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2023年6月17日 13:00
村上春樹さんの新作、ちょっとずつ読んでるんですが、進まない(笑)話にまだ変化がなく、平坦な場面が続くので、のろのろ運転です。影というのが、この物語の重要なメタファーなのでしょうね。影を失った人間、それは生きるということを半ば放棄した存在に思えます。だからなんの変化もなく、進展もない塀に囲まれた街に住みつづけるのでしょうね。
作者からの返信
第一部と、第二部・第三部では印象がけっこうちがってました。ポンポコさんはいまどのあたりでしょうか。たしかに影のある存在と、影を失った存在、また影そのもの、あるいは影の方がけして届かない理想の生活を送っているように思われもして、でも本当には生きていないようにも思えて、実際、影と分かたれた後、影なのか、本体なのか、どちらの生活がよりよい生活なのか、なかなかままならない現実を生きているいまの自分には簡単に答えの出せない問題だなと思ったりしました。なにかその一つの箱庭を心に持っていることで、いまを生きるということができているようにも思えて、それはわたしにとっても、本の世界だったり、いろんな創作物の集積でできた自分だけの城? 壁に囲まれた遊技場?それがあるから、現実につらかったりきつことがあってもなんとかやっていけてるようにも思えるのですよね。再読したらまた印象も変化するでしょうか。
村上春樹さんの新作、ちょっとずつ読んでるんですが、進まない(笑)
話にまだ変化がなく、平坦な場面が続くので、のろのろ運転です。
影というのが、この物語の重要なメタファーなのでしょうね。
影を失った人間、それは生きるということを半ば放棄した存在に思えます。
だからなんの変化もなく、進展もない塀に囲まれた街に住みつづけるのでしょうね。
作者からの返信
第一部と、第二部・第三部では印象がけっこうちがってました。
ポンポコさんはいまどのあたりでしょうか。
たしかに影のある存在と、影を失った存在、また影そのもの、
あるいは影の方がけして届かない理想の生活を送っているように思われもして、
でも本当には生きていないようにも思えて、実際、影と分かたれた後、
影なのか、本体なのか、どちらの生活がよりよい生活なのか、
なかなかままならない現実を生きているいまの自分には
簡単に答えの出せない問題だなと思ったりしました。
なにかその一つの箱庭を心に持っていることで、
いまを生きるということができているようにも思えて、
それはわたしにとっても、本の世界だったり、いろんな創作物の集積でできた
自分だけの城? 壁に囲まれた遊技場?
それがあるから、現実につらかったりきつことがあっても
なんとかやっていけてるようにも思えるのですよね。
再読したらまた印象も変化するでしょうか。