2023.07.03(月)
2023.07.03(月)
日が替わってから、石井桃子さんの『ギリシア神話』の読みを再開する。どこかで聞いたことのある、見たことのある名前がたくさん登場する。アリアドネの糸はここから来ていたんだとか、いまさらながらに知ることになった。ゲームの『世界樹の迷宮』のダンジョンからの脱出アイテムの名称も、アリアドネの糸だったな、と。ペルセポネが冥界に縛られるのは、日本の伊弉諾伊弉冉の神話のそれと似ていて、やぱりこれは日本が他地域の神話から換骨奪胎した結果なのか、逆に日本の神話が他地域からインスパイアの対象になったかなのだけど、どっちということを言いだすと起源説をあれこれ申し立てるようなことになるからやめておこう。しかしそれでもなお個人的な印象では、ギリシャ神話の方が先なのかなと思うところはあります。日本文化は借り物がけっこういろいろあるので、これもそうかなと(結局いってるやんか!)
朝食はグリーンカレーの残り。もう時期的に暑くなってきたし、作り置きは可能な限り早く食べてしまわないときけんがあぶない(!)(⇦ モンハンの超絶技巧狩り動画を挙げていらっしゃる「ちるにとら」さんの言い回しをお借りしました。)
前日の夜と同じく、トンカツ用豚ロース肉をソテーしてカットしたものをトッピングにして盛り付ける。今回はウインナー2本もつけることにした。
食後、『Book of Demons』をプレイする。ローグライクモードのキャラで、今回はステージ2の序盤のみ。いまのところ危なげなく立ち回ることができている。しかし最初は、ヘル(地獄)のボスを倒すまで寄り道して資金集めなどができないのがちょっと辛い。一本道だからそこに達するまでに獲得可能なリソース(カードやお金・経験値)は限られているわけでその中でどのようにやりくりするのか、その立ち回りが要求されているような感覚だ。
ゲームを終えると、先日小説投稿サイトで人とやり取りしていたときに話に上がった創作指南本の話から、わたしは丸山健二さんの『まだ見ぬ書き手へ』の精神性の高さについて言及したのだった。丸山健二さん。あらためて書くことが憚られるのだけど、もうかなりの高齢で、いつかそのうちお亡くなりになられることも考えておかないといけない。そうすると、きっとこれまでの小説が手に入りにくくなるだろうしなといった考えにとらわれてきて、わたしが好きだった丸山さんの文体――『争いの樹の下で』や『月は静かに』あたりのころ――具体的には『るりはこべ(上・下)』と『逃げ歌(上・下)』をマーケットプレイスで確保した。(新刊本ではもう売られていないので中古市場で探すことになるんだけど。)この二作は、丸山健二という作家を知ったはじめのころに、地元の図書館で何度も借りて読んだ本だった。借り物だとどうしても読みが浅くなる。自分で所持して読みたいときに読めるようにしておこうと思って購入に踏み切った。新刊に近いものでは、10年代に入ってからのものがほとんど買えていないので、そちらも検索しながら買えるものは揃えようと思っている。具体的には『深海魚雨太郎の呼び声』より後の作品がまったく買えていない。
しかし家にいながらサイトのボタンをぽちぽちするだけで本が買えてしまうって便利な時代だ。便利すぎるけど、これがインフラとしてあたりまえになってしまって、アマゾンさんの一人勝ちになってしまったおりには、いろいろとサービス料が値上げされたりしてしまうのだろうか。そうだときついな。
そういえば、Twitterの利用規制があったらしい。わたしのような無認証(無課金)者は、一日の閲覧Tweet数が600までに制限されていたらしい。のちに800に緩和されたとかあったけど、いつ制限に引っかかるか知れなくて戦々恐々としていた。なんとかそのような憂き目にあうことはなかったので助かったのだけど、できればサブスクでも何でもネットでの定額料の支払先は少ない方がうれしいので、このまま無課金で通したいと思ってるんだけど、どこまで現状維持でいられるだろうか。
9時就寝。昼3時起床。
夕食は、カレイの照り焼き(今から思えば煮つけの方がよかったかな)・(しめじ・舞茸・もやし・タマネギの)野菜炒め(⇦ほんとに野菜だけだな、と)・厚揚げのおろしポン酢添え・白米。
食後、入浴。
入浴後、石井さんの『ギリシア神話』を読了。その後、ローダン40巻の前半部を読了する。
アルコンに攻めたてられたグレイ・ビーストが崩壊。ローダンはアルコン艦に捕われ、のちにドルーフ艦に収容され、拉致に近い憂き目にあう。どうなっていくのか。
読書後、『Book of Demons』をプレイする。今回はすでに最高レベルの50になっているウォリアーのキャラでプレイする。たいてい一番優しい難易度で敵をちまちま倒しながら、小銭を貯めていくスタイルの息抜きゲーになっている。(本来これくらいの緩さのゲームを30分から1時間程度遊ぶのが気楽でいいのですよ。)でもいくらレベルをあげていても、石像モードから動き出して攻撃してくるガーゴイルの攻撃が痛い。これをいかに食らわないようにしながら速やかに倒していくかが重要になってくる。三体四体に囲まれると、100を超してるHPでもヘタすれば半分くらい減らされることになってしまう。ちなみに今回から採用した範囲攻撃のカードが有能過ぎて嬉しい。消費MPの関係でレベル2までしか強化してないんだけど、これまでよりも楽に敵を倒せるようになった。まだ使っていないけれど、使えば戦闘で効率よく立ち回れるカードがあるのかもしれない。一旦自分の中で一線級のカードが決まってしまうとリストが固定化してしまってそれ以外を試す機会が失われるのは勿体ないのかも。まだまだわたしの知らない魅力があるんだろうな。ぜったいに。
6時半、仕事へ。
きょうは仕事の休憩時間にいつも読んでいるローダンシリーズの説明を人にしていた。私の読んでいる第40巻は昭和時代に刊行された本であること。わたしはこれを高校生のときに買ったということ。現在日本では、最新刊が700巻に届こうとしているということ。本国ドイツでは数千巻が既刊であること。ひとりのプロッターがいて、それぞれの話を複数人の小説家が順番に書いているということ。日本の読者の中にはすでに三世代にわたって本が引き継がれて読まれているケースもあるということなんかを話した。初期のころは、記録媒体が穴の開いたテープであるということを話したらやや受けしていた。しかしまったく知らない人に説明しようとすると、あれもいいたい、これも伝えたいとなって、なかなかまとめにくいものだなと痛感する。でも、興味を持って話を聞いてくれたのでありがたかった。
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