『俺は母が生きる理由にはならなかった』(プロローグ③)
これが自然に書ける著者・作品に間違いはないよね!
背景を含めて、なぜその登場人物がそのような性格なのかがシンプルながら過不足なく伝わるキャラクター作りと紹介導入がまず良い。
そして物語の軸がそのキャラクターの性格によるものになっていて、その個性・魅力が引き立つストーリー展開になっている。
割と他作品でもありそうな主人公設定であると思いつつも改めて考えるとあてはまるものはなく、その他の個性的で魅力的な登場人物との関係もあるので、物語がどう進んでいくのか楽しみ。