

 それでも時間を見つけると、ノエルが寝込んでいることも幸いに好きな遠乗りに出掛けていた。

 もちろんただの遠乗りではなく、収穫期を終えたあとの領地の様子を巡視するためである。

 特にウィルライト城があるアベリシアはクラカライン家の直轄地。

 これから青の季節を迎えるにあたり、準備に滞りがないかを見て回っていたのである。


 食事会のあと数日を寝込んだノエルは熱が下がったあともすぐには起き上がれなかったが、回復するといつもの時間に起床し、いつものように朝食を摂っていつものように気ままに過ごす。

 世話をしてくれるのがニーナ一人しかいないため身支度一つとってもいつもより時間がかかってしまったが、セイジェルもそのへんは承知している。

 まして忙しい時期でもないので少しくらい食事の時間が遅くなっても気にならなかったらしい。

 セイジェル自身ははいつもの時間に身支度を終えて食事室の席に着き、ノエルが現われるのを待っていた。


「ノエル、べんきょうする」


 ニーナに付き添われて食事室にやって来たノエルは、まずセイジェルといつもの挨拶を済ませる。

 相変わらずセイジェルの扱いはぞんざいで、今日は折角綺麗に整えられていた髪を引っつかんでセイジェルの顔を引き寄せ、頬に頬を寄せてムニムニと挨拶をする。

 セイジェルのほうもいつものようにノエルの好きにさせる。

 ノエルが唐突に 「勉強」 を宣言したのは、挨拶を終えて専用の椅子にすわらせてもらったところでである。


 そろそろ貴族たちの食事会も終わる頃だがまだルクスは戻ってきていない。

 セイジェルが入手した情報では、食事会のついでにお茶会という名目の見合いを両親に設定されたらしい。

 それも一つや二つではないため、もうしばらくクラカライン屋敷には戻って来られない予定だとか。

 だがノエルはまだ文字の練習にまで行き着いていないので問題ではないと考えたのだろう。

 ノエルの宣言に、セイジェルは 「そうか」 といつものように静かに答える。


「日々のかてを恵みたまう光と風に感謝を……」


 そうして二人きりの静かな朝食が始まり、食べ終えると一度それぞれの部屋に引き取る。

 改めてノエルの勉強部屋で顔を合わせると、ノエルは自分の机の前にすわってさっそくセイジェルに言われたペンの使い方の練習を始める。

 そのそばに椅子を置いたセイジェルは足を組んですわると、厚い本を膝で開いてのんびりと読書を始める。


 ノエルが練習用の板にペンを走らせるかすかな音と時折セイジェルがページをめくる音。

 それだけしかないのどかな時間が流れてどれほど経っただろうか?

 今日のお伴だったクレージュがそろそろお茶でも……と考えているところに来客があった。

 それは 「訪問者」 というより 「襲撃」 に近かったかもしれない。


 ドアをノックする音が聞こえたと思ったら 「マディンでございます」 という、少しくぐもった向こう側から聞こえてくる。

 セイジェルが、膝に置いた本から視線も上げず 「入れ」 と応えると静かに扉が開かれた……と思ったら次の瞬間には勢いよく開かれた。

 どのぐらいの勢いかといえば、ドアノブが内側・・の壁に当たって跳ね返ってくるほどの勢いである。

 刹那、パキッというなにかが折れる音も聞こえたのだが、続いて上げられた声に掻き消される。


「ノワール、来たわよ!」


 待ちに待ったこの日、この瞬間の訪れに嬉しさが溢れに溢れた声の主はラクロワ卿夫人エルデリアである。


 彼女にとってクラカライン屋敷は実家である。

 堅苦しい訪問着ではなくお洒落なドレスで着飾ってラクロワ卿屋敷を馬車で出立すると、途中でアスウェル卿屋敷に寄って妹のマリエラを拾ってからクラカライン屋敷にやって来たのだが、勝手知ったる我が家である。

 玄関でマディンの出迎えも待たずに廊下を進み、気がついた使用人たちが困るのもなんのその。

 すぐに現われたマディンの案内でノエルの勉強部屋にやって来たのだが、マディンが主人セイジェルに姉妹の来訪を告げるのを待つのももどかしかったらしいエルデリアはマディンを押しのける勢いで扉を開いたのである。


 マディンがクラカライン屋敷の使用人頭しようにんがしらになったのは数年前のことだが、彼がこの屋敷で働きだしたのはエルデリアが結婚する前。

 つまりエルデリアやマリエラがクラカライン家の姫としてこの屋敷で暮らしていた頃から二人を知っているマディンは、エルデリアの気配を背中で察したらしく、すかさず脇に避けてエルデリアに場を譲る。

 そして勢いよく跳ね返ってくる扉を、すかさず、かつさりげなく手で押さえてエルデリアの安全を確保したのである。

 その働きをセイジェルの側で見ていたクレージュが 「さすがマディン様でございます」 と拍手で讃える。


「叔母上も相変わらずでいらっしゃる」


 その傍らの主人は、ゆっくりと顔を上げて襲撃者ならぬ訪問者に目を向ける。

 もちろんエルデリアの少しうしろにいるマリエラにも。


「お姉様ったら、何枚扉を壊したら気が済みますの?」

まだ・・一枚も壊しておりません!」

「あら、そうでした?

 とっくに10枚や20枚は壊してると思っておりましたけど」

「ですから壊していないと!」

まだ・・、でございましょ?

 この先も壊さないとは限りませんわ。

 むしろこの先何枚壊すか」


 マリエラがエルデリアをからかっているのは明らかだが、エルデリアは怪力の破壊魔扱いされるのは我慢が出来ないらしい。

 姉の反応が楽しくて、思わず 「ふふふ……」 と笑うマリエラにエルデリアが言い返そうとしたところにセイジェルが 「叔母上」 と声を挟む。

 エルデリアが、ばつが悪そうに開きかけた口に手を当てて言葉を飲み込むと、セイジェルはなにもなかったように視線をノエルに移す。

 そして今度はノエルに声を掛ける。


「どうした?」

「お……おれ……ごめんなさい、おこらないで。

 ごめんなさい」


 エルデリアの登場があまりにも騒々しくて皆が彼女に注目する影で、ノエルは椅子にすわったまま体を小さくして怯えていたのである。


「たたかないで、いたいのいや。

 ごめんなさい、ごめんなさい」


 青い顔をして唇を震わせながら同じ言葉を繰り返す。

 セイジェルを見る目には一杯に涙が溜まり今にもこぼれそうになっている。

 いったいなにに怯えているのか?

 そう考えたセイジェルは、ノエルの手許を見て理解する。


「折ったのか」


 そう、エルデリアがあまりにも大きな音を立てて登場したため、驚いたノエルは握っていたペン先を折ってしまったのである。

 気づいていたらしいクレージュが、セイジェルの呟きのような言葉に相槌を打つ。


「それはそれは見事にいい音がいたしました」

「そうか」


 本当に気づいていなかったらしいセイジェルは納得したように応えると、改めてノエルを見る。

 大きな黒曜石の瞳と紫水晶アメジストの瞳が合うとノエルはビクリと肩を震わせる。


「ごめんなさい……ごめんなさい……」

「謝らなくていい、怒らないから」

「おこらないで……」

「ああ、怒らない」


 ノエルは何度も何度も繰り返し確かめる。

 対してセイジェルも怒らないと繰り返す。

 いつも以上にノエルが怯えていたのは、おそらくクラカライン屋敷に来て初めてノエル自身が失敗したから。

 だから今度こそ厳しく叱られると思ったのだろう。


 そしてエルデリアには少し辛抱が足りない。

 だからセイジェルとノエルの会話が理解出来なかった彼女はすぐにでも中に割って入ろうとしたのだが、マリエラに止められる。


「少しセイジェルに任せてみましょう」


 そう言われて我慢していたのだが、ノエルが怒られると怯えている理由がペンを折ってしまったことだとわかるともう我慢が出来なかったらしい。


「なんですの?

 ペンの一本や二本、折ったくらいで」

「確かに。

 お姉様は扉を壊そうとしておりますものね、ペンなんて可愛いものですわ」

「マリエラ!」


 やはり 「ふふふ」 と笑いながらマリエラは姉に続いて部屋を進むが、両夫人に付き従っていた側仕えたちは澄まし顔で扉近くに控える。

 二人だけで部屋を進んできた姉妹は怯えるノエルの両側に立って手元を覗きこみ、少し怪訝な顔をしてセイジェルを見る。


「なんてひどい安物を使わせているのですか」

「お姉様、少し言葉が過ぎましてよ」


 困ったような顔をして、それこそ言葉を選んで姉を諫めるマリエラだが、言葉を選ばないのがセイジェルの側仕えたち。

 ついでに彼らは相手も選ばない。


「さすが親子でいらっしゃる、公子と同じことをおっしゃるなんて」

「お黙りなさい。

 ルクスがなんですって?

 事実、これはずいぶんと安い物ではありませんか。

 ああ、もう!

 すぐにでも商人を呼んでもっとよい物を用意しましょう」


 それこそ今すぐに! と言わんばかりに厳しい目でマディンを見るエルデリアだが、またしてもその口から言葉が出る前に邪魔が入る。

 もちろんセイジェルである。


「叔母上、少しお待ちいただけますか?

 まずはこれ・・を落ち着かせなければ」


 やはり 「それならばわたくしが」 と立候補するエルデリアをマリエラが止める。


「ここはセイジェルに任せましょう」


 それこそ 「お手並み拝見」 と言わんばかりに余裕たっぷりな笑みを浮かべて。

 そんなマリエラの挑戦を受けたセイジェルは小さく息を吐くと、改めてノエルに話し掛ける。


「前にも話しただろう、そのペンは何本折ってもいいと。

 引き出しの中に入っているから、折れたら新しい物を出して使いなさい」

「おこらない」

「怒らない」

「たたかない」

「叩かない」


 きっとルクスならすぐに癇癪を起こしているところだが、セイジェルはなんでもないことのようにノエルの言葉に応える。

 食事会の日、談話室でノエルの生い立ちは話に聞いていた二人の叔母だが、それでもこのやり取りは奇妙に見えたのだろう。

 正直者のエルデリアは困ったように表情を曇らせるだけでなにも出来なかったが、マリエラはなにを思ったのか、ノエルの前にある机の引き出しを開ける。

 そして中を見て 「まぁ」 と少し呆れたような声を出す。


「ずいぶんと準備のよいこと。

 こんなに……」


 だがすぐに、注意をするように口調を改めてセイジェルに言う。


「でもセイジェル、物を大切にすることも教えなくてはいけませんわ」

「もちろんわかっています」


 落ち着き払った様子のセイジェルに、マリエラは黙って続きを待つ。


「そもそもそのペンも、貴族我々にとっては安価な物でも平民にはそれなりに価値のある物です。

 大切に使えばそれなりに保つでしょう」


 実際に平民たちは貴族が 「安物」 と呼ぶそのペンを大事に使っているのである。


「ですがこの安価なペンでも生業として作っている者がいるのである。

 皆が皆大事にして新たに購入しなければ生活が成り立ちません」

「だからといってノワール一人が無駄遣いしても……」


 それこそ消費出来る本数もしれていると呆れるマリエラだが、もちろんそれはセイジェルだってわかっている。


これ・・は物の大切さをわかっています。

 今だって叔母上が驚かせたから折ってしまったのです。

 これ・・はとても気が弱い。

 今後はあまり大きな声を出して驚かせないようにしてください。

 懐いて欲しいのなら特に」

「それはよいことを聞きましたわ。

 ねぇお姉様」

「わ、わたくし、そんなに大きな声を出した覚えは……」


 ばつが悪そうに口ごもるエルデリアに追い打ちをかけるのはまたしてもクレージュである。


「大声を出されたばかりか、扉を壊さんばかりに大暴れなさったではございませんか。

 姫が怯えられるのは当然でございます」

「お黙りなさい!」


 こういうところもルクスと似ているのはさすが親子である。


「セイジェル、あなたの側仕えは少しばかり頭が回りすぎるのが玉に瑕でしてよ。

 もう少し躾なさい」

「そんなことを仰るのはマリエラだけですよ」

「アスウェル卿夫人にお褒めいただけるとは光栄にございます」

「ほら、こういうところです。

 そもそも側仕えの分際で、わたくしやお姉様に気安く口をきくものではありません」

「いつもながら手厳しくていらっしゃる」


 そんなことを言ってわざとらしく肩をすくめてみせるクレージュだが、反省などしないのが彼らである。


「手習いを始めたばかりの子どもが、上手く使いこなせずペン先を折るなんてよくあることです。

 ですから丁度いいと思って買い与えただけです。

 これ・・は手が小さいですから少し細めの軸で誂えさせているところです」

「どうせあなたのことですから、飾りの一つもない実用的な物なのでしょうね」


 マリエラの指摘は的を射ていたのか、セイジェルはわずかに口の端を上げるだけでなにも答えない。

 代わりに一つの考えを話す。


「そのペンについては、どの程度の品なのか見ておきたかったのです。

 ついでに子どもが使えるものなのかも」

「確かめてどうしようというのです?」


 わざわざそんなことをするのだからなにか目的があると思ったのだろう。

 エルデリアが率直に尋ねる。


「ルクスが謹慎中になにをしているか、ご存じですか?」


 息子の不出来を当てこすられているようで面白くないエルデリアだが、今はぐっと堪えて知らないと答える。

 そうしなければ話が進まないことぐらいはわかっているからである。


四聖しせいの和合の物語」

「……ああ、子どもの頃に読んだわね」


 すぐには思い出せなかったらしいエルデリアが言うと、マリエラも 「懐かしいですわね」 と続く。

 そしてすぐに 「それがなにか?」 と尋ねる。


「写本をさせているのです。

 あれは字の美しさだけが取り柄ですから」

「一つでも取り柄があるのですからよいではありませんか」

「お姉様、今はルクスのことなどどうでもよろしいですわ」


 母親らしく息子を庇ってみせるエルデリアだが、妹のマリエラは甥が相手でも容赦がない。

 それこそ面倒臭そうに 「どうでもよろしい」 と言ってのけるとセイジェルに先を促す。


「それを製本して城下の学校や施設に寄贈しようと思っています。

 その時にこのペンも付けようと考えています」

「そうなのですね」


 納得した様子のマリエラはエルデリアと顔を見合わせる。

 すぐになにかを思いついたエルデリアはセイジェルに尋ねる。


「写本は何冊くらい出来るのかしら?」

「どの程度進んでいるかはわかりませんが、20回を命じています」

「では20冊出来るのですね。

 そう、20冊……」


 口の中で繰り返していたエルデリアだが、またしてもすぐに思いついたらしい。


「もう10冊増やしなさい。

 追加分のペンはラクロワ卿家が費用を負担します。

 寄贈先についてはそなたに一存します」

「購入費の負担はかまいませんが、ルクスが聞き入れるかどうか」


 おそらく四領主の中でも最も資産を有していると思われるクラカライン家である。

 その程度の費用の負担は問題ないというが、さすがのセイジェルでもルクスを意のままにすることは出来ない。

 むしろルクスの取り扱いのほうが難しいというセイジェルにマリエラが言う。


「そこはお姉様の腕の見せ所でしょう。

 表紙はノイエの知人の画家に描いてもらいましょう。

 何人か伝手がありますわ。

 オーヴァンは忙しいですし、お姉様はオーヴァンの絵は一枚も手放したがりませんもの。

 製本職人の手配は出来ていて?」

「急ぐことではないのでこれから探そうと思っています」

「ではそちらも任せて頂戴。

 顔の広さではオーヴァンよりノイエだもの。

 ああ、ペンはアスウェル卿家でも購入させてもらうわ」


 次から次に出てくるマリエラの言葉に淡々と返すセイジェル。

 そんな二人のあいだに口を挟めずにいたエルデリアは、ポツリと呟く。


「ルクスに言うことを聞かせたければセイジェルが命じればよろしいではありませんか。

 どうしてわざわざわたくしが?」


 それこそなにを言っているのだといわんばかりに口を尖らせるのを見て、クレージュがひっそりと笑う。


「旦那様を頼られるなんて、ラクロワ卿夫人もたいした手腕でござます」



【ある側仕えの呟き】


「いいことを思いついた。

 先日、領主様ランデスヘルのお屋敷で魔術師様が仰っていたことを言い触らしてやろう。

 もちろんわたしの仕業とわからぬように。


 どうせ魔術師だから暇を出されることはないだろうが、きっと奥様に厳しく叱られるに違いない。

 いい気味だ。

 たいしたことはないくせ、それでも魔術師だからと奥様や公子に気に入られて。

 前々からあいつのことは気に入らなかったのだ。

 いっそ暇を出されてしまえばいいのに……いや、そんなことになれば本当に口利きをしていただいて領主様ランデスヘルにお仕え出来るようになるかも。

 そうはさせてなるものか。

 せいぜい奥様に叱責されて……そうだ、給金を下げられてしまえばいい」

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