096 モロヘイヤの種子毒より怖い
◆2023年9月21日
昨朝。鹿に喰われて一度丸裸になってたモロヘイヤがすっかり回復し花もつけてたのを、総て引っこ抜きました。
この葉菜の老化種子や枝葉には有害ともなる強心作用成分ストロファンチジンが含まれてるので中毒を懸念、早々と収穫することにしたんです。ちょっとでも、めまいや嘔吐しかねないというから用心に越したことはない。
それで胸元まで育ってた株を一抱えして屋内へ運びこみ、2時間もかけて念入りに葉だけむしり取った一部を朝餉の味噌汁用としました(残りは干して保存用に)
包丁で細かく刻んで熱を通すと粘りが出るから、溶き卵といっしょにね。
んで炊きたて御飯へぶっかけ、緑のトロットロ飯にして召し上がりました。
ただね、一連の作業が寝坊から起きてだったので、朝餉は昼食兼用になっちゃった。
だから来年はもう、命がけにもなるモロヘイヤは育てないと決めたわ。
栽培に骨が折れる野菜も困るけど、収穫に手間取るのもね。分岐した先っぽの葉だけつまみ採ればいいんだろうけど、シミッタレ婆さんは全株から元を取りたいしでね。
そしてモロヘイヤの傍で鈴なりになってた甘唐辛子なら採るのも簡単、明日の朝食の支度は遅れずすむし、外仕事にも早く出られると胸算用したわけでした。
が、今日は降りやみが頻繁。そのたび窓の開閉するだけの一日となりました。
もちろん、朝餉のおかずにと甘唐辛子を採りにも行けませんでした。
昨日サボった道なりの除草に励むつもりで起床したのに、明日もオジャンぽい。
…やっぱり…お天気だった昨日ぐうたらこいた罰が当たったみたい……。
……ウ~ム。こんな調子じゃ今月を以ってしても、だらけ暮らしの改善は無理かも。
夏中持て余してた鬱っ気からはなんとか脱却できたものの、…このまんまじゃなあ。
じき来る十月までに残暑でよく降る天候が回復し、気ままな暮らしぶりもついでに多少は規律正しめになってないと──。
でないと、秋冬野菜の栽培までどんどん先送りになってく──。
せめて起床時間くらい、毎朝6時をキープできないものか。
でなきゃ今冬、自家野菜で喰いつなげなくなるぞー!
モロヘイヤの食中毒よりか、自堕落病の自家中毒の方がヤバい九月なまんまです。
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