エトワールと無名画家
京司
少しの夢
いくつもの罵倒が私の心に積み重なる
くだらない、下手、凡人などなど...言われ慣れているが傷つくのは私にまだ心が残っているからだろう。
ただ耐える、胸と喉の奥がつん、と苦しくなる
画家は才能だ、何にもない凡人な努力したって天才を超えることは到底無い。
私はというと才能がないうえ努力する気力、いや才能もない。
ああ、何でまだ続けているのだろうこんなこと
ああ、何で努力も知らずに画家の苦労を語っているのだろう
耳に入る言葉も相まって嫌なことばかり考えてしまう。
私は、私を苦しませる世界が嫌いだ、でも何も出来ないちっぽけな私も大嫌いだ。
もう嫌見知らぬ星にでも飛ばされて1人で絵を描いて生きていたい...。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます