ちょっと乾燥ぎみな冷たい空気と風。

こんな日に起こりうる戦慄。

気をつけていたのに、少しだけ水滴を残していた手は急激に冷やされて乾いていく。

ピキッ！

きたっ。

小さなひび割れ発生。

塗り忘れたハンドクリームとつけ忘れた手袋。

（手袋は、もともと、一部指先が無いタイプなので、使用していても危険度が高い）

傷の治りが遅い方なので、しばらくは絆創膏のお世話になることが確定した。

前回の傷も癒えていないのに容赦なく増え続ける凍りつくような旋律が襲う。

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