恋愛を見届けたい俺にとって、幽霊になるのはご褒美です。

まどうふ

第1話 幽霊になった俺

俺はどうやら成仏出来なかったらしい。

まあそれももう許容している。

何故だって?・・・それは!

俺にはやり残したことがあるからだ!!

恋愛という人生の一部を見届けたいから!!!


時には手助けをし。

時には静かに見守る。


俺の人生の中でこれを出来なかったいま!

これをしないで死んでたまるかーー!!!


ちなみに「時には見守る」

この引き加減が重要だ。

手助けをしすぎてもそれは二人の気持ちを俺が勝手に繋げたにすぎない!!


二人の恋の芽は二人で育てろ!


例えば土。これは土台だ。出会いの場所という事だな。学校や職場、合コン。

最近だとマッチングアプリとかな。

そして日光、育てるには必要不可欠な存在。それは好きという気持ち。

同じく雲もそうだ。雲がないと雨は降らないだろ。

この状態はまだアタックしていない状態。


そしてアタックしていくと、日光が強くなったり、雨が降ってきたりする。

それを交互に繰り返すと芽は育っていく。

お互いの気持ちに少しずつ気づいていくからな。

でもな、日差しが強すぎたり、雲が日差しを遮りすぎるのは駄目だ。

どちらか一方が強すぎると、育つスピードが遅くなっていき、いずれは芽が枯れてしまう。

ダル絡みされてると思われてしまうから。

それでも育つのは、どこでも育ちやすい

花だな。


これと同じで雪や雷もそうだ。

ぶつかり合ってしまうため、いずれは同じ。枯れてしまう。


そこで肥料だ!!

つまり手助け!そう!俺だ!!


肥料の主な仕事は手助け。

福引で当たったと言って片思い中の人、

両思いでまだ付き合ってない人に映画の

チケットをそれとなくあげるとか。


二人を遊びに誘って俺はドタキャン!

そこで二人っきりの時間をあげるなど、

色んな種類の助け方がある。


だから二人の時間を俺が作り、その時間

有難く利用していただけるとこちらも嬉しい。


だが、助けすぎると俺だよりになってしまって

相手はキュンキュンしてくれるだろうが、

俺がいない時、お前は何も出来なくなっているだろう。


俺がいないとキュンキュンさせられないまま、恋人に発展してもそれは恋人じゃない!

仮初の恋人だ。

ちなみに手助けのいらない、恋する人たちは

しっかりと見届けさせてもらう。


おっと、ここまでにしておこう。

話しすぎてしまった。

まあ話しすぎても恋は面白い。

この通りに行くとは限らんからな。


ちなみに俺が死んだ理由は事故だ。

これだけ言えば分かるだろう。


さあ!恋だ!愛だ!恋愛だ!!


世の中の恋してる人たち!

頑張ってくれよー!!


こうして俺は日本中を幽霊として飛び回り

世の中の恋する人たちを手助けしていく、

俺の求めていた活動が始まった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あらすじです。


どうも、初めましての方は初めまして。

「まどうふ」と言います。


主人公の俺くんは生前、恋する人たちを助けたかったけど学校のスクールカースト下位だったのであまり活躍が出来なかった。

そのまま事故にあって死ぬ、と思いきや幽霊になる。といったストーリーになってます。


面白いなー、とか少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです!

良ければフォローと応援のほど

よろしくお願いします!


この小説はフィクションです。

実際の人物、団体、事件などには

一切関係ありません。

また、犯罪を推奨するものではありません。

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