034 やまぬもの雨だれの音おこもり病

  ◆2023年5月30日

……あ~ァ。五月も明日でお終い。

とうとう放置畑に防獣フェンスも回せず終い。

これじゃ、6月中にとて怪しいもんだ。

だって、この雨、やまないままに台風が居座るんですって。そしてそれを、実は私は歓迎してなくもない。だってだって、正々堂々グウタラおこもり三昧できませり。



こんな性根ですもので、この日記だって28日ぶり。本当にここらで改心しないことには、グウタラが不治の病となりはてそう。元から気質的に病みやすいとはいえ、年々歳々酷くなるばかりだからして。

  

そんなで、今日こそ必ずや日記だけでも更新しなくては。




防獣フェンスを仮設し終えたらいざ定植をと買いおいてた夏野菜苗は、水やりさえ怠ったため購入時よりみすぼらしくなりました。

連結ポットに種まきしたのだって、枯らしたり、発芽前に土中で消失までさせてます(豆類やトウモロコシは逆に水分過多だったらしく、とろけちまった)。

食費削って捻出した種代ごともったいなかったゆえ、ほとほと己のグウタラぶりに嫌気がさしてました。

なのに……どうしても尻重なままでいた。なんとか暮らすさえおぼつかなくなるというのに。




私、梅雨入の六月をどう過ごすのかな。

雨漏りプレハブはグチャグチャに散らかしたきり、脳味噌までカビだしてる。

現況から脱きれないあがきに、駄句ごと恥書きくけこするのみか。

 

🔰梅雨の月鏡の吾よ笑みなさい


作り笑いすら面倒がるだけに日を送るのかな……。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る