第1章(序章)絶望の果て
第1章(序章)プロローグ
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私は、タント王国のアシムビナッフィットだ。古代史が専門の歴史学者で、一応、この道においては第一人者と言われておる。
これまでの功績が認められ、今は、王立博物館の館長をしているが、業務のかたわら、これまで研究してきた成果を後世に伝えるため、書物にまとめておるところだ。
今は、SNSにより何でもできる時代になったが、実は、いにしえの遥か昔のほうが、超人的な騎士や魔法使いが群雄割拠しておったから、ある意味、今より凄い時代なのだと思う。
にわかには信じがたいと思うが、本当のことなんだよ。
そんな時代に、イースという魔法使いがおった。
今では、神のように崇められているから、皆んな知っておるだろう。
そう、あのイースのことだ。
実は、彼は、国王や、魔王にまで恐れられ、周りからは魔神と呼ばれていたんだ。イースに悪のイメージがあるなんて驚いただろ。
しかし、そんな彼にも弱々しい少年時代があったんだ。
その時のことを、古文書より書き写してみた。
興味があったら、読んでみてくれ。
タント王国 王立博物館
館長 アシムビナフィット
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