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2023年6月5日 11:12
村田沙耶香さん、作家仲間から、「クレージー沙耶香」と呼ばれて恐れられていたそうです(笑)私はコンビニ人間しか読んだことないのですが、主人公のどこか感情が欠落している感じが、ちょっと怖かったです。普通にふるまおう、普通に見せようとして、ますます変になっていく感じ。他の作品を読むのがちょっと怖くてためらってます(笑)
作者からの返信
そうらしいですね。クレイジー沙耶香。賞を取られてすぐのころに短歌を詠まれたらしく、その内容がなかなかヘヴィーだったという話を見聞きしました。コンビニ人間。わたしは受賞された時は読まなかったんですが、あるとき、気になって読んでみました。けっこう、わかるわかる、という内容でもありました。わたしも自分で自分をある種の設定の中において、その設定の中で役割を演じる人物だと仮定して行動してみようとか、実際考えて行動するパターンもあったからけっこう親和性があったのですよね。清水の舞台から飛び降りる気持ちで行動するときなんかはけっこうそういう心の作用を利用させてもらってます。毎週読んでいる週刊少年サンデーの『白山と三田さん』も白山はコンビニバイトしているんですが、その世間的に見ればちょっと変わった人物である白山も、ちょっとコンビニ人間の作品のテーマのような部分があるように見受けられてます。男性と女性について、ジェンダー観もわかると思うところがけっこうあって、読んだ作品はどれも読んでよかったと思えるものでした。
村田沙耶香さん、作家仲間から、「クレージー沙耶香」と
呼ばれて恐れられていたそうです(笑)
私はコンビニ人間しか読んだことないのですが、
主人公のどこか感情が欠落している感じが、ちょっと怖かったです。
普通にふるまおう、普通に見せようとして、ますます変になっていく感じ。
他の作品を読むのがちょっと怖くてためらってます(笑)
作者からの返信
そうらしいですね。クレイジー沙耶香。賞を取られてすぐのころに短歌を詠まれたらしく、その内容がなかなかヘヴィーだったという話を見聞きしました。
コンビニ人間。わたしは受賞された時は読まなかったんですが、あるとき、気になって読んでみました。けっこう、わかるわかる、という内容でもありました。わたしも自分で自分をある種の設定の中において、その設定の中で役割を演じる人物だと仮定して行動してみようとか、実際考えて行動するパターンもあったからけっこう親和性があったのですよね。清水の舞台から飛び降りる気持ちで行動するときなんかはけっこうそういう心の作用を利用させてもらってます。
毎週読んでいる週刊少年サンデーの『白山と三田さん』も白山はコンビニバイトしているんですが、その世間的に見ればちょっと変わった人物である白山も、ちょっとコンビニ人間の作品のテーマのような部分があるように見受けられてます。
男性と女性について、ジェンダー観もわかると思うところがけっこうあって、読んだ作品はどれも読んでよかったと思えるものでした。