2023.04.06(木)

2023.04.06(木)


 3時半帰宅。今夜は早出なのでいつもより早く休む予定。


 時間が押しているので荷物を置いて着替えを済ませたら、すぐに朝食を作りはじめる。

 真サバの残り一切れと、お味噌汁、サニーレタスをちぎっただけのものと、冷奴。

 真サバは塩をしてフライパンで焼くだけ。魚焼きグリルもあるのだけどどうも使い慣れないので〈クックパー〉を敷いたフライパンで調理してしまう。

 お味噌汁は、大根・ニンジン・豆もやしを入れる。いつものように米味噌+白味噌。久しぶりにお味噌汁に卵を落としたのを食べたくなって試みる。お味噌汁の具をある程度引き上げた後に、固まった卵の白身と黄身を崩すの、好きなんですよね。こうして食べるの半年ぶりくらいかもしれない。

 サニーレタスはちいさい一株を一枚一枚剥がして水洗いして、手でちぎる。水気を切ったら塩コショウをして、レモン汁とオリーブ油を混ぜたものをまぶしかける。トマトとかタマネギとかまったく他の具材を加えることもなく、潔くレタスだけで大盛の一皿を作ってしまう。

 冷奴は半丁をさらに半分にカット。梅肉とかつお節を載せて、薄切りキュウリに塩したものを付け合わせる。食べるときにほんのすこし醤油を垂らす。


 学校では洋食を作ることが多かったので、自分では意図的に和食を作るようにしているけれど、そんなに凝ったものは作っていない。比較的短い時間で作れるものしか作れないし、調理器具の問題で作れないものもいろいろあるしで、結局だいたいいつも似たようなものになる。でも自分で作ることの利点は味付けを自分好みに調整できることだろうか。この味がいちばんおいしく食べることができるという塩梅があるので、それに近いものを毎食食べるなら自炊に勝るものはないといった感じ。肉や魚の火加減も自由にできるしね。


 さて、食後、寝るまでの時間にすこし『ディアブロ3』を遊ぶ。ラピッドファイアの連射でごり押ししている。前にデーモンハンターを使っていたときもラピッドファイア連射MANになってたなと思いだす。火力の出る武器がドロップした直後は本当に敵をばったばったと倒していけるので爽快感が段違いだ。やがて敵が強くなってくると戦闘にも時間がかかるようになって、またそのうち新たな武器がドロップして、というのを繰り返す。レベル70まではその連続なんだろうな。とにかくレベル63だったか。HPが0になっても一度だけ復活可能なスキルを入手するまではつねに死と隣り合わせということを意識しながら慎重にプレイしていこう。


 6時半、就寝。昼1時半起床。

 2時前入浴。


 夕食は、合い挽き肉を使ったハンバーグ。炒めたタマネギと全卵、パン粉、ナツメグ適量、それに塩コショウをして成形する。付け合わせはブロッコリーと、豆もやし。ブロッコリーは塩ゆで、豆もやしはレンチンして胡麻ドレッシングで合える。

 ほかに朝に作った味噌汁と、ごはん。

 Twitterにハンバーグの写真を載せたところ、身が白っぽいので鶏肉ですか? と尋ねられた。そう。わたしがいつも買っているお店のミンチ肉は、配合的に脂の量が多くて全体的に肉が白っぽい。他のお店のミンチ肉はそんなことがないんだけれど、そこは以前からそんな感じだったりする。一店舗でいろんな食材が揃うため、利便性をかねてその店でいつも食材全般を買うようにしている。鶏肉ですか、と尋ねられて改めて写真を見ると、たしかに身が白っぽい! 肉成分が少ないということは、その分お店に利益が行ってるということなのか!?


 家を出るまでの時間にも『ディアブロ3』をプレイする。レベル33。ACT.3開始直後まで。


 ここから余談――

 わたしは子供の頃から口数が少ない。人とほとんど口をきかない。必要なことがあっても極力話さないようにしてきた。その原因は何だろうと思うことは多々あれど、思いつくことのひとつには、周りにわたしの話をきいたり、話を引き出そうとしてくれる人がいなかったことが影響しているように思う。

 きょうもリビングで両親二人が話をしているのを、本を読みながらすこし聴く時間があったけれど、わたしは二人の話し声が苦手である。内容はさらに苦手である。だいたいが周囲の人たちに対する不平不満愚痴嫉妬、普通なら褒めるべきところの話でも斜め横から相手を下げるトーンでしか発言しない。二人ともがそうだから、こういう人に自分の心のなかにあるものをさらけ出したら、忽ちに否定の嵐に遭う。だから物心ついたときから常に家族が話をしていてもわたしは買ってもらっていた童話や小説を繰り返し繰り返し読んで時間をやりすごしていた。自分の部屋が与えられるようになったらもうほとんど団欒の時間とされる食後の時間も部屋に引っ込んで趣味などに時間を宛てていた。前に書いたのだったか、一日に100文字も話さなかったというのは中高時代のことだった。

 わたしは人の話をきくことは好きだけど、親のような語り方をする人の話は苦手だ。取り留めなかったり、何気ない日常の発見だったり、今日あったことの報告だったり、そういうものが聴きたくなる。人の日記を見るのが好きなのもここに原因があるようだ。

 わたしはもともと自分で言葉を口にするのが遅い子供だったようで、普通よりも半年くらい遅れたらしい。心配して親が近所の人相見(みたいな人?)のところに連れて行って相談したらしい。すると、この子は、いまはしゃべらないけど、人の話はちゃんと聴いていて理解もしているから心配することはない。話すときが来たらちゃんと話すようになるよ、といわれたらしい。

 実際、いまのいままでほとんどの人とは会話をしないけれど、この人と思った人とはいろんな話をするようにしている。いまの仕事でもそんな感じで、大半の人とは挨拶もしてないくらい。一緒の仕事を担当している人に対してはこの人よーしゃべるなと思われそうなくらい話してる自覚はあるのだけども。


 と、ふだんにない余談を書いてしまった。ふだんは両親の会話をまとまった時間耳にしないようにすぐに自室に避難しているのだけれど、きょうはたまたま時間の都合でそうなってしまって不満が高まってしまった。明日書こうとすると忘れてしまいそうだから、急遽ここに書くことにした。ちなみに、この親の会話云々について思ったのは、4月7日金曜日夕方である。本来6日の日記に書く内容ではなかったのだけれど、繰上りで書いたわけだった。


 ともあれ、5時半に家を出て、6時前から勤務にあたる。

 明日は休みだ。

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