努力が嫌いだった忍者
おっす、みんな! 心の平穏、保ってるか?
拙者、新しい薬になったって話をしたじゃない? びっくりするほど効果があって、心の平静が割と保たれているんだけどね? いままで以上に感情の起伏がなくなったのよ。でもその代わり毎日、イライラするようになった。何かとイライラしてるわ。
怒り以外の感情を自覚できなくなっている気がする。まあ概ね職場に対する不満から来るものなんだけど。早く辞めてえ〜。
そんなもんだから、偏頭痛がまた活発になってきてね。あと、新しい薬のせいだろうけど、ひたすら眠くて。朝、眠くてふらふらするせいで階段の1段目でコケたよ。着替えを持ってたから怪我せずに済んだ。というか、起きられなくなったのよね。起きられなくなったって言いながら7時前に起きてんだから「普通に起きられてるじゃねーか!!」と怒られそうな気はするわ。起きるんだけど、眠いのよ。常に眠い。
そんな拙者の感情が死んだ頃はこちら!
【忍イケ 第10話(抜粋)】
みんな! 拙者はいま、シフトが最後まで終わったら私はどうなっているんだろう、と、考えているんだ。
先のことはわからないってのはなんでもそうだけど、新しい職に就いているのか、三日月川大橋(仮)のてっぺんにいるのか、まったく予想がつかない。
と言うのもね? 自分がどうしたいかさっぱりわからないからだよ。
生きたいのか、死にたいのか。
これを書き始めた頃はこの世界にキレて「さっさと退場してやるよクソが――――!!!!」と思っていたし、大晦日から成人の日までの激務で疲れ果てて三日月川大橋(仮)のてっぺんに行くつもりだった。
それはご承知の通りだね。
でもね、いまは本当にわからない。
織部の存在意義どこいったぁ――――!!!!
栄養剤の飲み過ぎで思考停止しているのかもしれないけどね?
次の章ではもう「三日月川大橋(仮)のてっぺんに行くからなクソが――――!!!!」って言ってるかもしれないけどね?
疲れすぎて脳が考えることを放棄したのかもしれないけどね?
なんかね……悲しくもないし、苦しくもないし、辛くもないし、涙も出ない。
あれ? 拙者もしかして感情失った?
まあよく考えると……楽しくもないし、嬉しくもないし……。
これは感情が死んだ説が有力でござるな。
感情が死んだと言うか……物事に対する関心を失った、と言ったほうが正しいかも。
この半月、これを書く以外のことをしていないからね。
でも書くのをやめたらヤバい気がするんだ。
つってさ。ギリギリの精神状態で生きていたね。
でもさ、このときと違うのは、9月のイベントの日が本当に楽しい1日だったことを憶えているというところ。そして12月のイベントを楽しみにしてる。楽しんで創作活動してる。好転はしてるよね。
本当は、ちょっとね、またプロを目指したいと思い始めているのね。でも、そうしてしまうと楽しめなくなることを知っているから、そうしないだけ。創作活動を嫌いになりたくないのよ。書きたい作品を書きたいように書きたい。プロになるには、って考えながら書きたくない。それが楽しくないことだって知ってるからね。拙者は楽しく書きたい。
そんな拙者はこんな時期もあったよ。
【第8話】
みんな! 拙者、もうダメかも!
でもね、聡明なみんなならわかってると思うけど、拙者、まだ希望を捨てられないんだ。
実際、いま仕事を辞めたら来月の収入が減るからとか、失業後の収入はどうしようかとか、でもこんなに疲れ切っているのに新しい職探しなんてできない、とか考えてるよ。
ていうか拙者をこんなに疲れさせて次の職探しに支障が出るって拙者の職場マジくそだよね。
ごめんなみんな!!
前回からただの弱音になってるよな!!
まあ、いま思っていることや考えていることを文章にしているだけなのは、最初からずっと同じなんだけどね?
もう友人とメッセージのやり取りをする気力すらないよ。
これ書いてないでもっといっぱい寝なよ! って?
まあそう思うよな!!!!
あ、ちょっと一瞬だけリアルの話していい?
拙者さ、明晰夢ができるのよ。
明晰夢を使ったら佐久間さんに会えるのでは?
まあ夜は薬を飲んで寝るから、昼寝のときにしかできないんだけどね。
よし、リアルの話おしまいね。
もういま拙者ね、他力本願寺なの。もう自力じゃ立っていられないのよ。
誰か助けてくれ――――!!!!
「病気」と「孤独」と「貧困」の時点で産まれたての小鹿のほうがまだ立ててるというくらいだったのに、さらに「失業(転職)」が加わって足払いされたのさ!
あれ? 立っていられないって言っておきながら、すでに転んでないか?
じゃあ立ち上がれないに改正しておくわ。
星の子が「もうひとりの僕」のところに落ちてそのまま起き上がれない、みたいな。
よしんば起き上がれたとしても「もうひとりの僕」のところに辿り着けない。
もしかしたら「もうひとりの僕」は居ないのかもしれない。
羽を失った星の子は、もう天空には戻れないのさ。
気分的には、自分が「もうひとりの僕」で星の子を待っているんだけどね。
自分が愛される人間ではないことはわかってるよ。
人生が上手くいかないのも自分のせいだってわかってる。
へこたれてないで人生が上手くいくための努力をしろ!! って思う?
そうだよね。みんなそうやって努力してるんだよね。
拙者はただの甘ったれなんだよ。
大した努力もして来なかったくせにね?
生まれた環境を憎む人は、この世にたくさんいると思う。
理不尽に振り回されるのを耐えている人だって大勢いる。
自分の身は自分で守るしかないって人もたくさんいる。
実家でのうのうと暮らせているだけ恵まれてると思う人もいるだろうね。
それで生きているのがしんどいだなんて、贅沢な悩みなのか。
厄年が明けたらきっと良いことがある! と思ってここまで来たけど、良いことってのは努力して頑張ってる人の元にしか訪れないんだよね。
私は努力と頑張りが足りないという、ただそれだけの話ってわけさ。
それでも、明日は今日より良い日になるかもしれないって、そう思いながら布団に入るのさ。
なんてな!!!!
ちょっと浸っちゃったぜ。
某BB栄養剤の一番高いやつ飲んで体力回復したから安心しな!!
拙者、ご承知の通り性格が悪いからさ、もし拙者が何かしらで倒れたら見物だな、と思ってるよ。
いまは恩を仇で返したい気分だからさ。
なんか熱出そうな感じあるしさ。
まっ、今日もキリキリ働きますか!!!!
ってね。疲れてるね。
現状、拙者は仕事のストレスでうつ状態になってる。いつ三日月川大橋(仮)のてっぺんに行くかわからない。でも、まだ希望を捨てきれない。拙者には創作活動という最後の綱が残っているから。せめていま書いているものを完結済みにしたい。この原稿が本になるまでは死ねない!!
さっきね、マミーに「なんで結婚しないって思ってるの?」って訊かれたんだよ。それで「しないって決めてるわけじゃなくて、良い人がいたらね、っていう状態ってだけ」って答えたのね。そしたらマミー、安心しててさ。将来の話とかしたの。もちろん言えなかったよ。行き詰ったら三日月川大橋(仮)のてっぺんに行くなんて。マミーはやっぱり孫の顔が見たいんだって。さすがに言えなかった。誰かと性的な関係になるのが無理だなんて。自分の性に嫌悪感があるなんて言えないよ。妊娠出産なんて耐えられるはずがない。だから「薬を減らす段階にいくのはまだ時間がかかるから妊娠出産は無理だと思う」って伝えておいた。本当のことを一番に言えないのは親だって相場が決まってるんだよ。こんな遺書をしたためてるなんて最も言えないまであるでしょ。
でもさ、この頃と大きく変わったことがもうひとつあってね。いろいろと努力したい。時間を無駄にしたくない。ストレスに負けそうだから無理はしたくないと思っていた結果、怠けすぎている。
希望を捨てきれないのは当時から変わらずで、努力すれば現状を少しでも改善できるんじゃないかと思うのね。まあ、職場に関してはもう無理だろうけど。努力が嫌いな拙者だけど、何かしら変えられることもあるんじゃないかと思うのさ。結果に繋がらなくても、努力したという事実は残るじゃない? それが意味のあることなんじゃないかと思うのよ。
それで結果がついて来るなら万々歳。まずは始めないことにはね。拙者は大器晩成型らしいから。努力はいつ始めたって遅いなんてことはないさ。いままで怠けていた分を取り返す。
もちろん心身と相談しながらな!!!!
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