シュークリーム
お昼休憩
「ライラさぁん、コンビニでシュークリーム買って来たのでぇ、よかったらどうぞぉ」小田谷さんはライラさんにシュークリームをあげた。
「あら、ありがと」
「新山さんが丁度いたのでぇ、ライラさんは独身ですよって伝えときましたぁ」
「あっふお(あっそお)」シュークリームをほおばるライラさん。
「そしたらぁ『え、あんなに美魔女なのに?』って言ってましたぁ。よかったですねぇ」
ブチャアッ!!
シュークリームを握りつぶすライラさん。
クリームが飛び散る。
「らっ、ライラさぁん? どぉしましたぁ?」
ライラさんはブルブル震えている。
「クリームすごいことになってますよぉ!」
ライラさんの手や服にクリームがべったり付いている。
「あんにゃろー!! 何が美魔女よ!!」
「えぇ? 褒めたんじゃないんですかぁ?」
「美魔女なんてオバサンに使う言葉でしょーがあ!」
ゲシッゲシッゲシッ
壁を蹴りまくるライラさん。
「はぁ、難しいお年頃ですねぇ」
「こんちくしょー!」
ライラさんは今日も叫んでます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます