2023.04.26(水)

2023.04.26(水)


 寝たり起きたりして時間を無駄に――おっと――もとい、時間を贅沢につかって休みを過ごしていると昨日書いたわけで。昨日、今年に入ってはじめてラジカセの電源を入れて、FMラジオチャンネルの放送を聴取していた。α-station(FM京都)。ここ滋賀県でもαは視聴可能地域なのだけど、ネットのサービスのradikoの視聴可能区域には含まれないので、課金しないのであれば実際のラジオチューナーで聴くしかなかったりする。

 二十歳の時分から、α-stationはよく聴いていた。毎週これと決めて聴いている番組も複数あった。

 αといえば、時代を感じさせる話題だけれど、わたしは、NHK-FMの夜9時、『ミュージックスクエア』水曜日、永井真理子さんがパーソナリティを務めてらした番組を聴くのを思春期のときに楽しみにしていた。その永井真理子さんが、αマンスリーカラーズで一か月、計四回だけパーソナリティを務められたときがあって、これはひたすらに嬉しかった。当時放送をアナログテープに録音していたけれど、のちにMDにダビングするときに、三回目と四回目の放送分しか手許に残っていなかった。一回目・二回目はどこへ行ってしまったんだろうか。

 しかし、ほとんど人と話をしなかった自分にとって、当時のラジオパーソナリティはもっとも近しい隣人だったなと思う。


 閑話休題。

 このところYouTubeの素人の語りを聞いたりすることが多かったけれど、ラジオのパーソナリティさんの発話はぜんぜんちがってクリアだなと実感する。プロはやっぱり違うものだと思わせられる。またわたし自身、ずっとテレビよりもなによりもラジオつけっぱなしで過ごしていた民なので、ラジオ聴取との親和性が高いリスナーであることも加味して考えるべきかしれないけれど。


 2時過ぎ。週刊少年サンデー合併号をKindle購入する。

 今回は「舞妓さんちのまかないさん」がよかった。すみれ(百はな)がただ寝ているだけだったけれど、親にとっては何歳になっても我が子というのがわかる回だった。なんかこの漫画。日本人形を鑑賞しているような感覚になるのが面白い。ほー。こんなにキャラクターを可愛らしく描けるものなんだなと感心するというか。また人情味もたっぷり含まれてあるのもいい。友情。恋心。師弟愛。親子愛。ライバルとの切磋琢磨。

「龍と苺」は、苺の三段リーグへの編入案も出てきた。しかし作者さん、今回の第三戦も勝たせそうな気がするな。もしかすると竜王戦まで行ってしまうのではないか?

「ピグネス参式」と「九龍城~」は来週最終回らしい。九龍城、地味に好きだったから残念。でもこのGW(ゴールデンウィーク)前後、新連載がどどどっと始まるので、当然始まる作品があれば終わる作品もある。自然の摂理かと。わたしが気に入ってるからと言って、読者の中でその作品が人気だという訳ではぜんぜんなく、わたしの好みも独特なので、これはいいと思う作品が早々に本誌から消えてしまうこともよくある。ままならないものだ。


 朝食はとにかくカブの味噌汁を食べたくて、昨日小カブを買ってきた。三株あるので、一株を一食と考えると、単純計算、三食分とれることになる。あと、トンカツ用豚ロース肉を一枚つかって、中華の炒め物をつくる。具は、ナス・タマネギ・エリンギ。肉には片栗粉を打って揚げ焼き。のち、合わせ調味料を入れてトロみ付け。ほかに、ちくわのなかに、胡瓜をいれたものと、チーズを入れたもの。食べ終わった後にチーズはレンチンでもしてとろかせばよかったかと気づく。こういうのは大抵事後に気づくもの。


 食後見ていたYouTube動画で漱石の近代に対する考え方を解説されているものがあった。それを視聴して、夏目漱石の著作を読みたくなったので、岩波文庫の『漱石文芸論集』をマケプレで購入。あと、江藤淳の『決定版 夏目漱石』も同じくマケプレで。だいたい漱石さんの著作は、青空文庫でも読めるけれど、古い頭の人間なのでどうしても紙で読みたくなるところがある。部屋にスペースがあれば、ヤフオクで漱石全集をまとめ買いしてもいいのだけど、さいきんだとすでに高橋和巳全集と鏡花全集が棚に並べるスペースがなくて、床に直置きになっているわけで。


 8時半就寝。しかし、昼0時半に目が覚める。

 そのまま寝付けなくて、横になったままごろごろして時間を過ごす。こういうのは滅多にない。珍しい。


 2時になって床から出る。夕食づくり。豆腐の味噌汁と、胡瓜とわかめの酢の物、だし巻玉子、白米。THE☆和食、的なメニューになった。Twitterでもそのようにつっこまれる。


 入浴後、読書。

『失われた時を求めて3』を74ページまで。女優ラ・ベルマの出演するマチネを観劇に行く主人公。3巻は文学についての議論も多く出てくるので楽しみにしている。


 その後、ゲーム。

『シアトリズムファイナルバーライン』は、いまピクセルリマスター版で遊んでいる『FFⅢ』の音楽を中心に。基本の譜面だとちゃんとがんばればフルクリティカルを取ることも可能。いくつかの楽曲を繰り返しプレイして、順番にフルクリティカルを獲得してゆく。しかしわたしの腕前では、熟練の譜面はあいかわらずフルクリティカルはまだまだ難しい。

 そのあと、『Diablo3』をプレイ。難易度マスターで、ネファリムリフトを二周。トーメントだとまだときおりHPが赤ラインに達することがあるので、安全マージンを考えて難易度をひとつ落としている。いまはマスターくらいがちょうどいい。


 先に済ませないといけない仕事があるため、きょうはふだんより30分早く家を出ることに。

 6時、家を出る。

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