閉じる
表示設定
目次
Logical One
あなたの言っていることはごもっともだと思う
こっちはいいのにあっちは駄目、それはおかしい、
それは理不尽だ、結局不平等で不公平だ、と
でも俺には
あなたは問題の切り分けができていない、と、
そう思えてならない
殺人が許されず認められない社会なのに
どうしてあなたは何事もないように生きていられるの
否定を否定することで結局あなたは何をどうしたいの
あなたの将来のヴィジョンは何？
どうかそれを教えてくれ
全ての在り方を受け入れることはおそらくできない
誰かがあなたを殺すことをあなたが許さず認めないように
結局は選ばれたものしか選ばれないままだ
あなたがあなたであるための権利を、あなたが放棄できないように
あれが駄目ならこれも駄目ということは
それはあなた自身の存在を否定することに繋がる
なぜあなたは自分自身の利益や権利をそのままに
否定の否定ができると思うの
俺が行動しようが
あなたが反対しようが
いずれ世界は”それ“を認めるようになる
そこに論理的矛盾がないのなら
物事はなるようになる
なるようにしかならない
誰もそれに抗うことはできない
世界とはそういうふうにできている
まさか論理を空回りさせたいだけじゃあるまいに
いずれ大人と子供がセックスできる世の中になるのかもしれない
猫を殺すことが許容され殺人を包摂する社会
”その上で“丸く収まる世界が、いずれ訪れるのかもしれない
なんらかの解決方法があるのかもしれない
論理的世界がやがて１つに収束されていくのなら
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます