2023.03.06(月)
2023.03.06(月)
とあるVTuberさんのロマサガ2リマスター配信をけっこう熱心に見る深夜0時。一度クリアしたあと引継ぎアリで縛りプレイをされていた。『ロマサガ2』といえば、大学受験を直前に控えながら日夜スーパーファミコンで攻略を進めていたことがわたしの過去にはあったっけ。受験勉強を根詰めてやっていなかった結果が、浪人ということになったわけだけど、ついにゲームを断つことはできなかったな。直接の敗因はセンター試験で得意の数学の教科で冒頭いきなり、設問が同じ記号で連続しているのに気付かず、大問すべて一列ずつずらして解答してしまったことで安全パイだったはずの国立の二次試験が受けられなくなったことなんだけど。ほんと人生なにが起きるかわからない。凡ミスで現役受験をフイにした私だったわけで。
考えてみれば浪人生活を送らなければそこで調理の道に進もうと思わなかったわけで、するとフランスに行くこともなかったわけだし、人生何が待ってるかわからないなと。
いまではキャリアといったものは自分にはほぼなく、何ができるのかもほぼ見せる機会もなく、誰でもできる、取り換え可能な人材が充てられる仕事しかしていない日々。実人生において仕事でなんらかの成果を出そうという生き方はすでに諦めていて、それ以外の処で自分なりの生きがいを見いだしていられればそれで満足という境地に自分を置くようにしている。三十になる前に気分的には隠居・隠遁しているような形だったわけだし。
結婚もしていない私は、すでに余生を送っている気持ちになっているまである感覚。
と、話が横にそれたわけだけど、1時過ぎまでVtuberさんのアーカイブ配信を視ていた。
1時。もどした干しシイタケを味付けして煮て、きぬさやを塩ゆでして、鮭を焼いて、錦糸玉子をつくって、ごはんを炊いて、酢飯の準備をして、最終的に合わせて、あと桜エビもトッピングする。午前一時にちらし寿司を作る人。自分でも変わってるよなと思いながら、二合の米で三皿分つくる。一皿は自分の夜食兼朝食に(これははたして夜食なのか、次の日の朝食なのか?)、一皿を親に(半分ずつわけてもらう)、もう一皿を自分の夕食に。
あとお味噌汁を作る。具はわかめとたまねぎと麩。白味噌と米味噌の合わせ味噌で。
反省としては、しいたけはもう少し味付けを濃くしてもよかったみたい。きぬさやの食感はぱりぱりで噛んで心地いい。桜エビにすこし塩をして味を引き締めるとよかったかもしれない。錦糸玉子はもっと多くてもぜんぜん構わない。酢飯はふだん一合分くらいしかつくらないから、酢の量の目算を誤った。追加で酢を足したけど、それにあわせて砂糖と塩を足さなかったのでバランスとして酢が多くなってしまった。量の調整は計画的に行うべきだなと。
しかし朝、起きてきた親が食べたところ、かなり好評だったので及第点はもらっただろうか。桜エビ。こちらは海なし県だし、新鮮なのは求むべくもなく、ボイルされたものを買ったけれど、普通においしく食べられたのでよかったのではないか。
食後、Switchで『ペルソナ3ポータブル(P3P)』(リマスター)のつづきを遊ぶ。主人公のレベルがひとつだけあがる。レベル16。まだ五月末。お金をできるだけ貯めて、レベルも上げて、来るべき満月の日のイベントをこなせるようにしておきたい。難易度ノーマルだけど、以前PSPで遊んだときはもっと簡単だったように思うので、油断なきようにしなければ。
8時半就寝。昼3時起床。
寝ている間に夢を見たらしい。長崎辺りの港町に団体旅行に行って、そのままわたしひとりそこから抜け出してしまう。そこは岬に当たっていて、最寄りの鉄道駅は終着点。一時間に一本も来ない電車に乗って一時間ほど行くと、大きな街に出て、そこから先は交通の便もよくなっている。わたしは自分が人に捜索されていることを知っていて、その網の目を掻い潜りながら、所持金ギリギリの額をはたいて、大きな街までの切符を買って電車を待つ。一人ホームで待っているうちに、電車がやってくる。最後尾に乗り込んだ私は、ぼんやり車窓の外を眺めていたけれど、そのとき向こうの車両から学生が手招きしてわたしを呼んでいる。わたしはさそわれるようにそちらに向かい、すぐに打ち解けていろんな話をするうちに時間はあっという間に進んで大きな街に到着する。学生さんたちと別れて、ひとり街を歩く。途中警察含め、人が私を探している気配を感じて物陰にひそんだりしながら、あてもなく街をさまよっていた。そのままいつしか目覚めて、起きてから夢を思い出してなにか懐かしい思いに駆られた。
わたしは高校時代電車通学だったのだけれど、どうもそのころの印象が喚起されたらしい。夢では今の自分の立場や年齢を超えていろんな環境に身を置くことになるから面白い。いい刺激になる。ちょっと若返った気分にもなる。
覚醒してから、階下に降りる。
夕食は朝に作ったちらし寿司。パックに残っていた桜エビを残り全部載せてしまう。桜エビ。癖がないので、いい風味を感じながら食べることができた。やはり量があったらあったで美味しいものだと感じる。朝と同じお味噌汁を合わせる。
入浴後、先日に引き続き、永井真理子さんのアルバム曲を流しながら、部屋を暗くして目を瞑ってゆっくりする。「Fight!」とか「23才」とか、聴けば若い頃に曲を聴いて感じていた情感がありありとよみがえってくるようだ。懐かしい。
6時前に『シアトリズム』を遊ぶ。モンスターコレカが全部そろったという実績が開放される。リズポは260,000pt突破。ペースはほんとに落ち着いた。これくらいでいい気がする。
コーヒーをドリップしてゆっくり楽しみながら6時半を待つ。6時半、仕事へ。
昨日の朝買い物に行ったのを、一緒に働いている人が見かけたらしい。二軒目だったのでろくなものを買っていなかったから買い物かごを見られたかなとちょっと恥ずかしかったので、ついでに、そのときのレシートを見せて話題にしてみた。森永のアーモンドクッキーとかチョコチップクッキーとか、塩漬けわかめとか、おじかソースの胡麻ドレッシングとか、そういうのを買っていたんだけれども。
その人もちょうど昨日親族の集まりにちらし寿司を作ったらしく、その人は4合を二回に分けて計8合炊いてしいたけ・かんぴょうなども入れて作ったということだった。わたしが2合で作ったというと笑ってらした。どうせ作るなら沢山作ればいいのにといわれるが、毎食同じものを食べるよりもできるだけ違うものを食べたいし、作ってみたいと思うし、買う食材の分量も基本一人分ないしプラスアルファくらいだから多く作るキャパシティはないわけで。
しかし手間を考えれば一人分を作るのも数人分を作るのも同じなんだけれどね。一人分が作れるならば大人数のものも作れるというわけ。逆に一人分で作る方が面倒というまである。
しかしア・ラ・カルトで単品料理をひとりひとりに作るのも普通に調理ではするのだから、手間はかかるけれど逆にその手間が面白いということはある。
そういえば東京のレストランに4人で入ったときに、コース料理でそれぞれ違うメニューを頼んだら、統一してくださいっていわれて、そんな経験はじめてだったから驚いた。それまでに五十店舗くらいお店に行ってたけど、そんなことをいわれたのは初めてだった。
店側の都合の押し付けか、と。同じようにコース料理で全員ちがうメニューを頼んでも快く応じてくれるお店ばかりだったから、店の質という点でわたしは日本のレストラン全般に不信感を持っている。サービス係のひとりひとりの動きにも洗練されている部分が甘かったりすることが散見されるし、所詮他国の二番煎じだからこれくらいでいいだろうと思ってしまっているのかなと感じられてしまうと、料理が楽しめなくなる。
東京でも店内の雰囲気などで心地よいと思うことよりも、これはどうかと思うこと
に出くわすことがしばしばだったから、いまはもう高級店に自分から進んで入りたいと思わなくなってしまった。
もういいかなと。
きょうから四連勤。まだ初日なので飛ばしすぎないように気をつけながらぼちぼち励んできます。
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