閉じる
表示設定
目次
POWER OF LOVE
俺が思うに、あなたの場合、
男と恋愛がしたい、セックスがしたい、
男の人と一緒にいたい、という自分自身を押し殺すのに必死なんだろうな
じゃなきゃいくらなんでもこだわりすぎよ
どうしてこんなごく少数の人たちにこだわるのか
言われてみれば俺自身不思議なんだけど
ある差別を許容することはあらゆる差別を許容すること
理由があれば差別をしてもいいのだ、と
しかし人が人を好きになることについて
軽く考えてみると
誰が誰を好きになろうが
誰と誰がセックスしようが
そんなこと別にどうだっていいじゃないってことが
こんなにも長いこと難しく考えられているというのは
恋愛とは俺が思ってるよりもこの世界を構成する重要な要素
なのかしら
家同士の繋がり、とか、
神との契約、とかじゃなくて、
もっとこう……
どうにかならないのかなあ
どうして他人のことを放っといてやれないんだろう
誰と誰が付き合おうがそんなのどうだっていいじゃない
と言うと完全無視を決め込まれる
僕らは対人関係の距離感があんまわかっていないんだ
こんなにも長いこと難しく考えられていると言うのは
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます