091 清楚なニラの花も咲きだしてます

    ◆2023年9月5日

朝も降って、昨日に続き外仕事に出る機を逃しました。

けれどこれでサツマイモのツルは、またもグ~ンと伸びたに違いありません。

先月半ばには鹿食害で、根元まで葉っぱを喰われつくしたツルがです。

夜中のドシャ降りなんて、本当にすさまじかったもの。

おかげで北窓の河津桜なんて、目立ってた黄葉が一枚残らず散りました。

すっかり花が絶えたメイン花壇の乾きを嘆いたばかりだったのにね。



ひぐらしの声がなく落日となったことも、季節の変りめを実感させられます。

日中すら、ほとんど他の蝉も鳴かなくなった。

その代わりというか、今夜も秋虫のすだきが山の真闇を隙なく震わせている。





一昨日プチ畑から採ってきた夏野菜は、たわわだったミニトマトに辛くなった甘唐辛子が数本、こわばりだした紫蘇シソっ葉に花がつきだしたニラでした。

ことにニラには、季節のうつろいを思わされました。

まだほとんどはつぼみが白くほつれだしたくらいだったけど、今日なら球咲きになってたはず。昨春まいた種からの苗がまたも種を宿そうと空仰ぎ──。




この海月山暮らし日記は、どう長く続けようが読者には毎度おもしろくもないマンネリ確定記なわけですが、だからこそ私はできたらずうっとこんなで行きたい記。

人様に公開しないほうが恥をかか ないだけ、ましな代物でもある。


…なのに……なぜに…? 

そう思い暮らしてることなども、たらたら綴り続けていけたらと願う記。


そんなワガママ勝手記なのに、どうしてだか……楚々としたニラの花って似合うよなあと思っての、駄文・駄句となりました。


🔰老臭もいつしか風に韮の花  


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る