明るいのは、夜だから

さくご

昼の光

 星が明るく見えるのは夜だからだ。陽の沈んだあとに見える星図は、白昼でも自ずから、あるいは恒星の光を反射して、常に煌々と灯り続けている。見えないのは、より明るく、より近い場所に太陽が位置しているからであり、夜空はいつだってあたまのうえでしろく塗りつぶされている。


 そのようなことを、いつか、誰かに教わった。


 ベッドの下に転がっているはずのバッグを腕だけ出してまさぐり、取り出したスマホを起動して時計を見れば、時刻は深夜で、陽の光はくらやみに閉ざされている。明ける朝も、暮れる夕も、等分に離れている。常夜灯をつけていないので、まぶたの裏側のくろと、室内のくろにさしたる違いは見いだせない。──思考する脳は、目覚めているのか、夢の中なのか。わからなくなるまえに、汗ばんだ感触と、ぬるい体温が生身の体感を訴えかけてくる。


 起きたときとなりにある、自分以外の体温。

 シラフになれば、これほど不愉快なものもない。


 アルコールは摂取していないので、酔っているのは行為の高揚、それも、自傷の快感に似た、あまりよろしくない脳内分泌だ。はやい話キマっていて、衝動が抜ければくだらなく、沈んだ気分で息をしている置物が残るだけだ。


「あたま、痛……」


 かすれた声で、私はつぶやく。──たぶん、脱水症状を起こしているせい。ずいぶんと動いたからひどく汗もかいた。頭をかばいながら身をよじれば、接触していた、汗と、汗以外のものとでべたついた肌が離れる。体液ではりついた体毛がはがれて、少し、痛い。


 シャワーを浴びたかった。寝落ちしたから、メイクも落とせていない。下着は着けていて、まったくの裸身というわけではないが、身を起こせば当然寒さを感じる。


 ……となりで、みじろぎする気配。覚醒にいたるまでそう長くはないだろう。


 シャワーは諦め、床にちらかったシャツを拾い、汚れた肌にまとうことにした。ボタンをとめ、私はのろのろとベッドから立ち上がり、窓辺に寄った。


 星が見たくて、カーテンを開ける。あいにくの曇り空で、夜空はくらいまま、なにも照らすことはない。


 私は相手を置いてホテルをあとにした。


 終電の時刻はとうにすぎているが、自宅までは距離があった。そうでなくても、このひどいかっこうで公共交通機関を用いるのは気がとがめる。着替えるのと、汚れを落とすのと、電車が動き出すのを待つために、避難所に寄ることにする。


『避難所』は駅から徒歩で一〇分ほど離れたところにある、小さなアパートの一室だ。鍵はオートロックでなく手動であり、この時間であれば起きているはずだから、締め出されているということは留守なのだろう。この時間まで仕事とは高校教師というものはずいぶんブラックらしい。そういうことを言うと、『私学だから会社員と変わんねえよ』なんてふうに返されるのだろうけど。いずれにせよまっくろだ。


 自分を棚に上げてそう思う。今夜は私も、仕事帰りにせせこましく小銭を稼いできたばかりなのだ。


 ふだんよりも、懐はあたたかい。いままで、パートナーがいる相手としたこと自体はありはしたが、意図を持って妻子ある身の上の者とするのははじめてだった。家庭人ともなれば、自由に動かせる金銭も少ないだろうと踏んでいて、多めにふっかけたのは、もしかしたら自分に残された一抹の良心だったのかもしれない。


 どうにも、見当違いだった──合い鍵で中に入る。部屋は廊下まで物で散らかっていて、汚いというより雑多な印象を受ける。高校の参考書が積まれているとなりに、漫画や小説が置かれている。塔のようにうずたかく積もった書籍の束をハンガーラックの代用にしているのか、Tシャツ、ショートパンツ、安物のショーツ、色違いのブラジャーが一式、角に引っかかるようにしてぶら下がっている。あきらかに家主のものでなく、一瞬恋人の存在を思い描いたが、よくよく目を凝らせばブラの刺繍に見覚えがあった。私のだ。てっきりなくしたと思いこんでいたもので、たしか宅飲みしたとき吐いて汚して洗濯機回して、……それきりだったように思う。ちょうどひと月前になるか。こうも堂々と掲げているということは、私が不在の期間にも変わらず、他者の侵入を許していないらしい。


 足を踏み出すと内ももを伝い、廊下にぽたぽたと滴が落ちる。金銭を介した関係を持つとき、避妊具をつけたがらない人が多い。今回も前例に違わず、あるいは住宅ローン、あるいは子どもの学費、あるいは家族サービスに使われるだろう金銭が、私の子宮内に精液をそそぎ込むためだけに費やされている。その退廃に快楽を覚えるのは一時のことにすぎず、ことがすめば得た収入の使い道……性感染症・妊娠検査の通院費、化粧、スキンケア、その他もろもろの検診。今回は不倫したのだから示談金や、場合によっては家裁にかかる費用も想定し、いまから支度しなくてはならない。


 脱衣所に入る。防犯面に疑問点はあれど、ひとり暮らし用のワンルームで狭いながら浴室はトイレと一体化されていない。そこも気に入っているから、ついついセーフハウスとして利用してしまう。手早く服を脱いだ。ブラはつけずにシャツの上に上着を羽織って誤魔化したので被害は少ないが、ショーツは『蓋』をするために穿かないわけにはいかず、スカートをはいたまま足を抜けば、外気で固まりかけの体液と一緒に、丸まった布がべちゃりと脱衣所の床に落ちる。ナプキンつければよかった、と何度目かわからない後悔とともに呼気を吐きながら、ダメになったショーツを拾い、備え付けのゴミ箱に捨てる。こういう事故が起こりがちなのでブラは店売りのものを吟味するが、ショーツはデザインには多少こだわりつつも、コンビニや百均で買ったものを使用している。脱いだものを仕分けて洗濯機に放り込み、私は浴室に入った。


 堕胎費用は保険適用外だから、安くても一〇万前後かかる。近頃は需要の低減から値上がりも見当されているらしい。普段からピルは処方されているが、『当たる』確率はゼロではない。数値を少しでも減らすために、私は股座を開いて風呂イスに座った。蛇口を捻る。水が湯になったのを確認し、シャワーヘッドを首のうしろにあてがった。しばらくじっとしていると、血流が巡り出す。体温の上昇に従って、下腹部の筋肉が弛緩、子宮頸部が広がる。中で絡まった体液が陰部口からどろりと排出されたので、すかさずシャワーヘッドを移して指で掻き出す。排水溝に流れていく白く濁った固まりかけの液体を眺め、しみじみと、この後始末の時間が嫌いだと考える。


 最初は、ひとり暮らしをするための資金をたくわえるためだった。母親との折り合いが悪く、早く家を出たかった。学生の身で独り立ちするには春をひさぐのが手っ取り早い。その判断には、いまだ脳の皺に刻み込まれている光景が関係している。


 その情景の中で、私はセーラー服を身につけている。テニス部に所属していたので普段はジャージ通学だったが、体調不良で早退けしたからその日は制服に着替えていた。


 家に連絡はしなかった。通っている中学は徒歩圏内にある。迎えに来てもらうほどではないという判断だった。


 玄関に鍵はかかっていない。弟がまだ就学前で、母親は休職して家にいた。几帳面なあの人にしては珍しいことだと思いつつも、深く考えず、私はドアノブに手をかけた。年代を経て灰がかった色合いの白いドアは金属製で、内部と外部とを十全に隔てている。音も、においも、体温が交わる熱気をも。


 鉄扉を引けば、低く、うめくような声が響いている。父母の部屋は、弟が物心ついたころにはすでに分けられていた。奥の部屋は母親のものだ。その隣は弟の部屋になっており、幼稚園に通う彼はまだ帰ってきてはいないようだった。未就学児に配慮してか、夫婦の営みの際には二階の父の部屋に移動するのが常のはずだった。しかし薄いドア一枚を隔てて、くぐもった音がするのは、母親の部屋。


 ノブに手をかけ、私はそっとドアを引いた。



 ところで、私が帰途についたのは部活途中で生理が始まったからだった。初潮だったために対策が取れず、服を汚してしまった。ジャージから着替えたのはそういうわけだ。



 それでなにが変わったというわけでもない。夫婦の籍は分けられたが、親権は母が持っていた。その後すぐ、父がいなくなってしまったのが原因だろう。若い頃のヘビースモークがたたってか肺ガンが進行しており、末期の介護は母親が一身に受け持っていた。父は実家との縁を切っていて、家族葬を上げる際、喪主をつとめたのは私で、それだって元妻という立場であるだけの母親がほとんどの手続きを済ませてしまった。


 感謝こそすれど、恨む理由などありはしない。だが、一度抱いた厭悪は忘れ去れないというだけ。


 私の苗字は、だから、生前の父と同じのまま。守山もりやま貴陽きようという名前だけが、名残として延命している。


 クレンジングオイルを顔面に塗りたくり、肌に馴染ませていると、シャワーの音に紛れ、カチャリ、と解錠の音が聞こえた。……施錠の習慣ができたのは、そういえば、あのときからだったように思う。ぬめる肌を拭い、かぴついて引っかかる髪を幾度も泡立てていく。


 くもった鏡を手で拭った。


 鏡に写るメイクが落ちた自分の顔は、髪が水を含んで縮れたせいで、点々とにきびの浮いたおでこが丸見えで、墨で一筆引かれたような眉は濃く、きれいなのは二重まぶたに縁取られた茶色みがかった目だけだと思う。そこだけは、父に褒められたから。その以外の部分……頬骨が見える輪郭も、あばらが浮いたやせっぽちの体も、高すぎる背丈も、すべて嫌いだった。


 シャワーを止めて浴室を出た。


 バスタオルで水滴を拭っていると、ぎしりと床が鳴り、脱衣所の磨りガラスの前に影がかかる。「……そういえば着替え持ってきてませんでした。そこに置いといてください」


 声は億劫げに答える。


「アゴで使いやがんな。この前忘れてったのでいいか?」

「玄関に見えるように置くなんて、センセイ、ずいぶん高度な趣味をお持ちなんですね?」

「お前しか入んねえんだから、忘れたの見えるように置いた方が合理的だろ。……いつくるかくらい連絡しとけ」

「心配しました?」

「した」からかうように問えば、間髪容れずに返ってくる。「近所うろついてる犬猫見かけなくなったら、そりゃなんかあったと思うだろ」


「一言余計なんですよね……」


 私は水気を拭う動作をやめ、磨りガラスにうつる影を見定める。


「ぼく、ヒト科なんですけど?」


「ハタチかそこいらのヒト科なんざ動物と変わらん」

「断言した! 心配ならそっちから連絡すればよかったのに」

「便りがねえのは……って言うだろ。信用してやってんだよ。それに動向に関しちゃ、お前んとこの上司から聞かされてはいたしな」

「案外、顔広いですよね、センセイ……」

「歳食ってるからな。社会形成と無関係じゃいられない」


 フラットな口調で言って、踵を返して玄関に足を向ける。


「……動物じゃねえってんなら床を汚すな。なにが悲しくてオッサンが出し散らかした体液モン拭わなくちゃなんねえんだ」


「それは本当にごめんなさい!」


 私から出たのも混じってるからもっとごめんなさいだった。


「片しとくから、お前は風邪引かないようにしとけ」


 吐息混じりに言い置き、立ち去る足音が響く。……顔が熱い。自分がなにをしてきたのか、当然のように察せられている。


 私が今日寝た相手は、父の元同僚だった。


「お先です」

「ああ……ずいぶん長風呂だったな」

「寒かったので」


 雑巾代わりのよれたシャツをゴミ箱に丸めて押し込みながら、「そうかよ」と興味なさげに答える顔は背中に遮られて観測できない。流れるように無骨なデスクに向かい、スリープ状態にしていたノートPCを立ち上げる。画面にはグラフと文字列が並んでいる。持ち帰りの仕事を片づけるつもりだろう。きしり、と音を立てて腰掛ける背中は猫背に丸まっていて、あまり大きくは見えない。知り合った当時から、その印象はさほど変わらなかった。


 私はベッドに体を預ける。座るとシーツに皺が寄る。使われた形跡がほぼ見られないので、どうやらここに帰るのは久しぶりらしい。


 ──もしかして。


「ぼくのこと探してました?」


 ふと思いついて訊ねれば、打鍵音がぴたりと止み、少しの沈黙のあと、


「…………いや?」


 と。淀んだ声だった。うそつき、と口の中でのみつぶやく。


 援助交際をしていることは黙っている。離婚を契機に……というわけでもないだろうが、父の保険金の受け取り相手は私になっていた。進路相談のときに経済状況は提供済みだから、少なくとも副業するほど稼ぐ必要がないことは把握されている。


 ただの妊活だと思っているだろう。


 十五年ほど前から連なるベビーブームの、いまは第二波まっさかりであり、中絶の需要は減じて、かかる費用はうなぎのぼり。逆に、不妊治療の需要は増加傾向にあるから、入って早々に育休を申請する新卒採用者があとをたたないという。


 私は、違うのだけど。子どもなんてほしくない。上半身はともかく、下半身の骨格、特に骨盤のかたちはけっこう気に入ってるから、歪ませたくないし。だから、セックスは嫌いだった。


 整体予約しなくちゃな、休みないけど。とスマホを取り出しながらぼふりと沈み込んだシーツは、舞い立った埃のにおいがした。鼻先が少し濡れている。


「髪乾かしてからにしろよ……」


 髪とシーツで潰れてはんぶんになった視界で「厭そうなこえ」と椅子に座った彼を見上げる。


「じゃあ、センセイが乾かしてくれます?」

「ああ?」

「ガラわるっ!」


 高い周波の声を上げて笑いながら、ベッド脇に備えられたドライヤーをコンセントにつなぐ。スイッチを入れようとすると、「やめろ、ブレーカー落ちる」とあわてた様子で制止が入る。


「家電周り脆弱すぎませんか……?」

「安普請なんだからしゃーねえだろ。俺の給料じゃ床材補強すんので精一杯だ」

「抜けたことあるんですね、床……」


 廊下を埋める本の山を思い返しながら言えば、厚みのある声で「ある……」と返答。電書に切り換えればいいのに。


「読みたい本がことごとく電書になってねえんだよ」

「ふーん。それで、読めてるんですか?」


 ブラック企業勤めの家主は沈黙した。「いつか読むが?」ぼそっと言いながらノートPCを閉じる。それから気鬱そうに立ち上がると、手を伸ばして部屋の灯りを消した。


 あたりが暗くなる。私が整体院の予約ページを開いてそのままになった、スマホの小さな画面のみが、光源になる。


「え、あ、怒りました……?」

「ちげえよ。ドライヤー使うんだろ」

「ああ、停電対策……本末転倒じゃないです?」

「PC落ちるよかマシだ。……春先だからって油断すんな。とっとと乾かしちまえ」

「はあ……」


 私は画面を無難なものにすると、上向きにしてベッドにスマホを置いた。青白い光がぼうっと幽霊みたいに物影の輪郭を照らし出す。空間を満たして埃が生き物のように浮遊している。反面、押し黙る家主は石膏彫りの彫刻作品のようだ。(──考える人)職場でも屋内を根城としているからだろう、肌はひかりよりなお白く、痛まず、実年齢より若く見える。眉間に色濃く刻まれた皺が重ねた労苦を滲ませている。それも生きた証左というより、樹齢を重ねて自然と厚みを増した年輪めいている。ペンで引かれたように余分のない細い眉。鼻は高く、精緻に通り、整えることを忘れて久しいと思しく、枝分かれして好き放題に絡まった髪のみが、彼に人がましさをしつらえている。


 上体を起こし、私はドライヤーのスイッチを入れた。こうも埃まみれでは、発火しそうで怖くもあるけれど。


「髪、伸ばさねえのか。昔は長かっただろ」


 ドライヤーの音に紛れて、低く、そんな声が届く。


「……センセイに教わってたとき、もう短かったはずですけど」

「……じゃあ勘違いか。似合うと思うけどな」


 ドライヤーの風に炙られ、体表が熱を持つ。髪が痛むのをおそれて、すでに冷風に切り換えているのだが。


「いまのところは、その予定はないです」


 私は答えた。対価を支払っているという事実が気を大きくしているのか、顔や、髪にかけたがる人にけっこうな頻度で当たる。手入れが面倒だから、なかなか髪を長く伸ばせない。ヘアアレンジのパターンが少なくならざるをえない短い髪は、もともとの骨格造形に隙がない人にしか似合わない。真っ直ぐ伸びる髪質は潜性遺伝で、私も弟も父と同じクセが強い髪質だから、伸ばしてもきれいには伸びないのだけど。


「そっちこそ、眼鏡外さないんですか?」


 ドライヤーのスイッチを切る。


「……アホか」


 少し間を置いて電気が灯る。


「眼鏡ってのは視力矯正用の器具だぞ。外したらなんも見えなくなるだろ」

「一度も外したとこ見たことないから言ってるんですけど」


 家主がかけた牛乳瓶の底(牛乳瓶を見たことないけど……)みたいに分厚いレンズは黒にも見える濃い緑で、眼鏡というより分類的にはサングラスに該当するのだろう。屋内外、昼夜問わずに顔の上半分が覆われているので、いまだ、私は彼の素顔を拝んだことがない。


「キスのときは、さすがに外しますよね?」

「……あのな……」


 私が顔に伸ばした手をうるさげに払いながら、『この馬鹿をどう黙らせたものか』というような視線を送ってくる。目は見えないけど、眉間の皺がそんな具合に濃くなった。感情の昂ぶりを鎮めるように、シミも皺もないしろい頬が微かにふくらみ、色のない、薄い口唇から細く息が送り出される。


「今日はもう帰れ……気の迷いが起きかねん」

「……はぁーい」


 正直どっちでもよかったが、私は返事をして起き上がる。行為自体にはネガティブな印象が強いが、この人のことは嫌いじゃないし。ただ、疲れているのはたしかだから、私は立ちながらにスマホを操作し、行きつけの整体院の予約を完了させた。


「洗濯物、取りに来いよ」


 じゃあまた、とスーツを小脇に抱えながらそそくさと去ろうとする背に、ぼそりとそんな声がかけられる。だから、私はこの人のことを嫌いになれないのだと思う。


 いつか、嫌いになれたらいいのに。

(──あの人みたいに)


 追い出されたので駅のトイレで夜を明かしているうちにだいぶ世界ごと憎み出してはいたが、社会人なので着替え、スーツ姿に立ち戻る。電車に揺られることふた駅、私はようやく自宅のマンションにたどり着いた。同居人たちはまだ眠っている。家は暗くて、星の気配はどこにもない。

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