シュークリーム

お昼休憩

「ライラさぁん、コンビニでシュークリーム買って来たのでぇ、よかったらどうぞぉ」小田谷さんはライラさんにシュークリームをあげた。


「あら、ありがと」


「新山さんが丁度いたのでぇ、ライラさんは独身ですよって伝えときましたぁ」


「あっふお(あっそお)」シュークリームをほおばるライラさん。


「そしたらぁ『え、あんなに美魔女なのに?』って言ってましたぁ。よかったですねぇ」


ブチャアッ!!

シュークリームを握りつぶすライラさん。

クリームが飛び散る。


「らっ、ライラさぁん? どぉしましたぁ?」


ライラさんはブルブル震えている。


「クリームすごいことになってますよぉ!」


ライラさんの手や服にクリームがべったり付いている。


「あんにゃろー!! 何が美魔女よ!!」


「えぇ? 褒めたんじゃないんですかぁ?」


「美魔女なんてオバサンに使う言葉でしょーがあ!」

ゲシッゲシッゲシッ

壁を蹴りまくるライラさん。


「はぁ、難しいお年頃ですねぇ」


「こんちくしょー!」


ライラさんは今日も叫んでます。



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