#326 完
好きな漫画が終わった。
最終回を迎え、完結した。
長きにわたる連載を終え、物語は完結したのだ。連載開始から読んでいた身として、作品の終わりに立ち会えたことが、これほど嬉しいことはない。生きているうちに完結しないのではないかと思ったことが、何度もある。長編が終わり、次の長編が始まる。目まぐるしく描かれるキャラクターの掛け合い、描かれる過去編、次編のための休載。中でも一つの長編がとても長く、濃密に描かれる。
とても人気な作品だった。漫画が掲載されていた雑誌の象徴ともいえるその漫画は全世界で愛され、多くのファンが存在する。
そんな漫画が最終回を迎え、完結したのだ。
読後感はかつてないほど大きなものだった。
もう思い残すことはない。この漫画の最終回に立ち会えたて本当に良かった。ありがとう、青春時代から人生を彩ってくれた漫画に感謝を告げ、
男は息を引き取った。
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