2023.05.29(月)
2023.05.29(月)
仕事中、お酒の話になって、日本酒の〈菊正宗〉が美味しいよ、癖がなくて飲みやすいよ、ということを教えてもらった。以前交流のあった人も、一緒に飲んだときにスーパーで菊正宗のパックを買っていた。そのときも「飲みやすい」「日本酒はいつもこれ」というのがその人のコメントだった。
料理には同じタイプのパックの〈まる〉を使っている。ちょっとしたときにコップに注いで飲むこともあってそれはあくまでほんのちょっとということだけど、ちゃんと飲みたいときは、地酒の純米酒に頼っていた。
二十代のときに酒屋さんに行って教えてもらったのが各地の地酒の美味しいところだったり、精魂込めて作られている蔵元さんだったり、ときには休みがあるならそこの蔵元まで一緒に行かないかというお誘いもあった。遠慮せずにお誘いに乗るのも人生経験だったのになといまでは結構後悔している。
いまはいつも買い物に行く商業施設の酒屋さんで買うことが多く、だいたい地元滋賀の地酒を買っている。そこに気になるものがないときは店のセレクトしている他の地域の地酒からいいものはないかと探したりもしている。
でもふだん飲みに〈菊正宗〉。こんどちょっとちゃんと買ってみようかなと心が動き出していた。人がいいというのにはそこになにがしかの理由があって、それが自分に合わないということもないのだろうから。
仕事はいつも通り3時過ぎに終了。
(仕事はまだまだ残ってるけどわたしの契約の時間がそこまでなのでね。)
3時半、帰宅。
5月末ともなると、この時間、東の空はやんわりとあけはじめている。まだ鳥の声はしないけれど、白んできた空の明るさに、山の端に切れ切れに浮かんでいる雲が影絵のように黒く映りこんでくる。見た光景だなと、去年の今頃のことを思い出した。一年を通じて同じ時間帯に帰宅していると、周囲の変化から四季の移ろいを感じることはよくある。天上の星々の位置から秋や冬を感じることがあったり、夜通し鳴いて疲れ切った蛙たちの声に夏を感じたり、蛍の光の明滅に昔見たアニメ映画のことを思い出したり。
しかし今日の帰り。遠く南に位置する台風の影響から、北方に位置する前線によって蓋をされて、ぽつぽつ小雨が降る感じだった。今週はずっとこんな天気らしい。(梅雨もそろそろかなと思っていたらお昼前に近畿地方も梅雨入りしたらしいです。例年よりもずいぶん早い梅雨入りらしい。)
帰宅してすぐに〈日新ラ王 しょうゆ味〉をつくる。(昨日から引き続き、二食連続インスタント系食品。そろそろ考えないといけないなと。)トッピングは細もやし1/2袋分と、ウインナー2本。それと家で収穫したスナップエンドウのラスト(ひねてるのもけっこう混じってる)を塩ゆでして氷水にさらし、ぱりっと仕立てる。朝ごはんはこれだけ。
とはいえ、そのあと間食として〈トッポ ストロベリー味〉も1箱食べてしまう。たまに食べたくなる甘いもの。
食後、カクヨムの作品をいくつか読んで、コメントなどもさせてもらった。
またTwitterでやり取りのある方のツイートに触発されて、わたし自身が5月に読んだ冊数を確認してみると、今日の時点でようやく10冊。そのうち半数はローダン関連なのだけど。自分の中にローダンを読まない選択肢はもうないまである。一旦読むのを辞めてしまうとつぎに読みたくなったときにとんでもない冊数の差をあけられていて、追いつくことができなくなる危険性があるからだ。月二冊ずつ新刊が出るし、「1巻から読む」も、ちょっとずつ進めたいし、いつかは既刊本すべてに目を通したいけれど、なにせ最新刊がもうすぐ700巻に届こうかという勢いだからね。十数か年計画でやってかないと難しい問題だなと。
さて、ローダン新刊(689巻)『秘密惑星チェオバド』読了。物質シーソーを引き起こすための巨大な装置の機能や、ヘクサメロンの教義、そして惑星の支配構造についてなど、よく知りもしないことを滔々と語りまくるローダンの大胆不敵な行動力には驚かされる。ピココンピュータはずっと踏み込み過ぎだ、危険だと警告を発しているのに、どうしてローダンはこんなにイケイケに振舞えるのか(⇦死語かな)。そして何度か危ないところを乗り越えるも、最後には大嘘がバレてしまう。
とはいえ、次の目的地も定まった。訪問する場所場所で混乱と騒擾を引き起こすけれど、少しずつ核心に近づいている実感はある。感覚はロードムーヴィーに近いか。
次巻の到着までにはまだ10日ほどある。他の本も読んでいこう。
10時、買い物へ。
主材料は、豚バラスライス、鶏モモ肉(唐揚げ用・カット済み)。辛子明太子
ほかに〈キリン一番搾り 350ml 6缶パック〉・生クリームなどを購入。
帰宅後昼食として(また健康的にどうかというところはあるけど、)
総菜の小パックの〈チキン南蛮〉と〈油淋鶏〉をつまみに、〈東京クラフト ペールエール〉1缶を飲んで、この時間は休む。
昼1時就寝。6時、電話で起こされる。寝ぼけながら30分ほど通話する。
梅雨の時期は洗濯物が乾かないのと、髪の毛がもさもさになってストレスがたまるといった話。わたしは夏の雨が好きな変わりダネ。しかも細かいことは気にしないために、髪の毛とか気圧による体調変化もあまり感じないタイプだった。でも雨の日が嫌いという話はよくあるから、相手の話に聞き入った。
横になって電話に出ていたら、誰か知らない人と話してるみたいだと言われる。あとで起きあがってまっすぐな姿勢で話し始めると、声が変わったと言われる。横になってるときと縦になってるときで声ってかなり変わるのだなと今更ながらに気づかされる。
7時前、入浴する。親のつくりおいていた(味付けなしの)サラダスパゲッティをすこし貰って、マヨネーズとドレッシングを回しかけ、和えて食べる。
その後、さいきん料理が手抜きになってきてるのを自分でも感じるので、いくつか作りやすい常備菜をまとめて作ることにした。
○ひじきの煮物(長ひじき・ニンジン・油揚げ)
○煎り豆腐(豆腐(絹)・卵・ニンジン・ネギ)
○丁子麩の辛子和え(丁子麩・胡瓜)
○もずく酢(もずく・だし・酢・醤油)
晩ごはんにはモダン焼きを作るつもりをしていたけれど、サラダスパゲッティももらったし、常備菜の調理中に味見もしたしでもういいかとなった。
結局、タッパーに入れて冷蔵庫にしまってからは、さいきん溜まってきているチーズ類を消費しようと、エメンタール(4月に賞味期限が来ていた)と、ブリーをカットする。これを小皿に載せて、チリ産の赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン)を2杯だけという夕食にする。
モダン焼きは明日の朝食に回すことに。常備菜は明日の夜以降にちょっとずつ食べていく形になりそう。
食後、エッセイ本のおすすめはないですかという質問を長い付き合いのネットの友人がされていたので、わたしからは諏訪哲史さんの『スットン経』を挙げさせてもらった。エッセイ。寺田寅彦をはじめ大正・昭和初期の書き手の物はよく読んだし、原田宗典さんや、町田康さん、清水義範さん、村上春樹さんなどの比較的軽く読めるものなんかも以前は読んでいたけど、さいきんのとなると、ほとんど読めていない。ただ新聞連載されていた諏訪さんのエッセイは、比較的新しかったのと、自分の年齢だとけっこうしっくりくる話もいろいろあって、いいかと思って。もともと中日新聞に連載されていたから、多くの人の目にもさらされてきた強さもあると思うわけだし。ほかに『偏愛蔵書室』も書名を挙げてみた。新旧洋邦の玄人向けの本がたくさん紹介されていて、その取り上げ方も諏訪さんの筆によって一流の見せ方をされているので、文章の書き方を見るだけでも触れる価値はあるとひとり思っている本。
今回の回答を通じて、自分、さいきんエッセイをあまり読めてないなと感じた。でもさいきんといえば、川上未映子さんのエッセイを読んだか。
日が替わるまでは、今度は1巻から読むのほうのローダン(36巻)『アウリゲルからの使節』を読了する。グレイ・ビーストが舞台の話。初めて目にするキャラクターが多すぎて、目がすべりすぎて困った。ふだんより多少飛ばし気味に読んでしまった自覚はある。第40巻のタイトルが『核地獄グレイ・ビースト』。しばらく物語の焦点になるのがこの惑星なのかな。
夜はまだまだ長いので今夜は、またいつも通り、読書とゲームと、ということになりそう。あと、いい時間になったら『深夜の馬鹿力』も聴いていこう。
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