第22話 2024年1月、自転車旅行
月初プロフィール(1月):
中学一年の夏休みに自転車旅行をしました。
内装三段の自転車にテントとリュックを括り付けてボーイスカウト姿(上から鍔広帽子、青色のネッカチーフ、制服、半ズボン、ソックスとガーター)で出かけました。(今は長ズボンのようですが昔は半ズボンだったのです。)
ボーイスカウト姿は一人での冒険旅行に適しております。
目立つし、どこでも野営できるし、みんな優しいのです。
優しいのは小学校を卒業したばかりの子供だったからかもしれません。
小学校の校庭の片隅にテントを張らせてもらって翌朝、宿直の先生は「何だ、一人だったのか。それなら宿直室に泊まったら良かったのに。」とおっしゃいました。
清水から東海道を東上し、三島から中伊豆に入り、天城峠のトンネルを通って河津に出、海岸線に沿って石廊崎に着きました。
再び海岸線に沿って北上し、伊東に行き、フェリーで大島に渡りました。
大島では砂漠で初めて馬に乗りました。
馬は(私を馬鹿にして?)首を曲げて私の脚を噛みつこうとしました。
大島から伊東に戻ると熱海、芦ノ湖を通って山中湖に行きました。
山中湖にはスイカを買って持って行きました。
山中湖ではそれまでいたボーイスカウト隊(第3団)が夏のキャンプを張っていたのです。
山中湖からどのようなルートで戻ったのかは覚えておりません。
おそらく御殿場から三島に下って清水に戻ったのだと思います。
机の引き出しの奥から青色のインキで印刷された当時のスカウト手帳(昭和35年度、1960年)が出て来ました。
記憶の引き出しの奥に消えずに残っていた自転車旅行を記しました。
(2024.1.1)
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