第82話

雪視点


 俺は、先輩に依存していた。先輩のすることは何でも楽しく輝いて見えた。


 「雪くん、久しぶりだね。」


 急な転校だったから、転校先は選ぶことは出来なかった。先輩には転校を言わないで騙して居た。何故なら先輩は心配して最後の復讐をしないと思ったから。


 この学校には、中学生の同級生達がいる。


 その中には、


 「・・・」


「お兄ちゃんみたいだね。」


 先輩の元義妹の月宮も居た。


 「雪!!久しぶりだな。」「雪!!」


中学の同級生が俺に絡んでくる。


 「・・・」


「オイ!返事しろよ!」


 だが、俺にはどうでもいいことだ。


 「もうあの時とは状況が違う。中学のことを言っても、意味ないぜ」「あの時も俺が何か言っても、このように無視してきたけど、今回は許さないぜ」


「・・・」


 先輩は基本こう言う時は無視してたらしいから俺も無視しよう。


 俺は図書館で先輩のように本を読む他に小説を頑張っている。


 先輩に褒めて貰ったんだ、俺は頑張って書き続ける。

 

ーーーーーーーーーーーー


 ある日、体育の授業後に教室に戻ったところ、ストラップが無くなっていて結局その日は見つからなかった。


 昔のトラウマを思い出す。


 「先輩」


そして、ピコンとSNSが鳴る。


 俺はスマホを開くと、聞き覚えのある声がする動画が流れる。


 それは、俺のストラップに落書きし、針で刺し、真っ二つにする動画だった。


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家族に大切な物を捨てられた。俺は、、 少し復活したエアコン @eaconnn

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