第20話 感想を聞かせてくれてありがとう。


 熱く照り付ける太陽の下、伸びる影を見ながら力なく歩く。

 足取りは酷く重く、今自分がどこを歩いてて、どれくらい歩いていたのかも分からない。


 俺……何してたんだっけ……。


 ぐるぐると回る思考の中、唯一感じるのは左手の痛みだけ。

 

 あぁそうだ……俺、マナを殴ったんだった……。


 ……サイテーだな俺。相手女の子だぞ……。


 だけどそれがあいつにしてやれる最後の手段だったんじゃないのか?

 いやーでもさすがにやり過ぎじゃね?

 ……口とか切れてないかな……明日、あれ腫れるよなぁ……。


 って、何あいつの心配してんだよ俺。

 俺はもうあいつとの因縁は断ち切ったんだ。

 マナも、もう俺相手に何かしてくるとは思えない。

 もう俺は孤立したってあいつの元には行かないって分かったろうし、今の俺には佳南や筑波も居る。あいつらはたぶん、俺を捨てない。あれ、俺いつの間にかあいつらの事すげぇ信用してるじゃん……。


 俺は結果としてあいつを許したんだ、そして拒絶した。


 倉橋君と同じように。


 もう……これ以上関わり合いになる事はないだろう。


「……~……!!」

「……ね…………って……!?」


 あ、マナと言えばあいつ俺の事好きだったんだって。

 

 ……ほんとおせぇよ。もっと素直に、もっと早くにその言葉が欲しかった。

 

 だけど純粋に今思うのは──もったいねぇええ……!!!


 あいつ俺の事やっぱ好きだったんだ!

 なんでもっと早く告白しなかったんだ昔の俺のアホォォ……


 自己嫌悪。今俺を襲うこのやり場のない気持ちを表現するには、この言葉しかないだろう。


 ……疲れた。ほんともう疲れたよ。


 ──ぽふん。


「……!?」

「あっ……」

 

 あ?なんか急に柔けーもんにぶつかった気が……。


 いけないいけない、ちゃんと前見て歩かないとね。つーか今どこ……だ……?


「うにゅ?」

「あんた……つくづく私の胸の中がお好きなようね……?」


 あれ、佳南の声が聞こえる。

 結局あいつ来てくれたんだ……。

 何だかんだやっぱ良い奴だなぁ……。


「ちょ、佳南ちゃん高知君なんか変だよ?ぐったりしてるような……」

「え?わっ、こいつ凄い熱……!」


 ちょっと?勝手に人のおでこぺちぺち触らないでくれる?


「珠奈、悪いけど要の体一緒に支えててくれる!?近いしうちに運ぶわ!」

「う、うん分かった!」


 おろ?筑波も居たのか……いやはやありがたやありがたや……。


 てか何で俺の体引きずってる訳?

 あー足ずりずりしてるぅ~……左手も痛いし……まず体に力入んねぇなぁ……


「がくっ……」

「あっ要!こらしっかりしなさいっての!」

「高知君!?」


 段々と二人の声が遠くなっていく。

 

 視界も明るさを失い、やがて俺は意識を手放した。

 




 ──懐かしい声が聞こえる。


 ──それは愛おしい声。ずっと一緒にあると思っていた声だ。


『カナメ、私はあなたが羨ましいわ。あなたは私に無いものを沢山持っているから』


 それは俺のセリフだ。

 お前は頭も良くて、孤高で、誰からも羨望の眼差しを向けられているんだぞ。


『……私はいつかあなたが離れて行ってしまうかもってずっと不安なの』


 お前は俺が居なくても大丈夫な奴だよ。

 お前は友達が居ないけど、それは嫌われてるとかじゃない。

 皆近寄りにくいんだよ。あまりにも完璧だから。


『私は"普通"が知りたい。だから私に教えて欲しいの』


 俺がお前に何を教えられるんだよ。

 そんなの普通に生きてりゃ身に付くものだよ。


『分からないわよ。カナメが教えてくれなきゃ私は何も分からない。ねぇ、カナメ』


 ──そっと、俺の頬に優しくも冷たい誰かの手が触れた気がした。


『私に見せて欲しいの、"普通"の生き方を。だからまずは私に"普通"の壊し方を教えて???』


「うわぁぁぁぁああ!!!」


 俺は冷や汗をかきながら飛び起きた。

 いつもと感触の違うベッド、部屋の香りを感じ取りながら。


 すると、隣から腹立つ声が聞こえてきた。


「……あんた、そんなやかましく起きないでよ。びっくりするじゃない……」

「……佳南?」


 声の方に顔を向けると、おしぼりを絞る茶髪の美少女が一人。

 そして膝元に重さを感じ、下を向くとこちらにはショートカットの黒髪美少女が。


「……筑波……?」

「ん……あ、高知君起きたんだ……」


 ベッドに横たわる俺の膝の上で、上半身だけを乗せて座るように眠っていたのは筑波で合っていたようだ。


「……どこ、ここ」


 俺は一番に沸き上がってきた疑問を口にした。

 

 そう、俺は歩いて我が家へ向かっていた筈。

 ……マナとの話し合いを終えた後に。


 俺の疑問に答えたのは佳南だった。


「ここは私の部屋。あんた、熱中症一歩手前だったのよ?もう夜の7時だけど熱が割とすぐ下がって良かったわ」

「熱中症……?」

「夕方とは言え気温高いからねぇ。ほんと、感謝しなさいよ──ねっ、と!」

「わぶっ!」


 言い切ると同時に佳南は絞っていたおしぼりを俺の額に投げ付けてきた。

 ぺちんっ、という小気味の良い音が部屋に響く。


「……冷たい」


 だけど少し気持ち良い。

 俺はおしぼりの衝撃のまま、またベッドに倒れ込んだ。


「そのままま安静にしときなさい。珠奈もどいてあげて」

「うん。ごめんね高知君重かったよね」

「いやむしろそこに居てくれ」


 天使の困ったような笑顔は最高だからな。


「……高知君が良いならずっと居るよ……?」

「無論だ」

「あ、こら珠奈!」

「へへぇ……」

「ったく……」


 わぁ幸せそうな天使の笑顔。エンジェルスマイルと名付けよう。そのまんまだな。


「ねぇ」

「ん?」


 俺が天使に癒されていると、腕を組んで不機嫌そうな佳南が不躾に声を掛けてくる。


「……珠奈が良いなら……わ、私も……」

「え?んだよ。いつもみたいにハッキリ言えよ」

「っ……あったまキた」


 佳南は顔をピキっと歪めた後、筑波を越えてベッドで横たわる俺の真横へやって来た。

 つまりは同じ布団に。同衾どうきんというやつだ。

 

 あ……なんか良い匂いする……肘の方もちょっと柔かい……。しあわせぇ……。


「あ、佳南ちゃんずるい!」

「へんっ、私のベッドだもん。ずるくありませーん」

「むむむー!な、なら私だって──」

「ちょ、筑波押すなっ──」

「じゅ、珠奈!?」


 俺の体を少し押し込み、シングル程の大きさのベッドに三人の人間が横になった。俺を挟んでな。


 ……なんだこの状況……。


「あ、あの、二人ともこれは一体……」

「珠奈に聞きなさいよー。最初に張り合ってきたのはその子よ」

「だって……佳南ちゃんばっかりずるい……」

「なんだそりゃ……」


 佳南と筑波が俺の方を向く為にごそごそと、体を動かした。


「……んっ……」

「……しょっと……」


 些細な動きだが、かすかに触れる二人の体躯が俺の触覚を激しく刺激する。

 そして揺れる髪や衣服の中から、鼻腔を襲う女の子の香り。


 添い寝と言って差し支えない態勢になるまでに、俺の心臓はバクバクと音を立て出していた。


 これはあれだ、俺はまだ夢を見ているのかも知れない。


 そう錯覚してしまうくらいには、俺の人生で起きた事のないイベントが両隣で発生している。


 俺は態勢を変え終わった二人にそっと話し掛けた。


「……えと……その……寝づらいんすけど……」


 言いながら俺は気付く。


 二人の服装があまりに魅惑的だと。

 佳南は家に帰ってきたせいか胸元の緩いTシャツに下は太ももの中間くらいのズボン。


 そう、めちゃめちゃ谷間が見えてる。


 そして筑波。

 こっちはこっちで制服のシャツを着崩しており、ボタンを2つ外したシャツの隙間から、白いレースの布地がお目見えしていらっしゃる。

 スカートが少し捲れ、生足がずっと俺の太ももに当たってるし……!


 うん。俺全然このまま死ねる。マジ悔いはねぇ。


「珠奈……どうしよめっちゃ胸見られてんだけど」

「良いなぁ……私、見られる程無いから……」

「そんな事ないよ?」

「こら要、見るんじゃないの」

「あっ……別に良いのに……」

「じゅーなー」

「へへぇ」


 あれ、なんだろこの幸せな空間。

 俺さっきまですげぇ辛くて、めっちゃしんどかったのに。


『……』


 二人は急に俺の顔を見て押し黙り、優しい笑みを向けた。


「……二人とも……?そ、そろそろ何があったーとか聞かないの……?」


 二人の神妙な雰囲気のせいか、俺の方からそんな事を言い出していた。

 

 ……そうやって、少しでもこの慈悲に満ちた雰囲気を誤魔化さないと、今にも泣き出してしまいそうだったから。


「……何か……言ってくれよ。俺……頑張って幼馴染みとケリ付けて来たのに……」


 俺の言葉に応えるように、筑波がそっと頭を撫でてくれた。


「……ちょ、筑波……今それはずるいだろ」


 そして、今度は佳南が俺の右腕をぎゅっと抱き締めた。


「……佳南も……駄目だって……あんま優しくすんなって……俺、あいつを……」


 そうだ。俺はあいつを殴り飛ばして終わらせたんだぞ。


 優しくされるような事は一切してない。マジで。


 俺はあいつを傷付けるだけ傷付けて終わったのに──


「なんで……なんで……お前らは俺に……そんな優しくすんだよ……!」


 俺の両目からは既に涙が溢れていた。

 流れる度に枕へと染み込んでいく。


 右腕は佳南が、左腕は痛みで、涙を隠す方法の無い俺は、いつの間にか自然と脈絡のない言葉をも溢し始めていた。


「……お、俺、やっと言えたよ……好きだって。マナとの初恋……やっと終わらせられたんだ……!」


 二人はじっと何も言わず、ただ俺を優しく包み込んでくれている。


「……すっげぇ痛かった……あいつもきっと痛かった……俺達、何でこんな終わり方しか出来ねぇんだろ……!大事な、大好きな幼馴染みだったのに……!!」


 全てを受け止める二人は俺を抱く力を強くする。


「ざまぁみろって言ってやったんだ……!クソっ……何が幼馴染みざまぁだよ……こんなのどっちも得をしねぇよ……畜生……!!」


 誰も救われない結末を迎えた俺達を、ただ慈愛という衣で覆う二人に、俺はただ泣きついた。


 恥も外聞もかなぐり捨てて、この二人になら俺は全部を吐き出せてしまえるようだ。

 

 もしもいつか、いつかこの二人から一人を選ばないような日が来たら、俺は……。


 そんな妄想を、俺は気持ち悪いとは思わなくなっていた。





 夕陽に照らされる街を見ながら、風で靡く黒く美しい髪を押さえる、冷たい眼差しを持つ少女。


 新京真那芽は少し腫れ始めた右頬に触れ、自身の心に芽生え始めつつある感情の処理に戸惑っていた。


「……痛い」


 そう、真那芽が感じているのは痛みだ。

 全身を駆け巡る、どうしようもない程の。


 唯一"普通"の痛みと違う点は、この痛みが消える事は無いであろうという事だ。

 やもすれば真那芽は自覚しつつあったのかも知れない。


 それが、がくれた初めての"普通"を壊すヒントであると。


 新京真那芽は賢い女の子である。

 僅かな手掛かりから答えを導き出すなど、造作もない事であった。


 そんな真那芽であっても、高知要がこの場を去ってから、それに行き着くまで時間を擁してしまった。


 それだけ複雑な過程が必要で、難解な答えであるという事だ。


 だが、新京真那芽は難解で、加えて言えば出してはいけない結論へと辿り着いてしまう。


「……カナメ……あなたは私にこんな事教えてどうするの……」


 真那芽は過去、自身が望む答えを欲し要を追い詰めていた。

 そう、真那芽の言葉で言えば、全て自分からの一方的な愛を向けていたのだ。


 だが事ここに至って真那芽は気付いてしまった。

 右の頬に強く手を当て、耳まで紅潮させていく。


「痛いのって……こぉんなに気持ち良いのね……!!」


 ──それは新京真那芽が持つ最悪ドMさがが開花した瞬間であった。





「……痛い」


 俺が佳南の家で泣きまくってから1日が経った。

 今日は期末試験の前日。

 授業も自習という事が増えてきた今日この頃、俺は──


「要君っ要君っ!!」

「……なぁに」


 旧生徒会室から帰って来て、ホームルームが始まる5分前。

 このやかましい主人公様は俺の左手を見て叫びを上げた。


「君、骨折したって本当っ!?」

「……情けない事に本当です」


 ──そう、俺の左手の小指はぽっきりと折れてしまっていたのだ。


 俺はマナを殴った事で折れた左手を倉橋君に見せた。


「うおっ……あ、でも意外と小指だけの固定で済んでるんだね。耐えた……で良いのかな?」

「いや耐えてるさ。正確には基節骨って所を折ったらしい」

「うーん……なんと言うか……地味だね」

「ほっとけ」


 そう、こういう時は普通派手にギプスを巻いて、三角巾で腕吊って、まぁいかにも折りました!って感じになるもんだよね。

 そんで甲斐甲斐しく主人公のヒロイン達が世話を焼いて……と、そんな感じになるのが普通。

 対して俺は世話を焼いて貰う必要も無ければ、左手も全然動かせる。


 まぁ……残念ながら俺はやはり主人公では無かったという事だ。


「にしても、どしたのそれ?タンスの角にでもぶつけたの?」

「俺が折ったの手だからね。まぁ色々あったんだよ……」

「ふーん?でもテストに差し支え無さそうで良かったよ」

「それな。ただ着替えとか風呂とかはやっぱ面倒だけどな」

「ま、しばらくの辛抱だね」

「あぁ」


 俺がそうやって倉橋君と話し終えた時だった。


 隣に居た筑波がじと目で声を掛けてきた。


「もう……昨日1時間くらい寝落ちしちゃったから起きた時びっくりしたんだからね」

「はは……悪い」

「小指の爪すっごい紫だったし……これに懲りたらしばらくは良い子にしてて下さい」

「はい……──って、俺普段から良い子だろ」

「良い子は私にこんなに心配掛けたりしませんっ」

「おや、君達やっぱり良い感じじゃないか」


 うるさい倉橋君、マジうるさい。


「あのね、茶化すならお前に佳南をクーリングオフするからな」

「げっ、それだけは勘弁──ちょ、要君……!」

「へ?」


 俺は後ろを向いて倉橋君や筑波と話してたもんだから、背後に迫る脅威にこれっぽちも気付いちゃ居なかった。


 そう、彼女の放つ黒いオーラに──


「ふふふ、要ったら指一本折れてても結構元気じゃなぁい。あれかな?昨日のぎゅーが効いたのかなぁ?」

「か、佳南さん……?」


 ギリギリと首を後ろに回すと、超笑顔の美少女が俺を見下ろしていた。


 すると、佳南の言葉にいち早く反応した倉橋君が大声で叫ぶ。


「要君っ、ぎゅーって……君何したの!?もしかしてもう手を出しちゃったの!?」

「おぃぃ!!んな訳ねーだろ!!」


 俺の指摘と同時に、今度は筑波が割って入ってくる。


「倉橋君、違うよ。私なんかぎゅーしてなでなでして癒してあげたんだから」

「えっ、筑波さんも!?やっぱ二股!?しかも上位プレイ!?」

「倉橋てめぇプレイとか言うんじゃねぇ!!!ぶち殺すぞ!!!」


 俺が倉橋君の胸ぐらを掴むと、真横でバチバチやり合い始めてしまった。


「ちょ、珠奈張り合ってくんなし!要は私の方に興奮してたんだから!!」

「むー!!でも高知君私の足に結構ドキドキしてたよ!!」

『高知てめぇ!!』

「勘弁してくれぇーーー!!!」


 クラス中の男子が声を揃えると同時に、筑波を守ると言わんばかりに彼女を取り囲んだ。


「え、えっとみんな……?私、高知君とお話したいんだけど……」


 お、おぉ……これで佳南とやり合えなくなった。

 たまには使えるなこいつら……。


「要」

「え?」


 騒ぎの中、俺の机の上で両肘を突いて可愛く笑う佳南。

 手のひらの上に乗せた顎をくいっと傾げて一言。


「初恋ってしんどかったでしょ」

「! ……あぁ」

「にしし。でも、もう終わったんだよね」

「……終わったよ」

「なら──」


 佳南はそっと俺の手を取り、人差し指を折り曲げた。

 いわゆる、デコピンのポーズ。

 それをピン、と弾き俺の左の小指に掠めていった。


「──今度はきっと最高の恋が待ってるよ♡」


 それは、或いは愛の告白にも似た言葉だったのかも知れない。


 だが、俺がその言葉を記憶に残す事は無かった。


「ぎぃいやぁぁぁああああああ!!!」

「おっと、やり過ぎた」

 

 痛い目を遭わせたら、自分も痛い目を見る。


 俺とマナは何の因果かお互いに傷を負った。

 いや、これこそまさに因果応報というやつか。俺は俺で報いを受けただけ。


 ……あいつの傷は癒えただろうか。

 

 俺は、たぶんこの痛みを忘れる事はない。


 それでも、前に進むよ。

 少なくとも目の前に居る、強い女の子には負けたくないからな。


 こいつは沢山の事を教えてくれたよ。そんで倉橋君も。


 だから──


「か、佳南……てめぇ……覚えとけよ……!」

「へへ、やっちった」

「ちょ、高知君大丈夫!?」

「筑波ぁ……癒してぇ……天使のパワーでぇ……」

「む、からかうなら致しません」

「フラれちゃったね、要」

「クソ……お前ら、いつかざまぁしてやるからな……」

『サイテー』


 ──感想を聞かせてくれてありがとう。



【作者後書き】

最後までお読み下さりありがとうございます!


一応、今回をもって最終話とさせて頂いております!

なろうの方では第二部として新たに連載をスタートをしていのですが、またお話が溜まるまではここで完結としておきます!


続きがみたいと思って頂けた方はぜひなろうの方までお待ちしておりますm(_ _)m

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