映らない鏡
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映らない鏡
放課後の通学路を帰宅の途についていた。
そこを3人の小学生が歩いている。
少年2人に、少女1人の割合だ。
3人は仲良く談笑しながら歩いていた。その様子は仲の良い友達同士のものだ。
少女は少年達の前に進み出る。
後ろ一つ結びの三つ編みにした長い黒髪。
幼子ながら利発そうな顔立ちをした少女だ。
名前を
彩は口にした。
「いくらのぞいてみても、自分が映らない鏡ってなーんだ?」
唐突に出されたなぞなぞに、少年たちは面食らった顔をする。
「なんだそれ?」
そう言ったのは、見るからに元気そうな少年だ。
背筋が伸びて姿勢が良い。
髪も短めで清潔感がある。
小さな体ながら、どこか堂々とした雰囲気があった。
名前を
「なぞなぞよ」
彩は答える。
すると翔の隣にいた、少年が言う。
一見して寡黙な様子があった。
感情を表に出さない彫像のような姿と顔は、どこか冷たい印象を受ける。
どこか大人びた雰囲気を持ち合わせた少年だ。
名前を、
「……鏡は、普通は反射するものだと思うけどね」
春斗の言葉を受けて、彩は得意げな表情になる。
翔も春斗も、彩の、なぞなぞが分からないでいるのだ。彩は、ちょっと得意になる。
「分かんない?」
彩は可愛らしい目を、
しかし、すぐに考え込むように腕組みをする。
一方、春斗は静かに目を閉じている。
「ヒント欲しい?」
やはり彩の言葉には、少し挑発的な調子が含まれていた。
それが増々、翔を意固地にさせる。
「いやいや待て。考えるから!」
そして、しばらく考えた後、翔は閃いた顔した。
「ふふ~ん。俺、分かっちゃったもんね」
自信満々の顔をしていた。
両手を腰に当て、自慢げに胸を張る。
それを目にした彩は、さらに挑発するようなことを言う。
「本当。翔の頭で分かるかなぁ?」
すると、案の定と言うべきか、翔は怒り出す。
「言ってくれじゃないか。じゃあ、賭けをしようぜ!」
翔の提案に対し、彩は呆れたような顔をする。
「賭けって……。何を賭けるの?」
すると、翔は不敵な笑みを浮かべて答えた。
「そうだな。勝った方が負けた方に何か命令できる。ってのはどうだ」
翔の提案に、春斗は同意し、ルールを提案する。
「まあ。妥当じゃないかな。ただし、何でもいい訳じゃない。常識の範囲内での命令だからね」
春斗の提案を聞いた彩は思案顔になる。
しばらくして口を開いた。
それから彩は言った。
「良いわ。乗ってあげる」
彩の返事を聞いて、翔と春斗は互いに目配せする。
2人とも内心ではほくそ笑んでいた。
そんな2人の様子を見て、彩は尋ねる。
「ちょっと。何こそこそ話しているのよ? 打ち合わせは無しだからね」
すると、春斗が答える。
「そんな不公平なことはしないよ」
その声音には余裕があった。
まるで、勝ち誇っているようだ。
「それと言っておくけど、私が用意した回答意外は、不正解にするから。それで良いよね?」
彩の確認に対して、翔は即答した。
「いいぜ。なぞなぞだからな」
その顔には、勝利への確信がありありと浮かんでいる。
一方、彩の方も自信があるようだった。彩はランドセルからメモ帳を取り出すと、回答を記入して折りたたむ。
回答を固定したのだ。
「これで。私は、不正できないようにしたからね」
そう言って彩は、メモ用紙を握る。
彩の様子を見て、翔と春斗も納得する。
そして、少し問題が生じた。
「ちょっと待って。この勝負の図式として、彩に対し、僕と翔が挑む形。2対1になっている。これって、公平性に欠けるね」
春斗は少し困り顔になった。
その言葉の意味するところは、彩が不利過ぎるのではないか?
ということである。
「そうね」
彩は同意し、翔も納得する。
「俺は卑怯なことは嫌いだ」
すると、春斗は提案をする。
それは、こんな内容であった。
・翔と春斗でじゃんけんをして、回答の先行権を決める。
・勝った者が彩に挑戦する。
・回答者が正答した時点で、もう一人の回答者は敗者とする。
春斗の提案した内容に、翔と彩は合意した。
そして、春斗が先行権を勝ち取った。
「じゃあ。僕から行くよ」
春斗は、先攻を取れたことに満足していた。
彩は今更ながら後悔していた。春斗はクラスの中だけでなく学年でも上位を狙える成績の持ち主だ。
しかも、春斗は頭の回転が速く、機転も利く。
そんな春斗の思考を読み切れなかったことを、彩は悔やんだ。
(やば。もしかして春斗には簡単過ぎちゃった……)
彩は焦る気持ちを抑えつつ、春斗の出した答えを待つ。
春斗は、回答に自身があった。
それは、まさに映らない鏡だからだ。
「なぞなぞの答え。それは、封書にいれる頭紙・かがみだ」
その回答を聞いた時、彩も翔も理解できなくて、首を傾げた。
「春斗。それって何だ?」
「私も、分かんないだけど」
翔も彩も、春斗に尋ねる。
春斗は空気の違いに、身振りを交えて答える。
春斗曰く、商取引の習慣のひとつで、請求書などの書類を送付する際に同封する表紙のことを指すという。
ビジネスマナーとして、送付先への敬意などを示すほか、請求書の要点を抜き出して書くことで、請求書を介した取引のミスの防止に役立てる。
なお、かがみは漢字で「鏡」もしくは「鑑」と書き、「頭紙」と呼ばれることもある。
「へえ。そうなんだ……」
彩は小学生にして社会人マナーの一つを知った。
「……いや。分かんねえって、そんなの。春斗、これ、なぞなぞだぞ。保育園児や小学生の遊びで、何で回答が大人の社会が出てくるんだよ。意味不明だろ」
翔は不満げな顔になる。
すると、春斗は言った。
「いや。この前、父さんが教えてくれたから」
春斗は、父親の博樹から教わった社会人知識を披露したのである。
そして気がつく。
自分の回答が、不正解なのに。
そこに翔が割り込む。
「ふ。まったく秀才は、これだから。もっと、レベルと落として考えなきゃな。じゃあ。俺の番だな」
翔は自信満々の顔をしていた。
その様子を目の当たりにして、彩は不安を覚える。
確かに、春斗は秀才故に墓穴を掘った。
だが、それ故に翔のことを驚異に感じた。
(こいつ熱血バカっぽいけど……。意外と賢いからなぁ……。油断できないかも)
そんな彩の心境を知ってか知らずか、翔は自信たっぷりに回答を出す。
「じゃあ、いくぜ。俺の回答は――」
彩と翔は顔を見合わせる。
そして、翔は両腕を上げる。
彩は、何が起こるのか分からなかった。
翔は突然しゃがみ込むと、膝を抱いた。表情は得意になったままに。
「え? 何、それ……」
彩は呆気にとられる。
すると、翔は答える。
「
その場に、一陣の風が吹く。
それは、とても冷たい風だった。
その風に吹かれた瞬間、彩は寒気がした。
まるで、背中に氷柱を突っ込まれたような感覚に襲われる。
翔は、続けて言う。
まるで、自分こそが勝者だと言わんばかりに。
「これが、答えだな」
彩は翔の言葉を聞いて、唖然とする。
「それは、なぞなぞじゃなくて、親父ギャグよ」
彩のコメカミが痙攣し、目が哀れみを帯びる。
(熱血バカと思ってたけど、こいつは、ただのアホかもしれない)
全く予想していない答えであったからだ。
「え!? 違うのかよ。俺が必死になって考えた渾身の回答だぞ。身体まで張って回答したのに違うのかよ」
翔は不服そうにする。
そんな翔に対して、彩はメモを広げる。
春斗も、それを覗き込む。
その答えに、二人共やられたと言った表情をする。
「ということ。これで賭けは私の勝ちなんだから、今週末に神社に来て。おすそ分けもあげるから」
こうして、週末に神社に三人が集まることになった。
◆
神社の境内で、翔は木槌で餅を叩いていた。
台座には切り株を使い、その上に餅を置いて叩いていた。
だが、餅はすでに固くなっており、中々割れない。
それに大きさも尋常ではない。
直径30cmはある、巨大な餅だ。
「どう。もう割れた?」
巫女装束の彩は、必死になって餅と格闘している翔の様子を見に来た。
「いや。これ、結構固いよ」
春斗も心配して、翔の手伝いをする。
二人掛りでも表面にかろうじてヒビが入る程度で、中身までは到達しない。
その様子を見て、彩は嘆息する。
この前、彩が出題したなぞなぞの答えが、これであった。
それは、鏡餅。
そして、今日は神社の鏡餅の鏡開きだったのだ。
翔は地べたにへたり込み、不満げに彩に告げる。
「なんで木槌で割らなきゃいけないんだ。包丁を使おうぜ」
翔の体力は限界に達していた。その顔には疲労の色が見える。それは、春斗も同様であった。
「男のクセに情けないわね。それに鏡開きってのは、昔から切っちゃダメなの」
彩は呆れたように答える。
【鏡開き】
鏡開き・鏡割りとも称する。
正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を下げて食べる。日本の年中行事で、神仏に感謝の気持ちを示し、無病息災などを祈って、供えられた餅を食べる。
汁粉・雑煮、かき餅などで食されることも多い。
鏡餅は単なるお供え物というより、神様が宿るところと考えられており、鏡餅を開くことで、年神様をお送りし、お正月に一区切りをつけます。さらに、年神様の力が宿った鏡餅を食することで、その力を授けてもらい、この1年が健やかで幸多い年になりますようにと、一家の無病息災を願う。
鏡開きは鏡割ともいわれており、昔から鏡餅を木槌などで叩いて割っていた。これは、包丁などの刃物で切り分けることは、年神様にお供えしていたものに刃を向けることにつながり、大変な失礼なこととされていたためだ。
彩の父親は宮司を務めていることもあり、毎年神社の鏡開きを行っては、参拝客に、その餅を振舞っていた。
「いや。それにしても、大き過ぎだよ」
春斗が言うと、彩は呆れる。
「何言ってるの。こんなの小さい部類よ。栃木県高根沢町にある安住神社の鏡餅を知ってる。直径110cm、重さは700kgもある超特大の鏡餅があるんだから」
彩の言葉に、二人は愕然とした。
「そんなのどうやって、鏡開きなんかするんだよ」
「知らないわよ。それより、賭けは私の勝ちなんだから、しっかり割ってよね」
彩の言葉に、翔は自ら言い出したことながら、げんなりとした表情を浮かべていた。
「まあ。賭けに勝ってても、結局僕ら二人で鏡開きをしていたと思うよ」
翔の横では、春斗が木槌を持って言う。
「確かにな。こんな重労働、彩にはさせられないからな」
「結局、最初から彩の一人勝ちだった訳だ」
春斗の言葉に、翔は苦笑する。
すると、神社の境内にハーフコートを着た一人の中高生あたりの少女が石段を登って来た。
装飾も邪心もない心を宿した瞳。
セミロングに切り揃えられた黒髪。
髪を留める赤いリボンは未だに、少女心を表しているようでもある。
身体は華奢だが、それでもどこか芯が入ったような印象があった。
名前を、
「やっほ。翔くん」
瑠奈が呼びかけると、翔は疲れた様子で答えた。
「先生!」
と翔。
「紅羽さん」
と春斗。
そんな二人の様子をみて、彩は面白くなさそうにした。自分だけが仲間外れになった気分だったからだ。
「誰、あの人」
彩は春斗に訊く。
「翔の知り合いだね。何でもトンカラトンとかいう怪人に襲われてたところを助けて貰ったとか聞いたけど。翔はそれから剣道をし始めたって」
春斗は答える中、翔は瑠奈に照れくさそうな顔をしていた。
「鏡開きのお餅を分けてくれるって、聞いたけど……」
瑠奈は、翔の頭越しに切り株の上の鏡餅を見る。未だに原型をとどめている巨大餅があった。
「……どうやら、まだみたいね」
言われて翔は申し訳なくした。
「すみません。先生が来るまでにバラバラにしようと思ったんですが」
瑠奈は鏡餅を叩く。
「こりゃ、相当固いわね」
そして、翔の横に座る。
翔は、そんな瑠奈を見て思う。
(やっぱり綺麗な人だな)
瑠奈は美少女と言って差し支えなかった。
しかし、それは見た目だけではない。内面的な美しさも感じられる。
それは、まるで穢れを知らない無垢な乙女のようだ。
翔にとって、憧れの女性でもあった。
「まってて下さい。これから俺が割りますんで」
腕まくりをして、翔は改めて気合を入れていた。
「いいわよ。こんなこともあろうかとね、助っ人をお願いしてたんだ」
瑠奈が言うと、神社に新たな人物がやってきた。
その人物は、少年だった。
長めの前髪を額にかけ、そこにしっかりとした面立ちがあった。
だが、武骨ではない。
顔は親から譲り受けたものだが、環境でその面立ちは変わる。
恵まれた環境ならば、穏やかなものに。
荒んだ環境ならば、厳しいものに。
少年の場合は親から譲り受けたもの以上に、環境でできあがった面立ちが感じられた。ガラスのような透明で冷ややかで、浸食を受けつけない不変さを持つ。そんな面立ちだった。
左肩には黒布の包を担ぎ、もう一つ竹刀ケースを担いでいた。
名前を
「隼人!」
瑠奈は呼びかけるが、隼人は気にした様子もない。瑠奈は隼人の元に近づくと、現状を伝えた。
「人を道具みたいに思いやがって」
隼人は悪態をつく。
「いいじゃない。修行の一環だと思ってさ」
拝むようにする瑠奈に、隼人は竹刀ケースから、一振りの棒を取り出した。
木刀とは異なり、刀にあたる刀身の箇所が太く作られた棒であった。
【鍛錬棒】
振り棒ともいう。
剣の極意は、手の内。握りにある。柄握りを体得するのに最も効果がある方法が、鍛錬棒による錬成法だ。
真剣、竹刀、木刀で何百回の素振りをするよりも、真剣の二倍、三倍の重さのある鍛錬棒を使用すると、10回から20回で目的を達成し、同時に体力増進にも効果がある。
手の内、茶巾しぼり、斬った後の止め方、流し方、足腰、背筋といった、「身体」全体を鍛える意図がある。
また振る際には「腕で振る」ではなく「身体で振る」という事を意識することで、剣術、居合の骨子を根付かせる事を目的としている。
いわば、剣の道の核心だ。
隼人は、鍛錬棒を右手に下げて、切り株に乗った鏡餅の前に立った。一枚しか乗っていなかったので、二枚乗せるように言う。
翔は、重ねることで10cm近くなることに難色を示したが、隼人は気にせず、2枚の餅を重ねさせると、タオルを上に置かせた。
そして、隼人は鍛錬棒を振り上げた。
脚を動かし、地を捕らえ踏みしめる。
肩の動きを最小限に抑え、身体の重心移動により、力の伝達を最適化させる。
周囲の者が固唾を飲んで見守る中、隼人の鍛錬棒は振り下ろされた。
――ブンッ!
風を切る音が響く。
次の瞬間、鈍く大きな音が境内に響いた。
翔も彩も、春斗も目を丸くした。
タオルの隙間から砕けた餅が飛び散り、鏡餅は粉々になっていたのだ。
翔は、唖然としていた。
瑠奈は、その光景を見て微笑んでいた。
それは、まるで自分のことのように誇らしげに。
そして、焦がれるように。
「どうなったか、見てくれ」
隼人は、鍛錬棒を収めながら瑠奈に訊いた。
瑠奈は翔と共に、餅を覆ったタオルを捲ってみる。
そこには、衝撃で砂利のように砕けた鏡餅があった。
「……す、凄え。バラバラになってます」
翔は羨望の眼差しで、隼人を見る。
だが、隼人は言う。
「違う。その下だ」
言われて瑠奈は、鏡餅の下。切り株を確認する。
すると、そこにあったのは亀裂の入った切り株の姿であった。
それは普通ではなかった。
まるで斧でも叩き込んだかのように割れていた。鍛錬棒には、刃がついていない。
割ったのは、刃ではなく衝撃だ。
瑠奈は、その事実に驚く。
同時に、この少年の力に。
「まるで、
感嘆を込めて言った。
【碁盤斬り】
示現流の流祖に、東郷重位がいた。
彼は、もともと薩摩でタイ捨流を学んでいたが、京都で
その後、再び薩摩に戻り自顕流を広めた重位は、かつての師・タイ捨流の東権右衛門正直と藩主・島津家久公の御前で試合をして破り薩摩藩剣術指南役となる。
そして自顕流を示現流と改め薩摩藩中で重きをなすようになった。
重位は生涯四十余度の立会いを行い、一度も敗れることはなかった。
その剣のすさまじさを示すエピソードとしては、ある日、重位の息子と門弟が吠えたてる野犬を刀を地面につけず刃を痛めず斬り捨てたのを誇らしげにしていたのだが、それを見た重位は刀を取ると
「斬るとはこういうことだ」
と傍らの碁盤を瞬時に斬りつた。
分厚い上に粘り気があって切りにくい茅の碁盤。
よもや斬れようハズもないが、刀は碁盤を両断した。
これが世にいう、碁盤斬りだ。
だが、この碁盤斬りの凄まじさは、碁盤だけに終わらず、畳を斬り、床を貫き、横木まで斬り込んでいたことにある。
斬るということは、対象のみではない。
さらに、その先までを斬ることなのだ。
隼人は、その言葉を気にすること無く境内から去っていく。
「隼人。お餅いらないの?」
瑠奈は声をかける。
隼人は振り返らずに答えた。
「食わなくても死なないからな」
その言葉を聞いた時、瑠奈は少し寂しそうな表情を見せた。
「食っても死ぬ訳じゃないでしょ」
隼人が去った後、翔は砕けた餅をビニール袋に入れると、瑠奈に手渡した。「これ、持っててあげて下さい」
と。
瑠奈は、ありがとうと受け取る。
両手で包み込むように持つと、隼人を追いかけるように石段を降りて行くのだったった。
その様子を見て、翔は呟く。
「――俺もいつか……」
翔は、隼人と瑠奈の消えた石段を見つめながら決意する。
あの人達のような強さを手に入れることを。
そう思うのであった。
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