2023.04.04(火)
2023.04.04(火)
前日より読んできていた夢野久作『ドグラ・マグラ(上)』。キリのいい箇所までと思って読みさしになっている〈外道祭文〉をラストまで読み通すと時間は0時45分。読んでいると、脳内に、節をつけての声までが響き渡る感覚がある。七五調が音声に親和性を持つためだろうか。
精神病とは何なのか。詐病ではないのか。医師会全体が人間社会をごまかすためにでっち上げた絡繰り事ではないのかといった内容が滔々と語られた。そしてこの祭文の部分は作中作になっている。故正木博士が全国の病棟に配り歩いたという態の物になっている。正木博士もまた秘密を持った存在で、わたしは前回読んだときの記憶があやふやになっているために今回またしっかり読み直して、語られる筋を捉え直す必要に迫られているのだけれど、物覚えが悪いということは、同じものを何度読んでもまた初読のときのような感動を得られるという利点があることだけは〈怪我の功名〉といえるだろうか。
今敏監督のアニメ映画『パプリカ』に出てくる島所長の言動もまたちょっとドグラマグラ的であるなと思っている。これは、映画『ドグラマグラ』で正木博士を演じられた桂枝雀さんのキャラクターこみで造形されたものかなと勝手に思っているのだけれどどうなんだろう。そういえば映画版ドグラマグラはかなり以前にテレビで見たことがあったのだけど、細部までは覚えてないのだよな。円盤、安く手に入るなら欲しいかもしれない。
さて、ドグラマグラのあとに、ゲームをはじめる。まずは『PIANOFORTE』から。当初は雑魚戦もあったけれどスピーカー様の装置を止める段階に来てみれば、新規ステージに侵入⇨即座にボス戦という流れになって、とんとん拍子にストーリーも進む。結晶からガイストを呼び出して勝利すればかなりの経験値を得られるためにそれさえこなしていればストーリーを進めるうえで敵が強すぎて敵わないということもなくなる。ステージ11で主人公のガイストを退治するとそれでエンディングに雪崩れこんだ。
スタッフロールが流れて「FIN」の文字。もう終わりなのか、と戸惑ってしまう。実質プレイ時間は4時間ほど。もしかしたらエンドコンテンツがあるのかもしれない。ないのかもしれない。前のステージに戻って同じ敵と再戦して経験値を得ることもできるからなにかしらの見返りがあったりするのだろうか。また時間のあるときに試してみようか。
プレイ時間は短かったけれど全編有名なピアノ曲で彩られていて、普通のゲームとは異なる調子のプレイ感覚を得ることができた。その点はよかったと思う。
オープニングに流れるジムノペディが毎回気持ちを落ち着かせてくれた。
セール中で1000円以下で購入したのだから、そんなに不満はない。面白かった。
その次にプレイしたのは『ドラゴンクエストⅡ』。前回びびって倒せなかった竜王の城の最下層の竜王に見える人物に話しかける。戦闘になるかと思いきや会話が成立する。役立つ情報を教えてくれた。5つのもんしょうを集めなさいと。すでにもんしょうは2つ手に入れている。その後、〈つきのもんしょう〉を入手し、ほかも手に入れるためにまだ踏破していない土地を巡ろうと様々な場所に足を運ぶ。しかし。一度はラダトーム城の地下牢に幽閉されている悪魔神官に無造作に挑んで返り討ちに遭い、もう一度は、テパの街に向かおうとして、ラリホー+首狩り族の攻撃に遭って全滅。かんたんに二度も全滅してしまって所持金が大幅に減少。ムーンブルクの王女の防御力が紙レベルだから、ちょっといい装備を整えるべくある程度お金稼ぎに勤しむべきかもしれない。サマルトリアの王子の防御力もいまのままだとちょっと心もとない。店売りの装備を買うにはかなりの元手が必要になる。だからこそ、二度の全滅で所持金が半減したのはかなりの痛手だ。どの街にも預り所があればよかったのにと思っても、後悔先に立たず。覆水盆に返らずの諺にある通り。つぎからはこまめに預り所に預けよう。
そのあとは、『ディアブロ3』をプレイする。シーズンのハードコアでデーモンハンターにてプレイしている。レベルは18⇨20まで。ようやくAct.1をクリア。PS4版からの引継ぎをしていないので、どのモードもまずはストーリーモードをクリアする必要がある。一応いつ死んでも大丈夫なように、バックアップ用にセカンドキャラクターも裏で作成しておいた。しかし敵に凍結持ちがいるときには注意が必要だと痛感する。二度ほど凍結を食らって、その間に敵の集中攻撃を受けて、HPがデッドゾーン近くまで減少するという事態に陥った。以前はアーケインの光の集中が死亡要因になっていたけれど、今の段階では凍結が一番の恐怖。アーケインやマグマはちゃんと画面を見ていれば防ぐこともできるわけだし。凍結も避けることは可能でも、周囲を無数の敵に囲まれた状態で凍結がかかると、逃げるに逃げられなくなるから常に退路を確認しておく必要があるわけで。
しかしなんとかここまでロストせずにこなせている。
ゲームをしながら伊集院光さんの『深夜の馬鹿力』を視聴する。毎週飽きずに聴いている。ときおり最新のゲームの話題になるのだけど、ゲームの話題だけで2時間やってくれてもいいのだけどな。野球話とか、いつものコーナーとかは流れるから聴いているだけで、本当はあまり関心がない。でも人が話す雑談を聴くのは好きな方なのでとりあえず人の話が聞けるならなんでも構わないということは結構ある。
その後、朝食づくり。朝は、鶏モモ肉に片栗粉を打ってソテー。味付けは、醤油・酢・豆板醤・甜麺醤・紹興酒。この前豚肉で作ったのと基本よく似た合わせ調味料。これに茹でた青梗菜を付け合わせにする。そして、それとは別に、タマネギ・にんじん・ピーマン・しめじをソテーして塩コショウのみであじをつけた野菜炒めで一品をつくる。これに、白ごはんを一椀。
食後、『深夜の馬鹿力』の残りの放送を聴く。
8時半就寝(いつもよりちょっとだけ早め)。2時起床。
夕食は、だし巻玉子(卵3個使用)・焼き鯖・茹でブロッコリー・カットトマト・白米。
食後、入浴。入浴中は、『ドグラ・マグラ』のつづきを読む。
入浴後、『ディアブロ3』を再開。レベルは23まであがる。危うくなる場面は特になく、順当にレベルが上がってゆく。6月には『ディアブロ4』が発売されるため、今回念入りにストーリーや登場人物の会話に本腰を入れて聴き入っている。
プレイは5時過ぎに終了する。その後、『特攻野郎Aチーム』のDVDを観る。今回は、第三十話。今年の一月に購入して、四カ月目で30話まで来た。まだようやく三分の一といったところ。初代の紅一点エミーはもう作中に登場することはないんだろうか。つぎの女性は、けっこう色っぽいシーンもこなすようで、先代とはことなるキャラ付けがなされているようだった。
さいきんChatGPTであったり、ニュースサイトの事実を伝える筆致全般、そういうものが身の回りに氾濫する文章の代表みたいな顔をしているせいもあるためか。近代文学を考えるときに、文学者が考えてきた〈自分の文体を持つ〉ことについて、ないがしろにされてきているように感じることが多くなっている。書くことに専心すればその鍛練の積み重ねによって、おのずと各人各様の書き方、癖が出るようになって、それが文体として定着していくという、そういった長年の積み重ね、その価値が疎かにされているのではないかとわたしは思う。
もちろん独特の筆致は、人に理解されにくいことも多い。しかしそういったその人なりの書き方でなければ表すことのできない境地もまた、文体は保持するように思う。このようにしか自分は書くことができないんだという叫びに似た、自身の身を爪を立てて掻きむしるような衝動に似たものを、その人独自の文体としてちゃんと認められるような読者の数がすこしでも増えてゆけばいいのにとわたしなんかは思ってしまう。
読む側にも相応の余裕がなければ、まだ見たことのない特異な文体を受け止めるだけの用意はなされないと思うことがあるだけに、余裕がなくなっている時代には、その価値を存立することはかなり難しい事なのだろうけれども。それでもどうせ書くのであれば、ひとりひとりの個性から生み出される粋の粋の部分を味わいたいと願うのは無理無体なことなのだろうか。
ともあれ6時半、仕事へ。
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